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【SPAC演劇】変身 小野寺修二 演出
躍動するカフカの変身という印象です。
毒虫になってしまったグレゴールと語り部は、役者が入れ変わります。
それ以外の、父、母、妹、支配人、老女、3人の間借り人は役が決まっています。
そして劇は原作通りに進みますが、入れ替わる役者、定まった役者が縦横無尽に舞台を駆け巡ります。
そして舞台そのものも、変化していく、その両方が合いまってリズミカルに、皆でダンスをしながら、そのダンスもパフォーマンス溢れて美しい。
いつも思うことですが、SPACの俳優はみなとても鍛え上げられています。
劇はもちろんカフカの変身なのですが、ダンスの劇でもあるかというほどです。
入れ替わる毒虫と語り部により、原作のエッセンスが抽出されます。
グレゴールは世の不条理の真っ只中に晒されてしまうのですが、そのグレゴールが家族であることで背負う家族の苦悩は普遍的で、他人はそれを横目で見ます。
観客は当然、苦悩する当人にも、家族にも、他人にも自分を重ねます。そして世の中の仕組みの嫌らしさを味わいます。
繰り返しますが、役者は動く動く、舞台も変る変る、グレゴールと語り部もとって変わりながら進みます。実際の世の中も変るのが常です。それを勢いある演出(ダンス)で描かれるが故に、世の中の構造は変らない、人の苦悩も永遠ということが露にされる作品でした。
日時: 2017年11月23日 09:09