福井保久の二十四節気考

今年の9月22日は旧暦で8月20日、この日は秋分(二十四節気)です。

残暑が長引いて秋らしさを感じないとか、秋が短いと言われるのが当たり前になってきていますが、昔よりも気温が高いことを割り引けば、処暑の頃からやはり季節は変わってきています。

今の暑さはあの猛烈な暑さではないし、台風とそれ以外の雨も多く、畑では芋虫に喰われたサツマイモの葉が色褪せてきたし、雑草も勢いが弱まり、虫の鳴き声が聞こえはじめました。すっかり秋の畑です。
そして田んぼでは稲刈りがだいぶ進んできました。

有機サツマイモ畑も収穫の準備に入ります。
その最初にして最高に手間が掛かるのは、草取りが間に合わず抑草できていない畑の雑草を、芋のつる刈りが出来る様に整えることです。
その畑に行くとまた暑い夏を思い出します。

福井 保久