福井保久の二十四節気考

今年の5月20日は旧暦で4月13日、この日は小満(二十四節気)です。

除草剤を使わない有機農業では、サツマイモ栽培の場合、農作業の半分は草取りと言っても過言ではありません。

育苗期間もほぼ毎日草取りが日課でした。
今はその苗場から切った苗の定植を行っていますが、定植をした畑は一週間もすれば草が生えてくるので、またすぐに除草の対象になります。
農作業の半分は草取りと言いましたが、苗が根付き畝を被うまでの初期除草は中でも非常に大事で、ここから2カ月は手取りと簡易機器での除草が一日のほぼ全ての農作業になります。

サツマイモのために作った肥えた土は雑草の格好の栄養になるし、日が長いお日様と、それによる高温多湿の夏の気候、これもサツマイモにも雑草にも恩恵です。
だから毎日草取り、草取りとなります。

福井 保久