福井保久の二十四節気考

今年の6月5日は旧暦で4月29日、この日は芒種(二十四節気)です。

先週台風1号が発生しました。幸い、雨にも風にも植えたばかりのサツマイモ苗が影響されることはなく、すぐに通常の農作業に戻れました。
その通常作業は、苗切と定植で、もうすぐ終わるところまできていますが、何故か苗の育ちが今年に限って遅かったシルクスウィートはまだ植え始めたばかりなので、その苗が育ち次第すぐに植えて、今年度の定植がようやく終了となります。

ここまでは、雨の日は苗を切り、晴れたら植えていましたが、この先は畑の除草をどんどん進めたいので、少々の雨でも草取りに出ますし、梅雨の長雨が恨めしくなります。

夏日が普通の気温となり、たっぷり水を含んだ畑に植えられた苗は、梅雨明けまでの時間で根を張り、茎をのばし葉を広げていきます。真夏に光合成でたっぷりの養分を蓄え実を実らせる準備期間です。
苗場では赤ん坊、植えたばかりは幼児で、それが育っていくということです。

福井 保久