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ブログ 今日のいもたつ

いもたつLife

フーデックス2010

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食を扱う者としては、このイベントははずせません。
普段 浦島太郎しているので、

1、 世の中を知るのと、
2、 仕事にかかわる新ネタ探し、
3、 仕事にかかわる問題解決、
この3点のヒントがあります。

それと毎年のトレンドの変化と、個々の業界の勢いの変化も
感じられます。

半日でへとへとになりますが。

【いもたつLife】

日時:2010年03月06日 13:24

藍美ライブ2010

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アルソア化粧品の専門学校の卒業生が、
披露する卒業ライブです。

思えばもう想い出せないくらい過去に、
高校卒業のあの、仲間ともう少しいたい、
けれどそれはただの甘さとわかっていた。
そして、卒業前に築いた学園祭の、
もしかしたら初めて仲間と成した仕事。

それを想わせてくれるライブでした。

純粋な心が生む感動を体験しました。

【いもたつLife】

日時:2010年02月28日 08:35

勝間和代現象を読み解く 日垣隆

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モハメド・アリの姿が、読書中想像されてしかたありませんでした。
遠巻きにして急所を刺す!

世間知らずなので、
勝間さんのことをあまり知りませんが、
すごいキャリアとカリスマ性があることがわかります。
それとちょっと人間臭さもあるのでしょう。

日垣さんはフラットにクールに、
時折熱く、大人の感覚を持った人だと思っています。
その日垣さんの茶目っ気を感じる一冊でした。

【いもたつLife】

日時:2010年01月11日 08:36

2010年1月の治作

あけましておめでとうございます。
今年もおいしいもの、本物の味をよろしくお願い致します。
でスタートしました。

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「柚子の中のお正月」
新春、謹賀新年を1品目で、料理で挨拶してくれます。
黒豆、酢漬けの大根とイクラ、子持ち昆布、ナマコ、チョロギです。
お腹が益々空いてきます。

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「お雑煮」
京のお雑煮です。
またしても、明けましておめでとう。です。
京野菜で春野菜、上品な出汁、
家のお雑煮とはちょっと違います。
でも家のお雑煮の良さも感じさせてくれるお雑煮でした。
熱々だったことも付け加えておきます。

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「腐乳ご飯」
蛤と和えた腐乳ともち米は小腹を喜ばせます。
これで終わりなの!と小腹に怒られます。
お替りください!とおもわず叫びました。
(もらいませんでしたが、次がひかえていますから)
山椒がこれほどありがたいと感じるのは、
この料理以外はうなぎでしょう。

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「お造り」
酒=菊姫は最初から、正確にはここに来る前から呑んでいるのですが、
お造りがでてくると俄然意識します。
最高のお造りと菊姫=今日は鶴の里=は決定的な相性です。
ちなみに、
赤いか、平貝、ヒラメ、中トロでした。
どれも甲乙つげがたいのですが、敢えて軍配は、
赤いかを制してヒラメの縁側でした。

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「春菊と蓮根の和え物、カマスの寿司、つぶ貝、タラの白子」
酒呑みにはなんてったってタラの白子です。
だけど春菊と蓮根はこの倍は食べたい!
カマス寿司を食べると変な寿司屋さんに行けなくなります。
つぶ貝は酒の友ですよね。

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「ゴマ豆腐」
これがなきゃ始まらないの治作の顔です。
現二代目も素晴らしいです。
そして、このゴマ豆腐は先代との指標になっています。
治作の原点です。

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「焼き物」
甘鯛とムツを注文しました。
甘鯛とは格闘です。頬肉がうまいよ、眼肉がオツだよのノリで、
皮がまたまたこれならではの食感と美味しさです、
ムツの煮付け、これとも格闘できました。
煮物との格闘はまた違う楽しさと美味しさがあります。
満足とともに、程よい疲れもでました。
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「えび芋饅頭」
胡椒の香りが蓋を開けた途端主張します。
でもえび芋も主張します。
胡椒は、ここでは使っています。
使い分けの妙を感じます。
いつまでもサクッとした衣が嬉しかった一品です。

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「へしこ茶漬け」
醗酵食品の恩恵を受けた気分です。
それを昇華させているのが腕です。
でも基本は微生物の恩恵です。
自分の腕を自慢しない日本料理人の気質が漂う、
私も酔いに漂いながら味わいました。

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「花豆のお汁粉」
ポカポカに温まるデザートを頂きました。

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「お汁粉」
正々堂々の硬派なお汁粉です。
焼いた餅と小豆の旨さは、
甘いものを求めていた先人と
子供の頃の自分が重なりました。

今日も堪能しました。ご馳走さまでした!

【いもたつLife】

日時:2010年01月10日 14:06

赤めだか 立川談春

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落語ファン談志ファンとしては見逃せない本です。

談春の落語は一度しか聴いていませんが、
本文にもあるとおり、リズムとメロディがバックに流れていたこと
がこの本でわかります。また、この本も同じです。

談志の人となりがよく伝わり、
やっぱりという気持ちと、やっぱりだがそこまでとは、
という気持ちが入り乱れます。
底流には、
師匠と弟子たちの、不完全だが生き生きとした若さを感じる
世界があり、うらやましくもなります。

また、談志とて完全じゃない。
もがきながら弟子たちを教育し、立川流をつくっていたことも
わかります。

落語の偉大さをいっそう感じ、
落語ファンとして落語を聞く嬉しさも増加する本でした。

談春の前座時代の情景も目に浮かびっぱなしでした。
きっとここに書ききれないほどのエピソードがあったことでしょう。

【いもたつLife】

日時:2010年01月06日 07:27

横道世之助 吉田修一

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世之助という普通の青年のほんの一年を切り取り、
世之助の存在を、かかわった人たちの人生で感じさせます。
偶然にも居合わせたことで何か変わったのか。
親子、今と昔の恋人、片思いの人、友人、隣に住む人。

その一年はバブルの最盛期で語られます。
時折20年後の現在がはさまれます。
その描写が上手いのと、ここに著者の大きな想いのひとつが
込められています。

普通ではダメとされていたあの頃と
普通に価値を感じる現在を
世之助の生き方に重ねています。

爽やかな風が吹き抜けてゆく小説でした。

【いもたつLife】

日時:2010年01月05日 07:51

治作のおせち料理2010

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食べて美味しいおせち料理。

菊姫の吟醸酒造りの精神に似ています。
品評会のためではなく、呑んで旨い吟醸酒。

いつもの山廃純米をはじめ純米酒5種類だけでなく、
大好きな吟醸酒の山廃吟醸原酒とも楽しみました。

普段食べられないご馳走から形だけになって来ていた
御節料理が、違った形でご馳走になっているように感じます。
それにしてもやっぱり治作は美味しい!

【いもたつLife】

日時:2010年01月02日 12:59

陽気な幽霊 1945英 デヴィッド・リーン

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先妻の幽霊の話というと、落語「三年目」を連想します。
こちらは恥じらいの先妻ですが、
映画は陽気というより「居残り佐平次」のような確信的自分本位な幽霊です。
どちらもそれは生前のままなのですが。

先妻に今の妻、夫が振り回されます。
その様子の台詞回しが軽妙、リズムよく、しかも観客がその言葉足らずで、
ムズムズさせられ、監督の上手さを感じます。

あと、特撮もなかなか見事でした。

【いもたつLife】

日時:2009年12月28日 06:30

スウィングタイム 1936米 ジョージ・スティーブンス

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ミュージカルも含めて、今、こういう映画を
つくらないのか、つくれないのか?
フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの作品を観ると
それを考えます。

つくらない理由もわかります。
ミュージカルも含めて、こういう映画に風はありません。
だけど、この頃のこれらの映画には、
新鮮ですごいという感覚になる映画が少なくありません。

つくれないのか?
それはないでしょう。ただし、今市場がないとしたならば、
製作側が、本気で役者(できる役者がいないのならば別)を辛抱強く雇い、
役者が、製作側と試行錯誤するのが条件ですが。

でも、こんな良い前例はない。
と思うのは、
現代版のこの二人や
観客を楽しませることが、嬉しいほど伝わるミュージカルを
待望しているからなのでしょう。

【いもたつLife】

日時:2009年12月27日 09:16

きみに読む物語 2004米 ニック・カサヴェテス

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女が離れてゆくたびに男は成長します。
男は気がついています。
「二人はうまくゆかないから、うまくゆくために努力する」
「どんな努力でもできる」とまで言います。

人は手に入れることができないから、
ずっと変わることがない、なんてないから
がんばることができる。

大事なものをなくすことで、恋愛を通して
男(人)が成長することが (男の方が進めやすいからかな)、
切なくも強くなりながら描かれています。

背景やセット、風景も映画だからの
良さを感じさせてくれました。

【いもたつLife】

日時:2009年12月26日 07:17