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有機サツマイモの種芋
有機栽培に認証には、あたりまえですが、数々のハードルがあります。
ポイントのひとつは、「汚染」です。
「汚染」というには大げさかもしれませんが、
有機栽培のものが、一般栽培に触れることもないように管理します。
有機干し芋の原料の有機サツマイモは専用のコンテナで収穫します。
有機種芋も昨年までは専用コンテナを使っていましたが、
今年は米袋を使うことにしました。
その米袋も一般栽培の玄米が入っていた袋は使いません。
有機栽培の玄米が入っていた袋を使っています。
「そこまで(厳密)するの?」
と思われるかもしれませんが、
だから有機認証は信頼できるということです。
キュアリング
サツマイモは、穀物と違い、保存に難ありです。
保存性を高めるために、キュアリングということをします。
35度~40度、湿度100%で60時間~72時間(もっと長くてもOK)
の中にサツマイモをおいておくと、表面にコルク層と呼ばれるものができて、
保存性が高まります。
干し芋農家では、サツマイモを蒸かすためのボイラーの蒸気を利用して、
キュアリングする農家がたくさんいます。
丁度キュアリング終了の農家です。
サツマイモを一気に冷ましたいために、
夕方終了させて、外気にさらします。
キュアリングをしておいて、ビニールハウス内の保管だと、
かなりの寒さでも理論上は大丈夫です。
畑を測って収穫です
有機栽培では、隣の畑の農薬の飛散を考慮して、
緩衝帯というものを設けます。
緩衝帯で収穫された農産物は、有機栽培で育てても、
有機栽培としないという決まりがあります。
そこで自社農園の有機干し芋の有機サツマイモの収穫も、
緩衝帯はきっちりと測って別収穫しています。
花のあと 2009日 中西健二
静かにあくまで静かにはじまり、終わりました。
藤沢周平の世界を伝えるためです。
ほぼ止まっているシーンを多く使い、つなげて、
無駄な説明は省いて、綺麗な仕草と表情、
自然を時の流れで映し、深い物語としています。
しっとりと心をとらえてくれました。
ヒロインは花の季節に「ではまた」と言って別れた理想の男と、
その後一度剣をまじえることが出来ただけでした。
しかし一年が経ち、ヒロインには、
理想ではないけれど、素敵な男が待っていました。
この男を魅力的にしたのは、
ヒロインと花のように散った理想の男だったのでしょう。
おとうと 2010日 山田洋次
市川昆監督の「おとうと」とはかなりアレンジが違いますが、
姉が持つ複雑な気持ちはどちらも同じです。
美しく、強く、やさいい姉。
弟はこっちヴァージョンの方が2枚も3枚も上手のダメぶりです。
人が死に直面した時、逝く方も看取る方も、
その瞬間は長い人生がどうであったかが問われるでしょうけれど、
人なんて元来過去を忘れる動物ですから、
その瞬間はその場の出来事です。
死はコントロールできませんが、死と向き合うことで、
最後の時を、その場に居合わせる人、
できれば必ず居て欲しい人と一緒に「さようなら」を言いたい。
それはとても幸せな人生を送った証になるでしょう。
市川昆監督のおとうとも
山田洋次監督のおとうとも幸せでした。
9 9番目の奇妙な人形 2009米 シェーン・アッカー
人が作ったマシンと人が争い、人が滅びました。
9人の人形は残ったマシンと戦います。
映画の中で人形のひとりが「尻ぬぐい」と言います。
人がしたことは大抵ろくでもなくて、だれかが尻拭いしている。
下手に頭が良い奴がやると効率が良いだけに厄介になる。
そんな声に聞こえました。
アニメ(CG)ですが、
壊れた世界がディテールまで質が高く、
動きは圧倒されます。
技術は進んでいますね。
瞳の奥の秘密 2009西/亜 ファン・ホセ・カンパネラ
サスペンスタッチと二組の愛の映画です。
若い妻を殺害された夫はその純粋な愛のために、
25年間を生きます。
その夫婦に係わった男は生涯にわたり自己に影響を受けています。
25年間夫婦の事件とともに生きました。
そして25年後自分の愛を求めはじめました。
サスペンスタッチをスリルとして感じますが、
それよりも二つの愛の表現に人の生き様を感じます。
若い夫婦と主人公はラスト違う道になっていますが、
人を愛することの尊さは観る者に純粋に語ることにかわりはありません。
大事な大事な今を認識させてくれる映画です。
サッポロクラシック
北海道限定ビールを頂きましたので、早速試飲です。
このブランドは20年くらい前に市販されて、すぐに、かなりの量を飲んだ記憶があります。
正統派ビールですが、テイストはかなりマイルドです。
このかなりという部分は個人の感覚でしょうから、
これくらいが良い塩梅なのかもしれません。
濃いような苦いようなクセがあるようなビール好きには
マイルドに感じますが、飲み続けても味が隠れない造りになっていることも感じました。
映画講座2010秋第二回
恒例の小沢さんの映画講座の2回目です。
今年は春と秋の開催です。
先週の第一回は干し芋産地に行っていたため
残念ながら欠席でした。
今回の講座は、映画音楽を絡めた解説で、
先週の洋画に続き今週は邦画です。
昭和30年代が中心の「歌謡映画」というカテゴリーです。
歌謡曲の映画化です。
映画全盛時に1本立てから2本立てにする時に、
もう一本を手っ取り早く撮影するために生まれたカテゴリーのようです。
昭和30年代の邦画は、私がよく観ている年代なのですが、
カテゴリーが全く違う。
こうもすれ違いで、この年代の見たことない映画ばかりが登場しました。
個人の好みとはこうも異なるんだと痛感。
最も歌は超有名なので、ほとんど全部知っていましたが。
普段見ていない映画を部分部分ですが、鑑賞できて楽しかったです。
第九地区 2009米 ニール・ブロムカンプ
人権、貧困、病気、差別、憎悪、戦争、
世界に渦巻いている問題をエイリアンに置き換えています。
エイリアンとしているから冷静にみろことができます。
鑑賞中自分はどっちの立場か、どっちを望むか、
どっちの態度をとるか、頭を巡っていました。
オープニングのリズムが良くて、
参考になります。
もう一度鑑賞するとしたら、
もっと細かく、注意深く、冒頭を見てみたいと思いました。