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いもたつLife

花緑の夢空間(第9回)

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若手の落語家のほんの一握りしか知らないですが、
柳家 花禄 師匠はNo.1だと確信できるほどの高座でした。
寄席よりもCDで落語を楽しんでいる方が多い私が
偉そうなことはいえませんが、モノが違います。

花緑の夢空間は、
静岡市の駿府公園内の日本庭園「紅葉山庭園」の茶室で
毎年開催されています。
抹茶とお菓子を味わえる「呈茶」と、日本庭園を散策し、
そのあと茶室で落語です。
約80名という少人数、マイクを通さない声、茶室の外では虫の音が
聞こえてくる贅沢な独演会でした。

全力投球で2時間を超える高座は間近(高座との距離がほんの1m位)
なこともあり迫力もヒシヒシと実感できます。

高座の後はサイン会で、握手をひとりひとりとしてくれて、
写真まで撮らせてもらえました。
とても謙虚な方で、「花緑師匠はまだまだ上手くなる」と確信しました。

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追伸
「花どん」という9番目のお弟子さんの一席があったのですが、
今まで聞いた前座の中でも一番上手いと思いました。
弟子の教育にもかなり力をいれているのでしょう。
おおいに見習いたいところです。

【いもたつLife】

日時:2011年09月09日 08:02

ひたちなか海浜鉄道湊線

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3月11の震災で路線が被災し全線不通になっていましたが、
6月から7月にかけてに一部ずつ運行再開していきました。
今では全線運行していますが、こんな可愛い車両だとは知りませんでした。

稲も実る。電車も走る。
待ち望んだ日常を感じます。

【いもたつLife】

日時:2011年09月05日 07:47

生物と無生物のあいだ 福岡伸一

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私の体の分子が、体全体が、動的平衡によって、
生きながらえていることなど、感じることはできません。
分子レベルで体が愛おしくなりました。

著書で描かれている生命の完成度は、
これしかない道を歩んで、ここまできました。
人はそれを少しずつ驚きとともに感動して、
神に跪いたのではないでしょうか。
そして、己が誇りに思えもします。

著書の半分ほどは、著者のこれまでの生活の回想ですが、
その生きた軌跡は、私に、生命のロマンを想わせてくれました。

【いもたつLife】

日時:2011年08月31日 07:20

白川郷に驚きました

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出張が多く、北陸には年に3回位行きます。
東海北陸道が全線開通前は白川郷の脇を何度も通りましたが、
ちゃんとした観光は初めてです。

平日でも夏休みですから、大人数なのは予想していましたが、
予想をはるかに超えた人気観光地でした。

世界遺産前の様子はどうだったのかを知りたくなるほどでした。

【いもたつLife】

日時:2011年08月30日 07:45

白山スーパー林道

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白山登山の帰りは、白山スーパー林道を通りました。
登った白山を遠目から車窓で眺めながらの帰りと洒落込みました。

このスーパー林道、もちろん白山の展望もできるのですが、
滝があちこちで観ることができました。

一番豪快だったのが、落差86mの「ふくべの大滝」です。
これ以外にも滝あり、崖あり、谷ありと、とても楽しいドライブでした。

【いもたつLife】

日時:2011年08月29日 07:35

高山植物の宝庫です

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白山はあと数年で開山1300年という山です。
登拝者が多いので、よく整備されていました。
その登山者の目を楽しませてくれる草花が、
種類も多く、広大に広がっていて、
登山、下山の間ずっと楽しめます。

高いところでは、高山植物が、低くなると、森林浴になります。

名も知らない花たちでしたが、過ぎて行く夏前に、
可憐に咲いていました。

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【いもたつLife】

日時:2011年08月28日 11:31

白山山頂

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ご来光は全く望めない中でしたが、
早朝山頂を目指しました。
山頂には、白山山頂の奥宮があって、そこでお祓いがあるのですが、
天気が悪いために、宿泊できる室堂の奥宮でお祓いがありました。

朝6時からお祓いがあるので、
暗いうちに山頂にのぼり、早々に引き上げました。

360度真っ白で天空にいる感覚でした。

【いもたつLife】

日時:2011年08月27日 08:11

菊姫持って白山へ

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8月21日、22日にかけて、白山に行きました。
あいにくの雨模様の往きでしたが、
奇跡的?に、とても美しい夕日が射してくれました。

翌朝のご来光はかないませんでしたが、
白山が、その分夕日をプレゼントしてくれたような気がしました。

【いもたつLife】

日時:2011年08月25日 10:08

プライベートのような花火

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ここ以上の花火はない!
ということで、毎年お邪魔しています。

静岡の市街地から30km程の山の中の村の花火ですが、
小さな村の花火とは思えないほど、たくさんです。

山の中なので、音が響きます。
目の前で上がるので、真上から、花火が降ってきます。
火薬の匂いが漂います。

今年は満月に近い月と花火が重なりました。
今年も満喫しました。

【いもたつLife】

日時:2011年08月18日 07:37

2011年7月の治作

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【夏の酢の物】
焼きナス、蛸、きゅうり、セロリ、トマト、オクラです。
柚子胡椒のゼリーがけの酢の物です。
焼いてあるナスが香ばしい!
きゅうりの隠し包丁でシャキシャキが味わえて、
トマト、オクラと食べるとこの夏の酢の物を味わえます。
蛸は好物ですし、もちろん美味しいのですが、
良い蛸です。サッパリとも合います。

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【うなぎの飯蒸し】
着いてから焼き始めてくれたので焼きたてです。
蒸さないでの直焼き、関西風です。
ご飯はモチ米でこの素性の良いウナギを受け止めます。
ひとくちでは残酷です。
土用の丑の日に食べなかったので、
治作でウナギを食べるのを期待していたのですが、
見事に応えてくれました。

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【お造り】
バフンウニ、マグロ、アカイカ、ヒラメ
ウニの甘みは独特です。優しさも含めた主張があります。
そして毎度のことながら、千差万別でこのウニはOK!

イカが苦手なスタッフに食べさせたいほどのイカです。
何故治作のイカはこんなに甘いのか。
今日もイカを食べた時、このお造りの中で一番美味しいのではないかと思います。

ヒラメは上品です。それしかコメントできないです。
贅沢者になったんだと認識します。

マグロは中トロと赤身です。
美味しいマグロは噛んでいるのが楽しくなります。
噛んで噛んで、菊姫を呑む。至高です。

この青海苔は、箸休めではありません。
菊姫が進みます。
こういう些細な美味しさはいつも見習おうと思います。

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【岩ガキ】
甘い!カキだけ食べました。
甘いのと他の旨さが味わえるのが、ちり酢と食べた時!
甘さが菊姫で綺麗なあと口になります。
潮甘いところを食べました。
ここも最高で、この味を受け止める菊姫本仕込み純米13byの
凄さも痛感です。

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【八寸】
マツタケ、枝豆、
一番早い秋が登場です!
この香りにひたるのは恐れ多いと思いながら満喫です。
この歯ごたえ・・・マツタケです。
夏と秋がコラボレーションしているにくい演出です。
それにその罠に見事にかかります。
塩が控えめに利いた枝豆を食べて、これも菊姫に合うのですが、
次は、梅じゅん菜です。
じゅん菜はそれだけで感動ですが、梅風味・味にすることで、
相乗効果です。
海老でもう一回じゅん菜と梅味を楽しんで、菊姫を呑みました。

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【ごま豆腐】
この料理は絶対に食べたいし、出されるのですが、
どこででてくるかです。
その意図は勝手に私が「ああここか!」と
思うだけなのですが、
この料理は、食べるこちらも律する力があります。
そんな料理に出会うことができることに、
幸せを感じます。

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【焼き物 マナガツオ、アマダイ】
マナガツオは西京漬けで、これはどういう漬け方かです。
良い悪いではなく意志です。
だから治作では今日はこの味で。として、
出してくれます。
今日はではなく、いつでも美味しいとうのが食べる方の感想です。

アマダイはカシラを出してくれます。
いつも格闘です。
アタマ、目の周り、ホオ骨と旨いところ密集で、
この魚は私に食べられるために生まれてきたかと錯覚。
その演出をしてくれています。

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【加茂ナスの揚浸しとカモと石川小芋の治部煮】
カモはかなり好きです。だからまずはカモだけで味わいました。
その後は、合わせてほおばります。
この料理は炊き合わせです。
その後のほおばりで真価発揮です。

今日のこれまでの流れと違う味わいです。
ただ美味しいものを並べるのではなく、
献立という強い意志があることを垣間見ました。

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【鮎ご飯】
鮎には、体が清くなるような美味しさがあります。
そして季節もあります。
鮎は単体で味わうのが素人料理では一般的です。
その方が高貴さを味わえるからです。

プロはそこに技を加えます。
ご飯に旨い魚が合わないはずはありません。
けれど相手は淡い鮎です。

食べました。
技でしょうか、鮎でしょうか、
迷いません。両方です。食べた瞬間
「旨い!」でした。

追伸
一緒に出てきている、漬物とお味噌汁もこれだけで、
百点満点です。

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【水羊羹、くずきり】
夏だから、さっぱり。
水羊羹は冷たくとろけるよう。
くずきりは、冷たさを感じながら、さっぱりとと、
弾力がある食べた感と汁の冷たさを味わえました。

今回は予定を変えたのと、台風あとという条件の中、
全くそんなことは感じさせません。
そんなもてなしをしてもらえることが嬉しいです。

【いもたつLife】

日時:2011年07月24日 18:06