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ブログ 今日のいもたつ

いもたつLife

白山スーパー林道

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白山登山の帰りは、白山スーパー林道を通りました。
登った白山を遠目から車窓で眺めながらの帰りと洒落込みました。

このスーパー林道、もちろん白山の展望もできるのですが、
滝があちこちで観ることができました。

一番豪快だったのが、落差86mの「ふくべの大滝」です。
これ以外にも滝あり、崖あり、谷ありと、とても楽しいドライブでした。

【いもたつLife】

日時:2011年08月29日 07:35

高山植物の宝庫です

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白山はあと数年で開山1300年という山です。
登拝者が多いので、よく整備されていました。
その登山者の目を楽しませてくれる草花が、
種類も多く、広大に広がっていて、
登山、下山の間ずっと楽しめます。

高いところでは、高山植物が、低くなると、森林浴になります。

名も知らない花たちでしたが、過ぎて行く夏前に、
可憐に咲いていました。

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【いもたつLife】

日時:2011年08月28日 11:31

白山山頂

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ご来光は全く望めない中でしたが、
早朝山頂を目指しました。
山頂には、白山山頂の奥宮があって、そこでお祓いがあるのですが、
天気が悪いために、宿泊できる室堂の奥宮でお祓いがありました。

朝6時からお祓いがあるので、
暗いうちに山頂にのぼり、早々に引き上げました。

360度真っ白で天空にいる感覚でした。

【いもたつLife】

日時:2011年08月27日 08:11

菊姫持って白山へ

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8月21日、22日にかけて、白山に行きました。
あいにくの雨模様の往きでしたが、
奇跡的?に、とても美しい夕日が射してくれました。

翌朝のご来光はかないませんでしたが、
白山が、その分夕日をプレゼントしてくれたような気がしました。

【いもたつLife】

日時:2011年08月25日 10:08

プライベートのような花火

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ここ以上の花火はない!
ということで、毎年お邪魔しています。

静岡の市街地から30km程の山の中の村の花火ですが、
小さな村の花火とは思えないほど、たくさんです。

山の中なので、音が響きます。
目の前で上がるので、真上から、花火が降ってきます。
火薬の匂いが漂います。

今年は満月に近い月と花火が重なりました。
今年も満喫しました。

【いもたつLife】

日時:2011年08月18日 07:37

2011年7月の治作

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【夏の酢の物】
焼きナス、蛸、きゅうり、セロリ、トマト、オクラです。
柚子胡椒のゼリーがけの酢の物です。
焼いてあるナスが香ばしい!
きゅうりの隠し包丁でシャキシャキが味わえて、
トマト、オクラと食べるとこの夏の酢の物を味わえます。
蛸は好物ですし、もちろん美味しいのですが、
良い蛸です。サッパリとも合います。

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【うなぎの飯蒸し】
着いてから焼き始めてくれたので焼きたてです。
蒸さないでの直焼き、関西風です。
ご飯はモチ米でこの素性の良いウナギを受け止めます。
ひとくちでは残酷です。
土用の丑の日に食べなかったので、
治作でウナギを食べるのを期待していたのですが、
見事に応えてくれました。

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【お造り】
バフンウニ、マグロ、アカイカ、ヒラメ
ウニの甘みは独特です。優しさも含めた主張があります。
そして毎度のことながら、千差万別でこのウニはOK!

イカが苦手なスタッフに食べさせたいほどのイカです。
何故治作のイカはこんなに甘いのか。
今日もイカを食べた時、このお造りの中で一番美味しいのではないかと思います。

ヒラメは上品です。それしかコメントできないです。
贅沢者になったんだと認識します。

マグロは中トロと赤身です。
美味しいマグロは噛んでいるのが楽しくなります。
噛んで噛んで、菊姫を呑む。至高です。

この青海苔は、箸休めではありません。
菊姫が進みます。
こういう些細な美味しさはいつも見習おうと思います。

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【岩ガキ】
甘い!カキだけ食べました。
甘いのと他の旨さが味わえるのが、ちり酢と食べた時!
甘さが菊姫で綺麗なあと口になります。
潮甘いところを食べました。
ここも最高で、この味を受け止める菊姫本仕込み純米13byの
凄さも痛感です。

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【八寸】
マツタケ、枝豆、
一番早い秋が登場です!
この香りにひたるのは恐れ多いと思いながら満喫です。
この歯ごたえ・・・マツタケです。
夏と秋がコラボレーションしているにくい演出です。
それにその罠に見事にかかります。
塩が控えめに利いた枝豆を食べて、これも菊姫に合うのですが、
次は、梅じゅん菜です。
じゅん菜はそれだけで感動ですが、梅風味・味にすることで、
相乗効果です。
海老でもう一回じゅん菜と梅味を楽しんで、菊姫を呑みました。

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【ごま豆腐】
この料理は絶対に食べたいし、出されるのですが、
どこででてくるかです。
その意図は勝手に私が「ああここか!」と
思うだけなのですが、
この料理は、食べるこちらも律する力があります。
そんな料理に出会うことができることに、
幸せを感じます。

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【焼き物 マナガツオ、アマダイ】
マナガツオは西京漬けで、これはどういう漬け方かです。
良い悪いではなく意志です。
だから治作では今日はこの味で。として、
出してくれます。
今日はではなく、いつでも美味しいとうのが食べる方の感想です。

アマダイはカシラを出してくれます。
いつも格闘です。
アタマ、目の周り、ホオ骨と旨いところ密集で、
この魚は私に食べられるために生まれてきたかと錯覚。
その演出をしてくれています。

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【加茂ナスの揚浸しとカモと石川小芋の治部煮】
カモはかなり好きです。だからまずはカモだけで味わいました。
その後は、合わせてほおばります。
この料理は炊き合わせです。
その後のほおばりで真価発揮です。

今日のこれまでの流れと違う味わいです。
ただ美味しいものを並べるのではなく、
献立という強い意志があることを垣間見ました。

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【鮎ご飯】
鮎には、体が清くなるような美味しさがあります。
そして季節もあります。
鮎は単体で味わうのが素人料理では一般的です。
その方が高貴さを味わえるからです。

プロはそこに技を加えます。
ご飯に旨い魚が合わないはずはありません。
けれど相手は淡い鮎です。

食べました。
技でしょうか、鮎でしょうか、
迷いません。両方です。食べた瞬間
「旨い!」でした。

追伸
一緒に出てきている、漬物とお味噌汁もこれだけで、
百点満点です。

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【水羊羹、くずきり】
夏だから、さっぱり。
水羊羹は冷たくとろけるよう。
くずきりは、冷たさを感じながら、さっぱりとと、
弾力がある食べた感と汁の冷たさを味わえました。

今回は予定を変えたのと、台風あとという条件の中、
全くそんなことは感じさせません。
そんなもてなしをしてもらえることが嬉しいです。

【いもたつLife】

日時:2011年07月24日 18:06

人質の朗読会 小川洋子

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たった一時または、ほんの数日や数十日の思い出が、
絶望の隣で蘇ります。
それは夢かもしれない雰囲気を醸しますが、
そこにいる主人公には、とても意義ある時のことです。

ごくごく普通の人の貴さを静かに肯定してくれています。

描かれている文が映像になります。
自分が大事にしているけれど、鮮明ではない断片を肩代わりしてくれます。

過ぎてしまえば短いのが、生きた時間ですが、
生きた証は、忘れ去ってしまった長い長い時間の中の
ほんの一瞬だということです。

なんらかの形でこの朗読会と同じことが自然に起こる。
そんな気がしています。
それを先取りした物語です。

悲しくないけど切なさが伴う涙が浮かぶ、
時間でした。

【いもたつLife】

日時:2011年07月05日 08:15

勝田駅前のお祭り

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干し芋産地からの移動はもう20年ですが、
駅前の商店街で七夕祭りが開催されていることは知りませんでした。
(いつからかな?)

ここは8月、海浜公園でのロックフェスティバルや、
8月末の山車がでるお祭りが有名です。
その先陣を切ってという感じで、いよいよ夏が来たことを、
梅雨明け間近なので特に感じました。

【いもたつLife】

日時:2011年07月03日 08:55

治作2011年6月(菊姫つき)

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前菜(13by山廃純米山田錦)
梅の実、ジュンサイ、うに、梅ゼリー、ハスイモ、海老、柚子がふってあります。
蒸し暑い夜だったので、サッパリそして、酸味が利いていてgoodです。
ジュンサイは今が旬です。この時季だからこその上手さです。
酸味が利いたプラス10年熟成の山廃純米と。
これからの夏も大丈夫と言う感じになりました。

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お造り(8by本仕込み純米)
煮アワビ、アオリイカ、スズキ、マグロ
アオリイカは、やわらかい食感と甘さ、口の中でとけます。
煮アワビはやわらかで甘いこれまでのアワビの旨さと違う感動です、。
スズキも旬で、こんな美味しいの初めてです。上品な鮎に通じます。
マグロの赤身=きめ細かい身で、これも当然甘うまいです。
マグロの中トロ=アオリイカ以上にとろけます。
アワビの肝は誰でも食べることができ肝です。
毎度毎度酒を抑えないととんでもないことになります。

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八寸
枝豆、とうもろこし、蛸のやわらか煮+大根、蒸しナスとインゲンのごま和え
ジャコしし唐(炊いたもの)うなぎ肝の煮こごり、カマスの焼き目寿司。
この料理も困ります!
この後の料理を楽しめるくらいに菊姫を抑えないとならないからです。
これだけの種類を手抜きせず(あたりまえなのでしょうけれど)
これは料理を楽しみに治作に来るだけでなく、学びに来ることにつながります。
こういう仕事を心がけたいです。
味を書くと褒めることばかりです。これも書かなくても伝わっていますよね。

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あつあつ出し巻き玉子
ふわふわアツアツで、
出汁と玉子はなんて相性が良いんだろうと頷きます。
ちょっと甘味をつけてあるので、玉子の味が引き立ちます。
今回は、急にこれが食べたくなりリクエストしたら、
すぐに調理してくれました。
だからアツアツを楽しめました。

ごま豆腐
治作の顔です。
地味なこの料理が顔なんだからで治作の良さを感じて欲しいです。
毎日毎日ごま豆腐を作っていて完璧はない。
そんな料理です。だから治作のごま料理は逸品なんです。

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鯛の白子
焼いてちり酢です。
焼いてあることと選び抜かれた白子ということが
味を証明しています。
料理は、時を現していることを実感します。

ハモしゃぶ
これが即興料理とは!アイデア勝ちです。
ハモとちり酢、ミョウガ
ハモってこんなに美味しくてこんなに綺麗だと再認識です。
辛味の一味唐辛子がほんの少し、上手さをあとおしです。

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花穂の味噌焼き
箸休めをはよく言ったものです。
次の料理のことを考えていることがよくわかりますが、
よくわかるにではなくて、自然にこれが出てくることを
身に付けたいと痛感。
それはさておきこれも酒が進む味です。

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かもナスと焼きアナゴの焼きびたし
綺麗が美味しさとつながっています。
当然関係ないときもあります。
けれど焼き色の伏見唐辛子、
トマトの赤、アナゴのぐるぐる、オクラの緑、
ミョウガも見逃せません。
まず美味しいて、そして美しさを感じる・・・
なんて贅沢なんでしょう。

アマダイの焼き物
野生が目覚めます。
頭がいつも私の分担です。
それはここが美味しいから分担を引き受けています。
アマダイの若狭焼きは挑戦的な料理を私的には思っています。
それゆえに、出来がどうだったかを
とてもシビアんに受けとめます。
今回も皮の旨さを受け止めるアマダイです。
料理と格闘している気分にしてくれます。
料理が開発されて行く途上を感じさせてくれます。

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スッポン雑炊
まだ造ってくれるということで、
リクエストしました。
夏の料理の終わりにこれを食べるのは掟破りですが、
これを食べれることに感謝です。

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ソーメン
こっちが王道です。
雑炊も食べてこっちも食べて、幸せものです。
次に治作にきたらきっとこれをおわかりですね。

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水ようかん
食べた瞬間どうやって作ったのかと考えました。
普通ではないからです。
小豆がこんない口の中でとろけるほどにするのは
並大抵ではありません。
どうやっているのかを聞くと、
美味しいものをつくるだけ。と言います。
この言葉をさらりを聞けることに凄さも感じますし、
目の当たりにする嬉しさみお感じます。
今回もご馳走様でした。

追伸
二十四節気考「夏至」更新しました。
ご興味がある方は、「干し芋のタツマ」のTOPページからhttp://www.tatuma.co.jp/

【いもたつLife】

日時:2011年06月23日 07:40

天守物語 演出:宮城聰 作:泉鏡花

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魔界の姫と下界の男が恋に落ちます。
偶然に知り合いました。そして、その時の状況は男が追い込まれていた時で。
というお話です。

映画も良いですが、演劇は迫力があります。
目の前に繰り広げられる真剣勝負を、
こちらも見逃すわけには行きません。

台詞回しがとても洒落ていたのですが、
これは原作譲りなのだそうです。

魔界での戯れから非情な恋への流れが、
スピーディです。
空間もとても上手く使っていました。
1時間とは思えない内容の濃さでした。

演劇の面白さにすっかり目覚めました。

【いもたつLife】

日時:2011年06月22日 06:36