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ブログ 今日のいもたつ

いもたつLife

木に学べ 西岡常一

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樹齢1000年の木を使ったら、1000年持つ建築を造る。
そうでなければ建てかえられません。
本に書かれているより、すごく簡単な表現にしてしまいましたが、
これは道理です。

すると、何千年?何億年?もかけてできた、
石油や金属を使って建てた建築は半永久出なければなりません。
これは私の屁理屈ですが、
この本はそんなこまで=人の生き方
考えを深く持った著者の想いに触れることができます。

「飛鳥時代に戻った方が良い」というメッセージがあります。
私たちは1300年前より進歩している、優れている。
という考え、ほとんど盲目的に自負していますが、
効率を良くする術を身に付けただけかもしれません。

その分精神は自然に対して畏怖がない。
それを気にかける本です。
だから、今は自然に対して貰いすぎもわかります。
そしてそれは最近ではなくて、
飛鳥時代よりも鎌倉時代、それよりも室町、江戸、そして今と、
貰いすぎは今に始まったことではないけれどエスカレートしています。

これらは私見です。
これら以外にも、著者は哲学を語る意志なく、
語られたことは哲学です。しかも体験からの言葉です。
その言葉も綺麗な言葉と話でつなげてはいません。

良い本でした。

【いもたつLife】

日時:2010年10月11日 07:59

野口雨情

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知らないのは怖いし、恥ずかしいですね。
野口雨情が茨城県出身とは。
もう何十年も茨城とお付き合いしているのにです。

茨城県も広いので、県南の方はなじみがないのですし、
ここ北茨城にもほとんど通るだけでしたから無理もないのかも。
だけど、もっと色々なことに興味を、もっと深く持ちたいものです。

知らないより知っている方が良いし、
ひとつを知ると自分の中で広がりますしね。
今回の野口雨情も自分が思っているよりも
すごい人だったことがわかりました。

【いもたつLife】

日時:2010年10月09日 08:25

東京で

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干し芋産地に行ったり来たりで、
JRでも首都高速でも東京素通りは多いです。
山手線で言うと東側、品川から上野をよく通ります。

昨日は新宿にいました。
西側が割と山が近いことにちょっとビックリ。
それほど広くない山手線の東と西で景色が変わるのは意外でした。

それと、物価は高いと、おつまみで痛感。
仕方ないのでしょうけれど、
慣れないと住みづらいだろうなとこちらも痛感。
東京は素通りか、たまに遊びに来るところです。

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【いもたつLife】

日時:2010年09月27日 07:58

志の輔落語inACT

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志の輔が力=全精力をかけているのが、
肩の力を抜いたしゃべりで感じます。

演目「バールのようなもの」は、
こちらを図る絶好の演目と私は思います。
ACTではまだ2年目、これからを見据えて思考しているし、
必死さも感じました。

後の2演目は語らない方が良いので何も書きません。

ただひとつ、
志の輔はこれからも、総てのステージで楽しませてくれるのではなく、
常に、私(たち)を導くような落語を構築して行くでしょう。
それが実感できる2時間半でした。

【いもたつLife】

日時:2010年09月26日 07:12

マクロビオィックの一日講習

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山梨県の専門学校の講演があり、一日勉強してきました。
主催は専門学校の親会社です。

学生相手の講義なので基本が中心でした。
私はマクロビオィックは知識レベルでは初心者なので、
ちょうど良い内容でした。

お昼は、主催会社のレストランで、
マクロビオィックのランチです。
とても嬉しい内容です。
嬉しいというのは当然ですが、マクロビオィックの食事で、
マクロビオィックの知識はありませんが、
食事は大好きなので、これだけでも価値ありの一日でした。

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【いもたつLife】

日時:2010年09月22日 08:04

9月の治作

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「セルバチコの胡麻和え筋子菊の花添え」
綺麗な料理ですね。
セルバチコはルッコラの仲間だそうです。
そのままでも、混ぜても良いですよ。
とのことですが、最初はそのまま頂ました。
その後はちょっともったいないけど混ぜて。
夏の酢の物とは違う第一品です。
“秋の料理がでますよ”という声が聞こえてきました。

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「焼きマツタケご飯」
マツタケだけで酒が進んでしまいます。
香りと食感は今だから楽しめます。
酒も進みますが、マツタケの塩加減はご飯用で、
酒呑みの私が、菊姫と同じくらいご飯と合うと思いました。
(今日の菊姫は平成12by山廃純米山田錦を熱燗です。)

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「お造り」
生涯1番のお造りかも。
(次に来た時も言うかもしれませんが)

秋の漁が解禁になったばかりの伊勢えびがメインです。
その場でお造りに。
食べてる最中も動いていました。
充分に味わうのが供養です。
旨いというのはこの味です。
菊姫を呑みながら時間をかけて供養しました。

けれど供養を忘れるほど、アカイカ、カツオ、イワシが見事です。
甘~いアカイカ、伊勢えび以上かも。
カツオはたたきです。皮が絶品になっています。
イワシはワイルドだけど甘うまい!という感じです。

薬味のネギ、ショウガ、ワサビ、海苔も最高で、
特に海苔の香りが満点だったことも付け加えます。

山廃純米12by山田錦をたくさん呑んだことも付け加えておきます。

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「ハモとマツタケの土瓶蒸し」
優柔不断で困ります。

ハモの出汁がタップリ、マツタケもタップリ、
マツタケはこの料理が一番です。
(今日は酔っ払ってこの後記事がかけないかも)

でも焼きマツタケの時は、それが1番と心から誓いました。
けれど、マツタケご飯がもし出てきたら、これが1番と言ってしまいそうです。
治作は、マツタケを多くの切り口で堪能させてくれます。

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「秋刀魚の卯の花和え」
「煮白ばい貝」
「モロヘイヤとシメジと菊のおひたし」
にくいです。
カツオのたたきはひと技あり。イワシはそのまま勝負。
そして秋刀魚は酢でしめてあります。
3つの青サカナが違う味わいで演出されていました。

肝好きですから誇張表現かもしれませんが、
なんとうまい肝でしょう!
身も厚くて弾力と貝うまさでいつまでも口に入れておきたかったです。

ねっとり系大好きです。
箸休めも感じます。絶妙です、ここでこの料理は。

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「ごま豆腐」
治作の定番中の定番。
この料理は食べり手、今の自分の体調審査のようなもので、
この味を今日はどう堪能できるか、
当然今日も美味しいです。
どんな美味しさを感じているか?
年に何度か治作に来れることをありがたいと感じますね。

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「やなぎカレイ一夜干し」
「むつの煮付け」
治作さん自家製の一夜干し。
魚の美味しさの例にもれず、皮が美味しいのですが、
皮をはいだ身が綺麗で、一夜干しの程よくしまった身が美味しい。
美味しくするために一夜干しにした訳がわかります。
大好きな肝も大事に食べました。

ごぼうが美味しいんですよ。シャキッとしていて。
だから一緒に煮てあるんですよ。
と言いたげなごぼうです。
魚の味の確かめは、こういう付け合せで確認できることがあります。
でもこれはハードルが高いです。
付け合せが大したことがなくても、本体がOKだったら減点はなしです。
慎重に、このごぼうが美味しいのはむつのおかげか?という判断をしないと、
ごぼうが美味しくなったかはわからないから。
第3者は納得しないかもしれませんからね。

結論です。
むつもごぼうも美味しい。です。

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「伊勢えびのお味噌汁」
さっき、ねっとり系大好きですと言っておきながら何ですが、
お味噌汁大好きです。つい最近まで、今でも、
おみおつけと言いたい派です。

けれどこれは、おみおつけではありません。
もちろんお味噌汁でもありません。
漁にでたものしか味わえない旨さが閉じ込められていました。

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「鯛茶漬け」
「へしこ茶漬け」
お腹が一杯なのになんで食べたくなるのでしょう。

さっきのお味噌汁の延長です。
そんじょそこらのお茶漬けではありません。
これだけで満足できるご馳走です。
たくさんの美味しいものの終わりにこれはなんて贅沢なんでしょう!

それと同じで異なのが、へしこ茶漬けです。
さんざんご馳走を食べた後くちをすっきりさせてくれます。
しかも、ご馳走の旨みの名残を語ります。
秋の夜長を、秋のご馳走で楽しんだラストにふさわしい、
お茶漬けがこんなに優しいながらの主張は恐れ入ります。

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「イチジクのシャーベット」
イチジクよりもイチジクうまさがあります。
そして、治作のデザートは優しいです。
今晩もたくさんの逸品が並びました。

「くずきり」
くずってなんて美味しいだろうです。
この歯ざわりは、のど越しは、これだけのもの。
黒蜜がまた。
そのまま飲みたいほどです。
かなりお腹一杯なのね、おかわりしたくなります。

すべて、喜んで欲しい気持ちが伝わってきます。
これはすごいことで、相当の想いがないと、こっちは感じません。
それが毎度毎度満足させてくれるんですから。
人が人のためにを想うことで、
感動できることが生まれることを今日も実感しました。

【いもたつLife】

日時:2010年09月19日 10:42

メタファー思考 瀬戸賢一

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こっちに受け入れる教養がないものですから、
理解不能な部分も多々ありましたが、
メタファーなしでは会話が成り立たないことはよくわかりました。

メタファーのわかりやすい、でも気づいていなかった例から入り、
経済学、時間、物理の世界の解説は興味深く読みました。

特に「お金」を「とき」と「時間」でのメタファーでの使い分けから、
現代人の時間貧乏を語る切り口は、
生き方を見直すことにまで言及します。

メタファーは身近でしかも深いものと言うこと、
そこからわかることがたくさんあることを、知りました。

【いもたつLife】

日時:2010年09月17日 08:06

バカ丁寧化する日本語 野口恵子

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第一章の「させていただきたがる人々」から
目が離せません。
第二章では、古今亭志ん生の「妾馬」が引き合いに出されます。

漠然と感じていた、敬語らしからぬ敬語の謎解きは、
自分の日本語力のなさも知ることになりました。

そして言葉が生き物であること。そこには良い悪いはない。
けれど美しさが失われる事に無念が付きまといます。
けれど連綿に続いていた言葉の流れなのでしょう。

結論は、言葉は心から発せられるという当たり前のことでした。

【いもたつLife】

日時:2010年09月15日 08:11

ギフトショー秋2010

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このイベントには初めて来ました。
食に特化した展示ブースがあって、
ほしいもを販売して下さっているお客様から、
招待券をいただききました。

出展のお客様のブースを中心に回りました。
その後、このイベントではメインの、
展示を見てまわったのですが、
自分がいかに、普段自分に近いものしか
気にしていないことがわかります。

人によっては宝の山だろうな。
と思いながら広大な会場を一通り見て周りました。
勉強になりました。

【いもたつLife】

日時:2010年09月09日 07:51

新サンマ

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毎秋、一番の新サンマが食卓に並ぶと、
落語の「目黒の秋刀魚」が頭に浮かびます。
ほくそ笑みながら、菊姫を呑みながら、
今年は不漁らしいけれど美味しく頂きました。

サンマは内臓が一番好きなのですが、
サケの皮とどっちが美味しいだろうと、ふと考えました。

ほしいもや果物、野菜と同じで、
元々のサンマやサケの旨さが問題になるので、
どっちが美味しいはちょっと間違っています。
どっちが好きかの方が正解のような気がします。

それにしても、サンマの内臓と比べるのが、サケの皮であって、
鮎の内臓ではないことがなんとなく、自分自身で腑に落ちています。

【いもたつLife】

日時:2010年09月08日 07:17