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歌麿をめぐる五人の女 1946日 溝口健二
戦後の日本は国をあげての努力で、素晴らしい国に復興しました。
こと経済に関しては、全員が必ず生きてゆけることを実現した国です。
ここまで底辺が上がって誰もが、食べることにも困らない、
文化も求めれば誰でも手に入れられるという楽園のように発展しました。
ただし、文化の最高(といったら語弊があるかも)をになう人と、
それを解る人達が居るところがなくなったと感じます。
この映画や同じ溝口監督の「元禄忠臣蔵」を観ると、
日本人であることを確認します。
よくもわるくも描かれているので、直それを感じるのでしょう。
そして真骨頂は、再現です。
魂がこもっているかの映像は、心に響くのです。
それは、セットの忠実さもさることながら、演者も本物追求、
時代考証も出来うる限りだからでしょう。
底流には、人の性があります。これも当然ひきつけられます。
だけどいつも溝口映画で最も引かれるのは、
溝口監督がどうやって製作したかの意気です。
多くの知識で溝口映画は名作だという前提があるから
それを感じるのかもしれませんが、
そうではない、「さあどうだい」という声を感じるのです。
今なるべく多くの映画を観ようとしていますが、それは、
隠居して余生をすごす段階で、もう一度観ておきたい映画を選ぶためのような気が、
こういう映画を鑑賞すると感じます。
日時: 2009年08月05日 06:41