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グランドホテル
ある閉ざされた空間(時間)の中で起こる世界を描いた古典だと
予備知識がありました。
客にとってのホテルという非日常は、ホテルマンの日常が支えています。
客は非日常の舞台でも、そこでは日常のエッセンスを振る舞います。
積み重ねてきた思考と行動や癖、性格、
意識するしないは別として個性として現れます。
非日常のホテルでも、日常でも、どんなことが起きても、
連綿と続く世界のひとこまであることが強調されていました。
道徳的な言い方をすれば、だから出会った人やコトを大事にしよう。
ということでしょうか?
もうひとつ、気になったのがお金です。
お金は偉大な発明品です。
お金は便利なモノです。
それだけなのに、それ以上の価値を感じてしまう愚かさを、
お金が主役になってしまうという
とんだ勘違いから逃れがたいジレンマを描いてもいました。
大地のうた
映画の作り手の経験と知恵と感性が結集された映像が、
これほど力を持つものか!
自然、人、その感情、生き物、移り変わり
ものを言わない映像は、心に深く訴えかけてきます。
そして、物語は貧しい一家族の日常です。
幸せか不幸せかは、そこに留まっているときにはわからないものです。
この家族は、不幸の真っ只中から幸せに向かう一歩を踏みました。
後からみて、この行為はどっちになるのかはわかりません。
不幸だと感じていた頃が実はとても幸せだったと気づく。
よくあることですし、自分もそう嘆いていた過去を、
この映画のラストで強く感じました。
ささいな、同じような日々や、
ちょっと悩ます出来事のようなイライラする日々は
“このままで良いのか”“いつになったら良い日がくるのか”
なんてことを想いながらの生活が、実はここに幸福がある・・・
そんな解かりきったことが解かっていない。そんな映画でした。
だけどそれは、現代の日本に住んでいるから言える台詞かもしれません。