今年の12月22日は旧暦で11月16日、この日は冬至(二十四節気)です。
11月は全国的に温かい日が続きましたが、干し芋産地は、12月に入っても暖冬気味で、なかなか干し芋日和が続かなかったのですが、流石にこの冬至の頃になると冬らしくなってきました。
一年で一番日が短い冬至までは、当然ですが干し芋が乾く時間が短いということで、これまでの晴天が続かない天候と相まって、思ったように干し芋が仕上がらない苦戦状態でしたが、これからは天気に期待出来そうです。
何といっても寒さと晴天は干し芋にとって品質を高める重要な鍵です。
原料芋が生育中の夏は猛暑で、それが影響して育ちが悪かった品種(いずみ種など)もありますが、主力の玉豊(たまゆたか)と紅はるかは、暑さに負けず、雨が多かった秋が好影響となり、なかなかの原料芋に育ちました。
その原料芋の良さを引き出すのは、その農家の加工の仕方もありますが、お天気も大事です。
今年度の干し芋加工は、いよいよ最盛期となります。
これからが楽しみです。
福井 保久
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