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配達されない三通の手紙 1979日 野村芳太郎
狭い世界に生きていて、近い仲ほど愛も憎さもあって、
やりきれなくなるのですが、「殺人」という一線はどんなことがあっても
越えられません。
この事件も、殺意は持ってはいたかもしれませんが、偶然におきた事件でありたい。
ただ、偶然とは、殺人をして良い位に高まった殺意(この時点で一線を越えているかも)
があったということでもあるかも。
登場人物の、些細な描写=苦悩・クエスチョン・決意が
きめ細かく表現できています。
もちろん原作も脚本もサスペンスとして楽しめます。
特に、最後に登場の竹下景子の設定の妙が特筆です。
舞台が萩というのも良いですね。
名門の雰囲気を後押しするし、松坂慶子のキャラクターも引き立てます。
ラスト近くで、長女が父親を責める言葉があります。
これは、日本的な感覚から脚本に入れられたのか、
原作からの引用かはわかりませんが、
とても意味が深い言葉です。
上流階級だからの悲劇を指しててる、庶民になった長女の発言です。
「わからないでしょ」と言い放つのですが、
階級は一見するほど不平等ではありません。
だから、どちらもわからないのです。
日本人が感じえない部分ですが、戦後捨ててしまった大事なことを考えさせる、
1シーンでした。
日時: 2009年05月11日 06:47