月別記事

ブログ 今日のいもたつ

月に囚われた男 2009英 ダンカン・ジョーンズ

100709blog.jpg

怖い映画でした。
マトリックスのように自分は自分なのか。

それよりも、
切ない映画でした。

人は人のために科学を進歩させること、
クローン、鉄腕アトム、コンピューター・・・
その行きつく結果は。

それらが、人に近づいた時に悲劇が起こります。

遺伝子組換え食品を作って、人類は食料難から解放されると、
アナウンスして、
何十年かのことはお構いなし。

この構図が近未来で描かれます。
それがもっと巧妙になって。
この巧妙になる結果を目の当たりに匂わせる所に、
私はこのSFの旨さを感じました。

【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】

日時: 2010年07月09日 07:16