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ブログ 今日のいもたつ

いもたつLife

お茶摘み 2010年

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例年より一週間遅れのお茶摘みでした。
さつま芋苗と同じでしょうか、
温かくなったとたんに、葉の伸びが良かったのでしょう。
例年より伸びていて、豊作でした。

専業のお茶農家ではないので、
今年もこれきりです。
一年間また元気でいてください。

【いもたつLife】

日時:2010年05月10日 07:31

胸の香り 宮田輝

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短編7編集でした。
「あとがき」に著者の短編に対する想いが書かれています。
意味が深いあとがきでした。

短編はどれも余韻が残る作品です。

世間一般よりも少しドラマがある人たちの物語なのですが、
ほんの少しのドラマはありますが、
ごく普通に近く、出来事における心情は日常で体験しているものです。
それを掘り下げています。

だから自分が暮らしているなかで起こる心の動きを
少し遠目から語ってくれているようです。

何かがあり、心が揺れ動き、
けれど日常がそんなに変わるわけでも、
自分自身が変わるわけでもない。
そんな生き方を後押ししてくれているような世界がありました。

【いもたつLife】

日時:2010年05月08日 06:46

伊藤若冲アナザーワールド

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驚かせるような省略が印象的です。
いかに描かないか。という声が聞こえてきそうです。
空間も語りかけます。
そして繊細。

水墨画あり彩色画あり、
絵も多種多様で、個性的な絵でした。
80歳を超えても進化し続けしかも、
力の衰えもなく描いていたことにも驚きます。

現代の高齢社会でのベストモデルでもありますね。

【いもたつLife】

日時:2010年05月07日 08:08

下世話の作法 ビートたけし

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共感できるところが多かったです。
その分、自分の甘さも感じます。

今の世の中を過去と比べるのはセンスが無いことですが、
どんどん巧妙に搾取する社会になっているからこそ、
著書の精神に光るものがあります。

軽いタッチですが、
色褪せることがない人生訓が詰まっています。

【いもたつLife】

日時:2010年05月06日 06:39

たけのこ掘り

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雨後のたけのことはよく言ったもので、
ようやく暖かくなり、
出たくて出たくてたまらなかった「竹の子達」を、
待ってましたとばかりに。
掘られた方は「やっと日の目を見たのに」
という感じでしょうか。

竹やぶの手入れをしながらの竹の子掘りで、
素人手伝いです。

山でも田んぼでも畑でも、
人の手(機械の手ではありません)が入る入らない違いは
大きいものです。

【いもたつLife】

日時:2010年04月26日 07:34

わら一本の革命 福岡正信

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農家必読書で、いまさらながらの読了でした。
自然農の概要は知っているつもりでしたが、
その奥の一番大切な思想は何もわかっていないことに、
なんという無知と感じずにはいられません。

自分がやっている農業の姿は、
ほしいも作りの姿は、
片方からしか、もっと言えば自分の都合でしか、
見ていないし、捉えていないことを知りました。

根底の考えを形に示したのが自然農。

矛盾と知りながら矛盾から逃れられないことを、
もっともがいて考えてみます。

前半は農業指南書、
後半は哲学書ですが、
人にとって最も大切な食からの考えですから、
誰でも身にせまります。

何かをすることにばかりに、生きること、意義を見出そうとする自己に、
なにも疑問を持っていませんでした。
読んで「あっと」叫びました。
いつも目に付く場所に置く本です。

【いもたつLife】

日時:2010年04月20日 07:35

天翔るる龍 山村竜也

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史料を中心に坂本龍馬の生涯が書かれています。
俯瞰しながらも、時に主観的に龍馬の気持ちを代弁します。

史実から話が進むので、
残された記録から記録までの間の龍馬の行動を、
考えを、他の志士たちと何があったのかを、
想像し想わずにはいられません。

大きな変化の時代には、
ふさわしい役者が揃います。
その役者をプロデュースした坂本龍馬は、天性の才覚だけでなく、
時代を演出する役割にこれ以上ない喜びがあったのでしょう。

【いもたつLife】

日時:2010年04月15日 07:13

林家正蔵 独演会

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落語好きと言ってもほとんど耳だけ。
今は亡き名人のCDを聞いていて、
現役を生で観るのは立川流。
とかなり偏っています。

正統派?というかは解かりませんが、
立川流以外の現役の有名な方はほぼ初めてでした。

大きなホールに満席でしたから、
正蔵師匠の人気に驚きつつ、
実力ある芸にその人気ぶりも納得でした。

師匠が二席、二つ目と前座がそれぞれ一席
3人とも上手でした。
でも3人でも独演会と言うのですね。

【いもたつLife】

日時:2010年04月07日 07:22

信心はないけれど

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ここが、どれだけ由緒正しいかを今回知りました。

長野市の善光寺に観光で行ってきました。
欧米の映画を見ると、キリスト教とは切り離せられない、
ストーリーやシーンはよくあります。
日本の信仰心との違いを感じます。

何かに手を合わせるという行為は、尊いこと。
ということをあまりにも考えないで長く生きすぎたかな。
と反省します。

こういう場所に多くの人たちが集うから、
実際に自分も来たからまだ良いのでしょうけれど、
もう一歩踏み込んで、なぜ善光寺に来ているのかを、
もう少し重く感じたいとも思いました。

【いもたつLife】

日時:2010年03月29日 07:15

雨ン中のらくだ 立川志らく

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「赤めだか」の対本の要素は、ファンサービスで、
談誌論、落語論、もっと大風呂敷を広げて芸能論です。

コアな落語ファン、ちょっと変わり者の落語ファン、
とりあえず私は良い本だという感想です。

落語界で誰かがやらなければならないことを、
立川談誌がやりそれを志らくが継いでゆくのでしょう。

氷山の一角の理論をここでも再認識です。
この目を持つことが大事ですね。
志らくの落語を観るときここに注目です。

【いもたつLife】

日時:2010年03月18日 07:47