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オーケストラ 2009仏 ラデュ・メヘイレアニュ
クライマックスのヒロインの演奏シーンだけでも鑑賞の価値があります。
表情とバイオリンを弾く姿で、自身の心と、
オーケストラの姿と、ラストに至る経緯のこの映画の芯も
表現します。
基本はコメディですが、
ソビエト時代のソビエトと東欧の芸術家の身の置き方や、
その後の今の彼らが自然と描かれています。
ちょっと辻褄が合わなくなる(個々の考え方しだいですが)
それを気にしなければ、家族や夫婦愛、友情も盛り込まれた作品として
楽しめます。
キャタピラー 2010日 若松孝二
久蔵は手も足も失い、精神も錯乱して帰還した。
お国のために尽くした軍人として軍神と祀られた。
しかしそれは、
お国のためでなく、私利私欲の結果だった。
太平洋戦争に大義名分は、久蔵が軍神として祀られるのと同じ構図です。
大日本帝国が引き起こした戦争は、私利私欲でしかなかった。
妻(寺島しのぶ)には、軍神久蔵と過ごす日々が待っていました。
戦争で日本が強い時から敗戦まで。
軍神久蔵を時にあがめ、時に憎み、時に自分を恥、
時に・・・。
妻の姿は当時の国民です。
国が総てをあげて行った戦争は、
久蔵と同じ姿に、心になっただけでした。
妻はただただ時が過ぎるのに合わせて必死で生きるしかなかった。
あの戦争を一組の夫婦の姿として映します。
大きなフレームで全体を映すのではなく、その裏側にあるものを、
夫と妻の悲劇の生活になぞらえて、身近に実感できる生活観として、
訴えてくる映画でした。
芋ほり、収穫の手伝い
仲が良い干し芋農家の芋ほり、収穫の手伝いです。
ご主人が具合悪く、娘さんもここのところ体調がよくなく、
芋収穫は一番の重労働なので、手伝いです。
お茶にお昼に至れり尽くせりでかえって恐縮です。
たまに違う農家との農作業も楽しいものでした。
茨城の農園も芋堀りがはじまります
長砂農園前のつる刈り数日おいた安納芋です。
どんな育ち具合かドキドキものです。
周りの干し芋農家はだいぶ芋掘りが進んでいます。
回りよりも1週間遅れでの芋の収穫です。
幸い天気はよさそうな1週間なので、さぁ追い込みです。
簾(すだれ)を処分
芋堀りとともに、干し芋作りの準備を進めています。
芋を保管しはじめると、
とたんに場所が狭くなります。
昨年一度も使わなかった、壊れている簾を、
いよいよ処分しようということになりました。
暇な時期にやれば良いのですが、
切羽つまらないと、こういうことはできないものです。
ついつい勿体無いが先に来てしまいます。
時期はずれ?キュウリ
時期はずれですが、大きくして漬物にしたいですね。
漬物にしたいのではなく。漬けてもらうのが正確な表現です。
夏は浅漬けにして、
寒い時は古漬けにするのが体にも合っているそうです。
今年の夏、大きいキュウリを切って干してから、
漬物にしました。
とても美味しかったです。
そのまま食べるには大きくしないですが、
キュウリは大きい方が美味しさがあるようです。
古漬けでしたら、大きくてもOK、楽しみです。
芋掘りして検証
干し芋のサツマイモの芋掘りも産地全体でまだ序盤ですが、
だんだんと今年の状況がわかって来ています。
どちらかといえば不作です。
不作にも色々ありますが、現状では小さいサツマイモでの不作の傾向です。
夏の日照りで大きくなれなかったのか、暑すぎたのか、
一年ごとに気候は違うので、はっきりとはわかりませんが、
夏の影響であることは間違いありません。
サツマイモのつる
干し芋用のサツマイモの収穫までの準備で、
緑肥作物のクロタラリアを刈り、畑回りに集めます。
続いてつる刈りをやるのですが、
サツマイモを傷つけないように、
芋掘りがスムーズに行くように、
刈りながら、整理もします。
活きが良いつると葉っぱのサツマイモは、つる刈り後もなかなか大変。
有機の畑では、葉っぱがかなり食べられた畑があり、
悔しいけど、その畑はつる刈りしても邪魔になりません。
それでは困るのですが。
有機栽培のためのクロタラリア
農薬を使わない有機栽培は、自然をうまく使うことを考えます。
これが難しいのですが、
病気にならない=元気なサツマイモ作り、
虫対策=天敵がいるサツマイモ畑に、
どちらも畑に数えられない位の生物がいるようにするのが第一歩です。
そのために畑回りにクロタラリアというマメ科の緑肥作物を植えています。
そろそろ収穫がはじまるので、それを刈るのが、一番最初の準備です。
今シーズンの干し芋用のサツマイモはどうなっているでしょうか?
畑でなじみの顔と会います
芋掘りが始まると、久しぶりにたくさんの農家と会います。
お互いに忙しい中、今年の収穫を確認し合います。
干し芋作りの時は、干し芋仕入れのために、
毎日のように会うのですが、
畑であうのはこの時期と植える時です。
干し芋のサツマイモの収穫がはじまったばかり、
どうもあまり良くなさそうという感じの会話です。