今年の3月5日は旧暦で1月24日、この日は啓蟄(二十四節気)です。
啓蟄は冬眠していた虫たちが活動を始める頃を差します。
たしかに、この日から春分までの間には時折暖かい日があります。
そんな日の日中は虫たちが目ざめて来る姿を思い浮かべます。
とは言うものの、実際は寒い日の方がまだまだ多い時期です。
干し芋作りはだいたいの農家で終了し、干し場の片付けや、七つ道具を整備、加工場の片付けをしています。
それと共に、冬の間眠らせていた畑に行き、土作りを始めます。
タツマの有機農園でも片付けと共に、畑作りをしています。
昨シーズンの干し芋は仕上がったばかりですが、それらの出来具合から、品種ごと、畑ごとに品質を検証し、今年の作付けを決めて、それに合わせた土作りです。
虫たちがこれからの活動の準備をしているのと同じで、今から苗を植えるまでの間の畑の準備はとても大切です。
上手くいった事、上手くいかなかった事、両方の経験を踏まえて、たい肥作り、自家製肥料作り、輪作の麦の鋤きこみ等を進めます。
福井 保久
〒424-0846
静岡県静岡市清水区木の下町327-3
TEL:0120-3000-18
FAX:0120-3043-18
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