ブログ 今日のいもたつ

2010年10月

木に学べ 西岡常一

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樹齢1000年の木を使ったら、1000年持つ建築を造る。
そうでなければ建てかえられません。
本に書かれているより、すごく簡単な表現にしてしまいましたが、
これは道理です。

すると、何千年?何億年?もかけてできた、
石油や金属を使って建てた建築は半永久出なければなりません。
これは私の屁理屈ですが、
この本はそんなこまで=人の生き方
考えを深く持った著者の想いに触れることができます。

「飛鳥時代に戻った方が良い」というメッセージがあります。
私たちは1300年前より進歩している、優れている。
という考え、ほとんど盲目的に自負していますが、
効率を良くする術を身に付けただけかもしれません。

その分精神は自然に対して畏怖がない。
それを気にかける本です。
だから、今は自然に対して貰いすぎもわかります。
そしてそれは最近ではなくて、
飛鳥時代よりも鎌倉時代、それよりも室町、江戸、そして今と、
貰いすぎは今に始まったことではないけれどエスカレートしています。

これらは私見です。
これら以外にも、著者は哲学を語る意志なく、
語られたことは哲学です。しかも体験からの言葉です。
その言葉も綺麗な言葉と話でつなげてはいません。

良い本でした。

【いもたつLife】

日時:2010年10月11日 07:59

有機栽培の条件は厳しいです

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有機栽培内の畑はもちろん無農薬・無化学肥料ですが、
回りの一般の畑からの、農薬等の飛散や、
水や土の流れも対策が必要です。

水と土の対策は土嚢です。
隣の畑との段差が大きいと(有機の畑が低いと)
大雨で水や土が流れ込んできますから、
土嚢を積んで、流れを変えてやる対策が必要になります。

そのための土嚢です。

【芋日記】

日時:2010年10月10日 09:29

野口雨情

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知らないのは怖いし、恥ずかしいですね。
野口雨情が茨城県出身とは。
もう何十年も茨城とお付き合いしているのにです。

茨城県も広いので、県南の方はなじみがないのですし、
ここ北茨城にもほとんど通るだけでしたから無理もないのかも。
だけど、もっと色々なことに興味を、もっと深く持ちたいものです。

知らないより知っている方が良いし、
ひとつを知ると自分の中で広がりますしね。
今回の野口雨情も自分が思っているよりも
すごい人だったことがわかりました。

【いもたつLife】

日時:2010年10月09日 08:25

田んぼのカエル

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有機栽培の田んぼで、コンバインを使わない稲刈りだから、
田んぼやバッタがたくさんいました。

雨の後なので、泥にまみれていたのか、
擬態していたのか、緑ではないカエルをたくさん見かけました。

有機ほしいものサツマイモ作りでよく思うことですが、
畑にサツマイモのつるや葉っぱしかないのは不自然だということです。
有機栽培を始める前はそれに気がつきませんでした。

カエルやバッタは安全な米の証です。

【米探訪記】

日時:2010年10月08日 08:13

棒がけ仕立て

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稲の茎がまだ青いのがわかります。

天日干しのよさは、稲の穂がここからますます熟成して行くことです。
稲の茎に残った養分が枯れてゆく過程で、穂に送り込まれます。

コンバインを使えば、一気に稲刈り、脱穀、そして、移動も簡単です。
天日干しは、刈り取り、棒を立てて稲を掛け、3週間~1ヶ月の時間も掛かり、
そこから脱穀、運ぶのも大変・・・。
だけど、味が違います。

晩秋の日本の原風景でもあります。

【米探訪記】

日時:2010年10月07日 07:46

抑制畑

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この人参畑は、雑草が生えてきません。
人参の種を蒔く前に、畑の表面を、
EM菌のぼかしと米ぬかと、そこに生えていた雑草で、
たい肥を作るように発酵させたからだそうです。

草の抑制と、人参の肥料と、一石二鳥の技ありです。
頭の良い人、しっかり考える人はいるもので、
尊敬します。
有機ほしいものサツマイモ畑でも応用できるか試してみます。

【米探訪記】

日時:2010年10月06日 07:46

手作り農機具

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有機米農家で見せてもらった手作り農機具です。
全ての作付けが有機栽培でしかもすべて天日乾燥している、
素晴らしい農家です。

栽培も随所で工夫していて、この農機具もそのひとつです。
機械除草の農機具です。
通常は田植え機の通り道しか除草できないのですが、
通り道だけでなく稲と稲の間も除草できるように、
改良されていました。
しかも手作りなので、既成の除草機にプラス数万円の材料費だけがコストとのこと。

同じようなものを農機具屋に頼むと150万円ほどとのこと。
大したものです。

【米探訪記】

日時:2010年10月05日 08:10

米沢牛

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今年の東北コメ農家回りのでは、
宿が、山形県と、山形県と宮城県の県境だったせいか、
米沢牛を2回食べました。贅沢でした。美味しかったです。

またコメ農家回りで、減反のコメが飼料用になる話もでましたので、
それを考えながらの食事でした。

コメを飼料にするためには、そのままではダメで、
発酵させる、炊いたような状態にさせることが必要らしいです。
だから加工も手がけないとならないということです。
コメ農家も単にコメ作りだけでは難しい曲がり角のようです。

けれど、国産のコメが飼料の米沢牛は今よりも、
さらに安全で美味しくなります。
そして食料自給率も上がります。
(輸入飼料は自給率をかなり下げています)
頑張って欲しいです。

【米探訪記】

日時:2010年10月04日 06:23

石ノ森章太郎ふるさと記念館

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宮城県登米市に、タツマにとって大切な有機米の農家がいます。
目と鼻の先に記念館があり、
今年は約束の時間まで見学できました。

サイボーグ009、仮面ライダー世代ですから、感動もんです。
一日いたい程でした。

ちょうどヒロイン展をやっていて、
フランソワーズ・アルヌールの原画が展示されていました。
美しく、芸術でした。

【米探訪記】

日時:2010年10月03日 09:57

みずの実

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秋は毎年、米の視察で東北を回ります。
宿の料理のひとつで出てきました。
山菜です。

とても美味しかったです。
素朴だけど、力強さがあります。

こういう料理は、最高です。

【米探訪記】

日時:2010年10月02日 10:09
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