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木に学べ 西岡常一
樹齢1000年の木を使ったら、1000年持つ建築を造る。
そうでなければ建てかえられません。
本に書かれているより、すごく簡単な表現にしてしまいましたが、
これは道理です。
すると、何千年?何億年?もかけてできた、
石油や金属を使って建てた建築は半永久出なければなりません。
これは私の屁理屈ですが、
この本はそんなこまで=人の生き方
考えを深く持った著者の想いに触れることができます。
「飛鳥時代に戻った方が良い」というメッセージがあります。
私たちは1300年前より進歩している、優れている。
という考え、ほとんど盲目的に自負していますが、
効率を良くする術を身に付けただけかもしれません。
その分精神は自然に対して畏怖がない。
それを気にかける本です。
だから、今は自然に対して貰いすぎもわかります。
そしてそれは最近ではなくて、
飛鳥時代よりも鎌倉時代、それよりも室町、江戸、そして今と、
貰いすぎは今に始まったことではないけれどエスカレートしています。
これらは私見です。
これら以外にも、著者は哲学を語る意志なく、
語られたことは哲学です。しかも体験からの言葉です。
その言葉も綺麗な言葉と話でつなげてはいません。
良い本でした。
日時: 2010年10月11日 07:59