今年の2月19日は旧暦で1月1日、この日は雨水(二十四節気)です。
農家によっては早々に干し芋加工が終了した農家もあれば、お彼岸の頃まで続く農家もありますが、今シーズンの干し芋作りも産地全体でみれば、だいたい終わりに近づいてきました。
蒸しが終了する日が近づいて来たことを、ほしいも産地(茨城県)の言い方では、「先が見えてきた」と言います。
2014年干し芋シーズンも、産地全体では「先が見えてきた」状況です。
今年の冬は加工当初の12月から冷え込みが厳しく、原料芋の持ちが心配でしたが、雨はあれど、雪になることがほとんどなかったことと、ほしいもにして甘い原料芋は保存性も良いことから、気候の割には傷みが少なく、良い結果になりました。
干し芋作りは一年がかりですから、3月からは畑と育苗の準備がもう始まります。
蒸かしが終わった農家は片づけを済ませ、つかの間の骨休みですが、加工真っ最中の農家は、二足の草鞋になります。
自社の有機農園も蒸かしが3月までかかりそうです。
2014年度と2015年度が並走しそうですが、まずはここからラストスパートです。
福井 保久
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