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ブログ 今日のいもたつ

いもたつLife

新東名高速を走りました

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噂どおりSAとPAが混んでいました。

道は、全体に高いところを走っているので、
見通しが良い海沿いは景色がよさそうです。
(夜だったから夜景が綺麗なところもありました)

トンネルも広く、2車線でも3車線分のスペースがありました。

【いもたつLife】

日時:2012年04月22日 07:55

帰ってきた日本

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演劇「帰ってきた日本」鑑賞しました。
斬新で懐古という相反する雰囲気です。

母と子の強いつながりが題材になりながら、
日本をとりまく国際情勢を茶番のように演出していました。
難しいけれど、ゾクゾクくる感じです。

舞台は昭和30年代、40年前半くらいをイメージさせます。
仕草は、それよりももっとさかのぼります。
江戸時代くらいまでか。
そこで、番場の忠太郎
それと、懐古な日本人気質が芝居されます。
しかもかなりオーバーに。

舞台セットは壊れた日本で、繰り広げられる劇も過去の日本に似た感じです。
それは未来の日本を現し、
過去に似ていて、でも違うのではないか、という表現です。
そして、未来の日本が壊れていくまでを予言したような内容です。
ここまでが第一部。
第二部は、同じ雰囲気のまま、ユーモアときつい風刺の中で進みます。

それは日本が国際社会の中でやっていることを茶番劇としています。

演劇後に、この演劇の監督、鈴木忠志さんと、
劇団SPACの宮城聰さんの対談でわかったのですが、
これは、原作の戯曲の人物をそのままに、
日本やアジア各国とアメリカにすりかえただけとのこと。
でもまさに日本を取り巻く現在までの情勢そのものになるから、
不思議です。

「帰ってきた日本」という題名からは、様々なことが推察されます。
今が危うい。それは誰もが感じることで、
だからといって単純に過去の日本を肯定するとはいきません。
「帰ってきた日本」は可能性は今よりもあるけれど、
“それだけではつぶれる”そういう強い風刺の劇のように感じました。

劇冒頭は、母と子のやりとりが繰り返し続きます。
母にも子にも、それは生きる源で、
それを確認しよう。という言葉はありきたりですが、
やっぱりそこを押さえることが、
閉塞な日本で個人が粋に生きるコツだというメッセージに聞こえました。

【いもたつLife】

日時:2012年04月11日 07:38

柳家花緑独演会

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現役落語家の中で、トップクラスで、
私としてはかなり好きな、そして実力ある落語家だと思っている
花緑師匠の独演会です。

前座の柳家フラワーさんの「元犬」師匠が「火焔太鼓」
中入り後、見事な大神楽があり、締めは師匠の「試し酒」。
満喫しました。

「元犬」は初めて観たネタでした。

昨秋も花緑師匠の「火焔太鼓」は観ているのですが、
そこからの練り上げを感じます。
志ん生師匠を元に、相変わらずのスピード感が売りです。

大神楽は見事の一言です。
なかなか目のあたりに出来ない貴重な芸とのこと。
27歳で芸歴24年というこれから、
この世界を背負って行く、柳貴家雪之介さんの将来も楽しみになる芸でした。

締めの「試し酒」は、音でしか聞いたことがないネタで、
ライブは初めてです。
こういうネタは、ライブでこそ価値があります。
私が酒呑みということもあり、
苦笑いながらの大笑いでした。

花緑師匠流石のひとときでした。

【いもたつLife】

日時:2012年03月29日 07:40

本物のフィアンセ(グリム童話) spac 演出 宮城總

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幸運にもチケットをもらうことができて、二度目の鑑賞です。
今回は演劇後に、宮城總さんとゲストの作曲家の方との
対談のおまけ付きでした。

流れがわかっているので、もっと細部までみえてくるものが
あるかなと臨んだのですが、
まだまだ本筋を捉えきれないことを感じました。

演劇では、ワンシーンの演技が象徴です。
そこには、様々な意味が込められています。

舞台と演者と音楽の非常に限られた中で。
でも仕草や動きとスピードと、
演者間の間やつなぎ、そして音楽、
そこに伝える術を盛り込んでいるのが演劇です。

映画とは目に飛び込んでくる情報量が圧倒的に違います。
だから観る側に求めるハードルが高いことが、
ここのところspacの演劇をみてきてやっとわかったというのが、
今回の印象です。

内容は、
ごくごく普通に生活する庶民へのエールです。
今生きている自分は歴史に名を残すこともなく、
世界になにかをもたらす存在ではありません。
けれど、世の中は私のためにあります。
そして私も世界のための存在です。

また真実とは何でどこにあるのかを提起します。

それを仏教の無常や
(トークでも言っていたのですが)
他の宗教観絡めて、
言い放つではなくて、
「そうは思わない?」
と投げかけてきます。

深いです。

【いもたつLife】

日時:2012年03月12日 07:29

フーデックス2012

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定点観測として、毎年見て回ります。
顔ぶれがいつも以上に変化した感じです。

面白かったのは都道府県別の展示です。
県によって雰囲気がかなり違います。
今までもそうだったのでしょうけれど、
今年は特に感じました。

また韓国が元気、中国はちょっと大人しくなった印象です。

いつも足が棒になりますが、今回もでした。

【いもたつLife】

日時:2012年03月09日 07:23

本物のフィアンセ(グリム童話)by SPAC

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「この綺麗な赤いバラの花は何故咲いているのだろう?」
という何故の丘から始まり、
何故の丘に一回りして終わります。

人は目の前に起こる事象にその訳を知りたがります。
だから進歩したのですが、
何故知りたいのかは、わからないことを恐怖と感じるからです。

一回りした時、
赤いバラだけではなく、すべての存在を実感します。
名もない、何を成しえたわけではない人達への
エールでもありました。

たくさんの見どころがある演劇です。
劇中劇は可笑しく、
悪役の継母は、他人事とは思えない役です。

「少女と悪魔と風車小屋」と同じくモノクロと、
光と闇の演出で、真っ赤なバラは真っ白です。
大きさも変わります。
観客が色付けして、性格付けして観ることを促すようです。

一度だけでは味わえない奥が深い、
凝った演劇です。

【いもたつLife】

日時:2012年02月28日 07:16

少女と悪魔と風車小屋(グリム童話)by SPAC

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父は弱くて優柔不断、
母は疑心、
娘は強さと希望、
王は?庭師は?

悪魔は潜んでいる心です。

子供に聞かせる時は、
正直にや良き心でや、
人を恨んではいけません。
になるのでしょうが、
それを頭で知る大人は(私は)
娘の姿をもっと真摯に受け止める必要がありそうです。

演劇の進行は闇と光です。
幕間のように闇が訪れます。
闇の長さと音楽は、娘の憂鬱の程度を現します。

娘はたとえ悪魔が引き金であっても、
両親にも夫にも捨てられます。
両手がないまま孤独の森にほとんど生きることになります。

たった一人で解決する姿が印象的です。
人生は孤独。この上に愛する人や
家族がもしかしたら支えてくれる。
これが健全ということなのです。

【いもたつLife】

日時:2012年02月27日 06:10

味噌造り

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手造り自家製味噌を造りました。

大豆は、山形県東置賜郡川西町の有機大豆、
米麹は、滋賀県近江八幡産の不耕起米(品種:あさひ)の
七分つき米を麹屋さんで麹にしてもらいました。

昨年も仕込みましたが、今年分を仕込んだので、
昨年のものは、一年熟成で味わいはじめます。

【いもたつLife】

日時:2012年02月15日 07:37

出張でした

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先週末から今週初めは、干し芋産地でした。
そしてすぐに、神戸・淡路島へ出張。
その間、干し芋産地の天気が良いのと、
今が生産ピークなので、
「干し芋できたよ」の干し芋農家からのラブコールがたくさんきて、
産地へとんぼ返り。
忙しく農家回りした翌日は雨。

淡路島で撮った写真をみると、
今週とは思えません。
めまぐるしい1週間でした。

追伸
今日は「大寒」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「大寒」の直接ページはこちら
大寒

【いもたつLife】

日時:2012年01月21日 07:58

茨城は広い

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ほしいも産地に通っていて思うことの一つは、広いことです。
ほしいも農家の住まいがまず広い。
そしてスーパーやコンビニの駐車場も。
JR水戸駅よりも上野よりに内原駅がありますが、
ここから“どでかいショッピングセンター”が見えます。

機会がありちょっと立ち寄りました。
とにかく広い。
今回は映画を観に寄っただけですが、
一度一回りしてみたいと思っています。
一日がかりでしょう。

【いもたつLife】

日時:2012年01月19日 06:00