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夜 1961伊仏 ミケランジェロ・アントニオーニ
一組の夫婦が、幸せで恵まれていると誰もが思っている夫婦が、
共通の友人、死期が近い友人をお見舞いに行ったところから、
その夜そして、夜明けまでの二人を映しています。
二人の心を語るよりも写してゆきます。
(正確にはもう一人加えた三人、妻のジャンヌ・モローを中心に)
写しだされる映像は、比喩的な表現ですから、受け手次第なのですが、
この夫婦が過ごした日々の空虚、すれ違い、愛が枯れてゆく様は紛れもなく伝わります。
私としては、夫婦を築けなかったとしたら、お互いに非があると思うのですが、
どちらかが深く傷ついているとしたら、
そこに注目するべきです。そこに何か重要なものが隠れています。
ただ、夫婦の間だけの愛のことだけを語っているわけではないようです。
夜が明けた朝に、昨日から夜にかけての描写と夫婦になってからの、
妻の心が語られます。衝撃です。
映画は、人の愛を語り、終わりますが、
観ている一人として、二人はこの後も生きてゆかなければならないことを、
気にしてしまいます。
どうするのだろう?
少なからず自分にも似た生き方をしてきたからそれを感じるのでしょうけれど。
映像を観せられ続けてきたのですが、映像よりも重い感覚がずっと残る鑑賞後です。
やはり映像は比喩で、心に感じるものを植える意図がこの映画にあったように思います。
日時: 2009年06月19日 06:22