下世話の作法 ビートたけし
共感できるところが多かったです。
その分、自分の甘さも感じます。
今の世の中を過去と比べるのはセンスが無いことですが、
どんどん巧妙に搾取する社会になっているからこそ、
著書の精神に光るものがあります。
軽いタッチですが、
色褪せることがない人生訓が詰まっています。
【いもたつLife】
共感できるところが多かったです。
その分、自分の甘さも感じます。
今の世の中を過去と比べるのはセンスが無いことですが、
どんどん巧妙に搾取する社会になっているからこそ、
著書の精神に光るものがあります。
軽いタッチですが、
色褪せることがない人生訓が詰まっています。
【いもたつLife】
雨後のたけのことはよく言ったもので、
ようやく暖かくなり、
出たくて出たくてたまらなかった「竹の子達」を、
待ってましたとばかりに。
掘られた方は「やっと日の目を見たのに」
という感じでしょうか。
竹やぶの手入れをしながらの竹の子掘りで、
素人手伝いです。
山でも田んぼでも畑でも、
人の手(機械の手ではありません)が入る入らない違いは
大きいものです。
【いもたつLife】
農家必読書で、いまさらながらの読了でした。
自然農の概要は知っているつもりでしたが、
その奥の一番大切な思想は何もわかっていないことに、
なんという無知と感じずにはいられません。
自分がやっている農業の姿は、
ほしいも作りの姿は、
片方からしか、もっと言えば自分の都合でしか、
見ていないし、捉えていないことを知りました。
根底の考えを形に示したのが自然農。
矛盾と知りながら矛盾から逃れられないことを、
もっともがいて考えてみます。
前半は農業指南書、
後半は哲学書ですが、
人にとって最も大切な食からの考えですから、
誰でも身にせまります。
何かをすることにばかりに、生きること、意義を見出そうとする自己に、
なにも疑問を持っていませんでした。
読んで「あっと」叫びました。
いつも目に付く場所に置く本です。
【いもたつLife】
史料を中心に坂本龍馬の生涯が書かれています。
俯瞰しながらも、時に主観的に龍馬の気持ちを代弁します。
史実から話が進むので、
残された記録から記録までの間の龍馬の行動を、
考えを、他の志士たちと何があったのかを、
想像し想わずにはいられません。
大きな変化の時代には、
ふさわしい役者が揃います。
その役者をプロデュースした坂本龍馬は、天性の才覚だけでなく、
時代を演出する役割にこれ以上ない喜びがあったのでしょう。
【いもたつLife】
落語好きと言ってもほとんど耳だけ。
今は亡き名人のCDを聞いていて、
現役を生で観るのは立川流。
とかなり偏っています。
正統派?というかは解かりませんが、
立川流以外の現役の有名な方はほぼ初めてでした。
大きなホールに満席でしたから、
正蔵師匠の人気に驚きつつ、
実力ある芸にその人気ぶりも納得でした。
師匠が二席、二つ目と前座がそれぞれ一席
3人とも上手でした。
でも3人でも独演会と言うのですね。
【いもたつLife】
ここが、どれだけ由緒正しいかを今回知りました。
長野市の善光寺に観光で行ってきました。
欧米の映画を見ると、キリスト教とは切り離せられない、
ストーリーやシーンはよくあります。
日本の信仰心との違いを感じます。
何かに手を合わせるという行為は、尊いこと。
ということをあまりにも考えないで長く生きすぎたかな。
と反省します。
こういう場所に多くの人たちが集うから、
実際に自分も来たからまだ良いのでしょうけれど、
もう一歩踏み込んで、なぜ善光寺に来ているのかを、
もう少し重く感じたいとも思いました。
【いもたつLife】
「赤めだか」の対本の要素は、ファンサービスで、
談誌論、落語論、もっと大風呂敷を広げて芸能論です。
コアな落語ファン、ちょっと変わり者の落語ファン、
とりあえず私は良い本だという感想です。
落語界で誰かがやらなければならないことを、
立川談誌がやりそれを志らくが継いでゆくのでしょう。
氷山の一角の理論をここでも再認識です。
この目を持つことが大事ですね。
志らくの落語を観るときここに注目です。
【いもたつLife】
<白魚ともずくの酢の物>
おいしい白魚を食べると、
三木助の落語の枕を思い浮かべます。
おいしいという条件付きですが。
うるい、浜防風と春がそろっていました。
そして酢がうまい。
<ふきのとうご飯>
「春だねぇ~」
香りが漂います。
旬のものを食べれる嬉しさありですが、
それを感じることができる有難さがありました。
<お造り>
アカイカ これぞイカです。
イカらしいイカを食べられる機会がないことに
気が付きます。
ヒラメ 不覚にもワサビと醤油のつけ方が甘かった!
想像以上に旨さを秘めているヒラメでした。
ウニ もちろんミョウバンは使っていません。
人間の感覚をあまくみないでね。
と世間に言いたいです。
マグロ キメが細かいんですよね。
そして口の中に甘さの余韻が続きました。
<すっぽんの茶碗蒸し>
この茶碗蒸しがひとつのことを教えてくれます。
茶碗蒸しは料理ではなく、
茶碗蒸しは料理法だと。
本物は原則を語ります。
もう一杯食べたかったなぁ~
<とり貝の酢味噌和え・酢じめのアジの卯の花和え・蛸の桜煮>
そして和え物2種は春そのもの、
そして蛸、なんで蛸は火充分通っていても生でも、
その美味しさの顔を見せるのでしょうか。
<天ぷら>
これも春です。
稚鮎、うど、竹の子、タラの芽、そらまめ、行者にんにく。
ご愛嬌で「ほしいもの天ぷら」も、
ほろ苦味、ほろ甘さ、ほろ素朴さ がおいしいし、
塩と木の芽味噌でお好みにできるところがgood
<焼き物と煮物>
桜鱒 まず綺麗なことで合格です。
味付けと身のほぐれ感触がマッチ、
私的には皮がやっぱり美味しい!
むつ これだけでは食べられません。
酒と一緒も良いのですが、
ご飯と一緒でさらに美味!
甘鯛 いつも勝負になってしまいます。
眼肉がおいしいよ、頬肉がおつだよ。の世界です。
骨までしゃぶりつきます。
<炊き合わせ>
ストレートな魚料理の後だから、
一塩なのです。
格闘の後 胃にやさしく、脳に満足を与えてくれました。
<すっぽん雑炊と笹団子>
今日の流れで待ってました!です。
今日の〆はこれしかありません。
たまごが合います。そして、器に映えます。
(写真がないですが)
デザートは笹団子、風味があり、
小豆の上品な甘み、そして消費期限です。
「春は美味しい」今月の治作でした。
日本料理 治作 http://www.shizuoka-jisaku.jp/
【いもたつLife】
すべては宇宙の采配 木村秋則」
この手の本を出版するのはなかなか勇気がいることです。
著者の農業功績が広まり、無条件で応援してくれる人たちが、
支えてくれるようになったから出せたのかも知れない、
なんて考えながら読みました。
私自身は、これらの不思議なことは、
信じるし信じないというスタンスです。
神さまと同じで、信じることにより、
自分の戒めになれば良いと思っているし、
妄信しなければ不健康でないと考えています。
著者の自論の
「目に見えていることだけ見ていても、本当のこと、真実はわからないのです」
とても共感というよりも、深くわかりたい言葉です。
有機農業で「ほしいも」を作る者として、
本当に人のためになる「さつま芋」を作るためには、
表向きの無農薬などを考えるよりも、
追求する根本をもっと考えるのが先決で、
唯一の道だと教えられます。
【いもたつLife】
やっぱり行かなければなんにもわかりませんね。
天才はいるものだと痛感。
人間業ではない作品が何点もありました。
「松林図屏風」は日本人であれば誰もが誇らしくなるのではないでしょうか?
そして、日本人でなくてもきっと引き込まれるでしょう。
仏涅槃図もよくぞ成し遂げた作品です。
個人的には、千利休がよかったですね。
あとは虎と猿。
混んでいるのを覚悟で行ったのですが、
本当に覚悟で行った方が良いです。
でも観て本当に良かったです。
【いもたつLife】