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ブログ 今日のいもたつ

いもたつLife

下世話の作法 ビートたけし

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共感できるところが多かったです。
その分、自分の甘さも感じます。

今の世の中を過去と比べるのはセンスが無いことですが、
どんどん巧妙に搾取する社会になっているからこそ、
著書の精神に光るものがあります。

軽いタッチですが、
色褪せることがない人生訓が詰まっています。

【いもたつLife】

日時:2010年05月06日 06:39

たけのこ掘り

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雨後のたけのことはよく言ったもので、
ようやく暖かくなり、
出たくて出たくてたまらなかった「竹の子達」を、
待ってましたとばかりに。
掘られた方は「やっと日の目を見たのに」
という感じでしょうか。

竹やぶの手入れをしながらの竹の子掘りで、
素人手伝いです。

山でも田んぼでも畑でも、
人の手(機械の手ではありません)が入る入らない違いは
大きいものです。

【いもたつLife】

日時:2010年04月26日 07:34

わら一本の革命 福岡正信

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農家必読書で、いまさらながらの読了でした。
自然農の概要は知っているつもりでしたが、
その奥の一番大切な思想は何もわかっていないことに、
なんという無知と感じずにはいられません。

自分がやっている農業の姿は、
ほしいも作りの姿は、
片方からしか、もっと言えば自分の都合でしか、
見ていないし、捉えていないことを知りました。

根底の考えを形に示したのが自然農。

矛盾と知りながら矛盾から逃れられないことを、
もっともがいて考えてみます。

前半は農業指南書、
後半は哲学書ですが、
人にとって最も大切な食からの考えですから、
誰でも身にせまります。

何かをすることにばかりに、生きること、意義を見出そうとする自己に、
なにも疑問を持っていませんでした。
読んで「あっと」叫びました。
いつも目に付く場所に置く本です。

【いもたつLife】

日時:2010年04月20日 07:35

天翔るる龍 山村竜也

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史料を中心に坂本龍馬の生涯が書かれています。
俯瞰しながらも、時に主観的に龍馬の気持ちを代弁します。

史実から話が進むので、
残された記録から記録までの間の龍馬の行動を、
考えを、他の志士たちと何があったのかを、
想像し想わずにはいられません。

大きな変化の時代には、
ふさわしい役者が揃います。
その役者をプロデュースした坂本龍馬は、天性の才覚だけでなく、
時代を演出する役割にこれ以上ない喜びがあったのでしょう。

【いもたつLife】

日時:2010年04月15日 07:13

林家正蔵 独演会

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落語好きと言ってもほとんど耳だけ。
今は亡き名人のCDを聞いていて、
現役を生で観るのは立川流。
とかなり偏っています。

正統派?というかは解かりませんが、
立川流以外の現役の有名な方はほぼ初めてでした。

大きなホールに満席でしたから、
正蔵師匠の人気に驚きつつ、
実力ある芸にその人気ぶりも納得でした。

師匠が二席、二つ目と前座がそれぞれ一席
3人とも上手でした。
でも3人でも独演会と言うのですね。

【いもたつLife】

日時:2010年04月07日 07:22

信心はないけれど

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ここが、どれだけ由緒正しいかを今回知りました。

長野市の善光寺に観光で行ってきました。
欧米の映画を見ると、キリスト教とは切り離せられない、
ストーリーやシーンはよくあります。
日本の信仰心との違いを感じます。

何かに手を合わせるという行為は、尊いこと。
ということをあまりにも考えないで長く生きすぎたかな。
と反省します。

こういう場所に多くの人たちが集うから、
実際に自分も来たからまだ良いのでしょうけれど、
もう一歩踏み込んで、なぜ善光寺に来ているのかを、
もう少し重く感じたいとも思いました。

【いもたつLife】

日時:2010年03月29日 07:15

雨ン中のらくだ 立川志らく

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「赤めだか」の対本の要素は、ファンサービスで、
談誌論、落語論、もっと大風呂敷を広げて芸能論です。

コアな落語ファン、ちょっと変わり者の落語ファン、
とりあえず私は良い本だという感想です。

落語界で誰かがやらなければならないことを、
立川談誌がやりそれを志らくが継いでゆくのでしょう。

氷山の一角の理論をここでも再認識です。
この目を持つことが大事ですね。
志らくの落語を観るときここに注目です。

【いもたつLife】

日時:2010年03月18日 07:47

3月の治作

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<白魚ともずくの酢の物>
おいしい白魚を食べると、
三木助の落語の枕を思い浮かべます。
おいしいという条件付きですが。
うるい、浜防風と春がそろっていました。
そして酢がうまい。

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<ふきのとうご飯>
「春だねぇ~」
香りが漂います。
旬のものを食べれる嬉しさありですが、
それを感じることができる有難さがありました。

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<お造り>
アカイカ これぞイカです。
イカらしいイカを食べられる機会がないことに
気が付きます。

ヒラメ 不覚にもワサビと醤油のつけ方が甘かった!
想像以上に旨さを秘めているヒラメでした。

ウニ もちろんミョウバンは使っていません。
人間の感覚をあまくみないでね。
と世間に言いたいです。

マグロ キメが細かいんですよね。
そして口の中に甘さの余韻が続きました。

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<すっぽんの茶碗蒸し>
この茶碗蒸しがひとつのことを教えてくれます。
茶碗蒸しは料理ではなく、
茶碗蒸しは料理法だと。
本物は原則を語ります。

もう一杯食べたかったなぁ~

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<とり貝の酢味噌和え・酢じめのアジの卯の花和え・蛸の桜煮>

そして和え物2種は春そのもの、
そして蛸、なんで蛸は火充分通っていても生でも、
その美味しさの顔を見せるのでしょうか。

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<天ぷら>
これも春です。
稚鮎、うど、竹の子、タラの芽、そらまめ、行者にんにく。
ご愛嬌で「ほしいもの天ぷら」も、
ほろ苦味、ほろ甘さ、ほろ素朴さ がおいしいし、
塩と木の芽味噌でお好みにできるところがgood

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<焼き物と煮物>
桜鱒 まず綺麗なことで合格です。
味付けと身のほぐれ感触がマッチ、
私的には皮がやっぱり美味しい!
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むつ これだけでは食べられません。
酒と一緒も良いのですが、
ご飯と一緒でさらに美味!
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甘鯛 いつも勝負になってしまいます。
眼肉がおいしいよ、頬肉がおつだよ。の世界です。
骨までしゃぶりつきます。

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<炊き合わせ>
ストレートな魚料理の後だから、
一塩なのです。
格闘の後 胃にやさしく、脳に満足を与えてくれました。

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<すっぽん雑炊と笹団子>
今日の流れで待ってました!です。
今日の〆はこれしかありません。
たまごが合います。そして、器に映えます。
(写真がないですが)
デザートは笹団子、風味があり、
小豆の上品な甘み、そして消費期限です。
「春は美味しい」今月の治作でした。

日本料理 治作 http://www.shizuoka-jisaku.jp/

【いもたつLife】

日時:2010年03月15日 07:05

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すべては宇宙の采配 木村秋則」
この手の本を出版するのはなかなか勇気がいることです。
著者の農業功績が広まり、無条件で応援してくれる人たちが、
支えてくれるようになったから出せたのかも知れない、
なんて考えながら読みました。

私自身は、これらの不思議なことは、
信じるし信じないというスタンスです。

神さまと同じで、信じることにより、
自分の戒めになれば良いと思っているし、
妄信しなければ不健康でないと考えています。

著者の自論の
「目に見えていることだけ見ていても、本当のこと、真実はわからないのです」
とても共感というよりも、深くわかりたい言葉です。

有機農業で「ほしいも」を作る者として、
本当に人のためになる「さつま芋」を作るためには、
表向きの無農薬などを考えるよりも、
追求する根本をもっと考えるのが先決で、
唯一の道だと教えられます。

【いもたつLife】

日時:2010年03月09日 07:09

長谷川等伯展

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やっぱり行かなければなんにもわかりませんね。
天才はいるものだと痛感。
人間業ではない作品が何点もありました。

「松林図屏風」は日本人であれば誰もが誇らしくなるのではないでしょうか?
そして、日本人でなくてもきっと引き込まれるでしょう。

仏涅槃図もよくぞ成し遂げた作品です。

個人的には、千利休がよかったですね。
あとは虎と猿。

混んでいるのを覚悟で行ったのですが、
本当に覚悟で行った方が良いです。
でも観て本当に良かったです。

【いもたつLife】

日時:2010年03月07日 12:01