福井保久の二十四節気考

今年の9月7日は旧暦で8月5日、この日は白露(二十四節気)です。

休耕畑は緑肥作物で土壌改良しています。主にイネ科のソルゴを活用します。
ソルゴが育つ際には、その土壌の過剰な肥料成分を吸い取りながら生長するので、土壌に含まれている成分のバランスがよくなり、また、育ったソルゴを鋤き込むことで有機物として畑に還元することになります。
そのソルゴはいつもなら2m程に伸びるのですが、今年は3m以上にまで背が高くなりました。
また、畑には隣との境の目印として、ウツギや桑などの境界木が植えられているのですが、それも3m超えるまで成長し、しかも枝葉を大きく繁茂させました。 改めて今夏の暑さが身に染みる景色です。

暑さに強いモノはその恩恵を受けて大きく強くなる。
逆に暑すぎて枯れるような状態になる野菜も見られた夏でした。

福井 保久