いもたつLife
会津のソースカツどん
大昔、山梨県の甲府市で、初めて「カツどん」と「煮カツどん」を
見た時は「へぇ~」でした。
ほしいも の仕事で茨城に行くようになり、
常陸太田で「ソースカツどん」を見て、「ここにもあるんだ」
と思うようになり、
会津では結構メジャーと知り、
実はカツどんのソースと卵とじは、
コーラのコカコーラとペプシコーラくらいの関係なのかと
思うようになりました。
ここにきたのは、「牛乳屋」という食堂に行く予定が、
観光客があふれていたためあきらめてこちらに来たのですが、
高速道1000円は今まで隠れていた地方の観光地を
表舞台に押し上げたように感じます。
地方の高速道で、普段とは考えられない混み具合に
それを確信しているこの頃です。
【いもたつLife】
宇宙の不思議がわかる! 甲谷保和
ちょっと恥ずかしながら、小学生向けの本を読んだことを。
簡単に解説してくれているので、
私みたいな数学にも物理にも天文学にも
稚拙な人にはおすすめです。
昔 人々は星の動きを見てロマンを感じ、
想像力を働かせて、多大な時間をかけて観測しました。
星とのすばらしいが生きています。
今は当時と比べてはるかにたくさんの情報があります。
でもそれでも同じ未知の途中です。
だから今でも同じように宇宙にロマンを感じます。
そんな遊泳ができる本でした。
【いもたつLife】
落語 柳家さん喬一門会
友達のGさんがチケットもくれて、
会場40分前から並んで、正面前よりの特等席を取ってくれて、
(全席自由席だったので)
中入りの差し入れまでもらって、
(どうもありがとうございます!感謝します)
落語を楽しみました。
静岡銀行主催の静岡県講演(浜松市)ということで、
噺家の皆さんが、随所に“静岡銀行をよいしょ”するのも
地方寄席の楽しみで、
地元ネタを選んでくれる心も嬉しく、
静岡県出身の噺家も登場と、なかなかの盛り上がり。
落語が五席と色物一席+ミニ講演(カルチャー・フォーラムなので)
という盛りだくさんな内容でした。
ここのところ、新米と ほしいも で立て込んでいたので
ちょうど良い気分転換になりました。
【いもたつLife】
石岡の祭り今年も
まず、屋台に目が行きました。
流行がわかります。定番も健在です。
仕事がら出張が多く、あちこちへ行きますが、
思い返せば祭りは一年前のこの祭りです。
交通の便がよくなり、色々な祭りに行こうと思えば行けますが、
一年のうちに参加する祭りは少ないものです。
そういう観点からみれば、
昔の人と精神的には変わっていないのかもしれません。
日常は限りなく同じようにすごし、
年に数回の楽しみが心の糧になる。
よく言えば勤勉なんでしょうね。
石岡の祭りに来ると、地元にこういう祭りがあることを、
うらやましく思います。
今年も来てよかったです。Sさんご夫妻お世話様でした。
ありがとうございました。
【いもたつLife】
忌野清志郎 青山ロックン・ロール・ショー2009.5.9
親戚や友人と久しぶりに会うのが、
結婚式と葬式というのがめずらしくないように、
このCDを聴きました。
クルマでの遠くへの出張が多いのに、
ずっと聴くことなく過ごしていたそれは何十年もです。
今回往復8時間ずっと自分なりに追悼しました。
若い頃清志郎に出会い、たくさんの曲を繰り返し体に感じたことが、
どんなに人生で励みになっていたことか。
と改めて感謝しました。
【いもたつLife】
ラブソングができるまで 2007米 マーク・ローレンス
ラストはわかっているけど、みてしまい、
そのラストを期待している、素直なよい子でいれた
時間でした。
人は自分がかわいいから、大事な人でも自分の都合で、
簡単に情け容赦なく残酷までに人を傷つけてしまう。
それが自分では全くわからない。
過ぎ去って、失くしてわかるのだけど、
わかるのは一握りなんだろうな。
と感じずにはいられない展開でした。
主人公はそこに直面して、新たな人生をものにするのですが、
あっさりとその大事な過程を流したところは、
返って「人が殻を破る心情」を
推測させる効果があって、
私としては映画に重みができて良かったと思います。
【いもたつLife】
審理 広報映画
毎度のことですが、世間に疎く、
なかなかみることができないそうで。
まぁそんな話題はともかく広報映画としては良いできでした。
行政のやることをはなから批判しがちで、
裁判員制度のことも自分の中では蚊帳の外においていましたが、
自分が選ばれたらはどうするのかはともかく、意義はありそうです。
人を裁く立場で実際の判決に参加することは、
それこそ今までの生き様が問われ、全身全霊を尽くす体験をすることでしょう。
生き方が代わるかもしれませんし、その姿で少しずつ日本がよくなるかもしれません。
争いはやっぱり嫌ですが、平和ボケは困ります。
そんな意識を補う効果も裁判員制度にはありそうです。
【いもたつLife】
久司道夫先生の講演
専門学校の公開講座で、
久司先生の講演を聴講できました。
頭の先から足の先までマクロビオティックではないですが、
食は重要という意識は人並み以上という自負はありますから、
(職業柄もあって)
聴講できることを幸運に思い、楽しみにもしていました。
久司先生の第一声が「生の久司です」が言う通り、
滅多に無い機会を与えてくれた、A社さまに感謝しながら、
たっぷり3時間の講演を受け止めました。
【いもたつLife】
二十四の瞳 1954日 木下恵介
戦争を背景に、村の家族達の悲哀が描かれた有名なストーリーは、
多くの示唆があり、観るものがそれぞれを感じるでしょう。
感動し涙しました。
時の流れとともに、主演の高峰秀子の雰囲気が少しずつ変わります。
18年ぶりの分校に戻った姿は、
その間に起きたできごとを受け止めた姿になって、みせてくれます。
人を想うことしかできないことが、けっして無力ではないことを、
個人の力では何もできない時代にも(時代だからこそ)
大きな支えになっていたことが解ります。
唱歌を口ずさんでいた子供の頃を思い出しながら、
こっそりと涙してみた映画でした。
【いもたつLife】
わが町 1956日 川島雄三
フィリピンの難道路工事(ベンゲット道路)建設から帰国した、
明治の男が、若くして妻を失い、娘を育て、娘は孫娘を産んで失い、
娘婿をフィリピンで失い、孫娘を育て、そして。
頑固で、荒っぽく、負けん気も強い男の一生は
懸命に駆け抜けた生き方で、家族を不幸にもしましたが、
それを責める気になれない男です。
妻、娘、孫娘は、20代前半が主に描かれているのですが、
明治末期、大正時代、戦後まもなくの
3世代の同じ年頃の女性で、夫・父・祖父を支える女性です。
3人の女性を通して、時代の変化が見事に描かれています。
【いもたつLife】