今年の3月6日は旧暦で1月16日、この日は啓蟄(二十四節気)です。
啓蟄は24ある二十四節気の中でも比較的よく知られている節気ではないでしょうか?
「冬籠りの虫が這い出る」春を実感できる大好きな二十四節気です。
3月に入ると干し芋産地では畑に、田んぼに、農家が農作業をやるために出始めます。
毎年この姿を見ると、虫たちだけでなく、私達も啓蟄だなあと感じます。
それ以外にもこの時期は春を実感できることがたくさんあります。
秋に種を蒔いてあった野菜の新芽が出てきますし、朝、鳥のさえずりもいつの間にか聴こえることに気づくのもこの時期です。
鳥たちはもっと早く春を告げていたのに、春を実感するまで聞く耳を持っていなかったのかもしれないですね。
また、先日畑でキジを見かけました。
ほしいも産地には意外とたくさんのキジがいますが、冬の間おとなしくしていたキジたちも活発になってきたようです。
農家は3月が新年度のはじまりまです。
また一年がかりの干し芋作りがはじまりました。
福井 保久
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