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25ミニッツ 2005丁抹 ラオリツ・モンク・ベターセン
テンポ良く進みます。これは主題とした「25分間」
で人の命が尽きることから、
冒頭からそのスピード感を演出したからでしょう。
そして、この25分以外にも、母親の2週間の余命も
展開の速さからリアリティーを感じます。
賢い兄は、犯罪に長けていて、それもこの作品の前半を惹きつける一因です。
それも効いて後半は、実際の命のかかった人の尊厳価値と、
生まれてきてから現在に至るまでの過程での、
自分が自分をおもう価値観へ、と作品のテーマが掘り下げられます。
前半の娯楽性に加えて、後半の、兄弟で違う父母との心の葛藤は、
後半はこのテーマが主で、それを活かす前半だったように感じます。
弟は、親を愛していたし、弟も愛されていた実感があります。
兄は、親は愛していたでしょうが、兄は愛されていない空虚で一杯です。
母親の愛を欲しさに、犯罪を犯します。
そして、兄は今まさに人の親になるとき、というその時に犯罪を犯します。
親へのあてつけか、親になることの不安か、それ以外にも心の葛藤があって、
生きる道を探しているようです。
この映画の一番の注目が兄の40年近い人生です。
彼は何をもって生きてきたかでした。
日時: 2010年02月01日 07:06