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ブログ 今日のいもたつ

いもたつLife

キッド 1921米 チャールズ・チャップリン

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ストーリーの流れがとても自然です。
誰もが察することができる展開なのですが、
実生活が染み付いて進んでいます。

その中で、チャップリンが強いところも注目です。
親になった強さです。
だから、どうなってしまうかがどんどん気になります。

へそ曲がりの私としては、泣くまでは行きませんがでしたが、
ラストに“ほっと”しました。
ただし、物語はそこからも、
子供が成長するまでは続きます。
それは観客が自由に夢見てね。ということでしょうか。

【いもたつLife】

日時:2009年10月07日 20:07

ネバー・セイ・ダイ 2001米 ジョン・グレン

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中東情勢は、さまざまな切り口で語られます。
この映画もそのひとつととらえてみました。

諜報部員とテロリストの対決ですが、
動機も背景も多くを語られることはありません。

少しずつ解明されてゆきますが、補足説明程度です。
そういう塩梅なので、想像しながら楽しむべきなのでしょう。
それも一興です。

ただ、説明がない中でも、
冒頭の遺言が、どこにもつながらないのは
消化不良起こすことになりました。

【いもたつLife】

日時:2009年10月06日 07:22

カリガリ博士 1919独 ロベルト・ウィーネ

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第一次大戦との結びつきをどうしても考えながら鑑賞してしまいます。
日本の映画にも、戦中であっても素晴らしい作品が生まれるように、
この映画も創意に満ちている内容です。

予算が限られていたことが伺えますが、
それを逆手にとってかどうかはわかりませんが、
独特の表現を造りだされています。

精神を問題にしている点も、先進的だったことでしょう。
カリガリ博士とチェザーレが、どこまでが実在かを謎にして、
観客にゆだねているようです。

サイレント映画でいつも感じるのですが、
造り手がどこまでを受け手を信用しているかという世界があります。
古典映画に触れると映画を観る自分の位置づけが解ります。

【いもたつLife】

日時:2009年10月05日 07:54

霧の山寺

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宗教の力強さを感じずにはいられません。
何を信じていたのかを推測できないのは、
ハングリーでない生活にいるからでしょうか。

恵まれていることを論ずるのは、
今感じている視点とは、ずれています。
親、祖父母、ご先祖さま、みんな
恵まれた環境に子孫をおきたかったからです。

そうではなく、日々の心の持ちようを、
振りかえりたいですね。
霧がかかっていたのは、幸いでした。
景色に満足しないで帰れたからです。

【いもたつLife】

日時:2009年09月26日 07:20

会津のソースカツどん

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大昔、山梨県の甲府市で、初めて「カツどん」と「煮カツどん」を
見た時は「へぇ~」でした。

ほしいも の仕事で茨城に行くようになり、
常陸太田で「ソースカツどん」を見て、「ここにもあるんだ」
と思うようになり、
会津では結構メジャーと知り、
実はカツどんのソースと卵とじは、
コーラのコカコーラとペプシコーラくらいの関係なのかと
思うようになりました。

ここにきたのは、「牛乳屋」という食堂に行く予定が、
観光客があふれていたためあきらめてこちらに来たのですが、
高速道1000円は今まで隠れていた地方の観光地を
表舞台に押し上げたように感じます。
地方の高速道で、普段とは考えられない混み具合に
それを確信しているこの頃です。

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【いもたつLife】

日時:2009年09月23日 16:18

宇宙の不思議がわかる! 甲谷保和

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ちょっと恥ずかしながら、小学生向けの本を読んだことを。

簡単に解説してくれているので、
私みたいな数学にも物理にも天文学にも
稚拙な人にはおすすめです。

昔 人々は星の動きを見てロマンを感じ、
想像力を働かせて、多大な時間をかけて観測しました。
星とのすばらしいが生きています。

今は当時と比べてはるかにたくさんの情報があります。
でもそれでも同じ未知の途中です。
だから今でも同じように宇宙にロマンを感じます。
そんな遊泳ができる本でした。

【いもたつLife】

日時:2009年09月22日 05:10

落語 柳家さん喬一門会

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友達のGさんがチケットもくれて、
会場40分前から並んで、正面前よりの特等席を取ってくれて、
(全席自由席だったので)
中入りの差し入れまでもらって、
(どうもありがとうございます!感謝します)
落語を楽しみました。

静岡銀行主催の静岡県講演(浜松市)ということで、
噺家の皆さんが、随所に“静岡銀行をよいしょ”するのも
地方寄席の楽しみで、
地元ネタを選んでくれる心も嬉しく、
静岡県出身の噺家も登場と、なかなかの盛り上がり。

落語が五席と色物一席+ミニ講演(カルチャー・フォーラムなので)
という盛りだくさんな内容でした。

ここのところ、新米と ほしいも で立て込んでいたので
ちょうど良い気分転換になりました。

【いもたつLife】

日時:2009年09月21日 07:11

石岡の祭り今年も

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まず、屋台に目が行きました。
流行がわかります。定番も健在です。

仕事がら出張が多く、あちこちへ行きますが、
思い返せば祭りは一年前のこの祭りです。

交通の便がよくなり、色々な祭りに行こうと思えば行けますが、
一年のうちに参加する祭りは少ないものです。
そういう観点からみれば、
昔の人と精神的には変わっていないのかもしれません。
日常は限りなく同じようにすごし、
年に数回の楽しみが心の糧になる。
よく言えば勤勉なんでしょうね。

石岡の祭りに来ると、地元にこういう祭りがあることを、
うらやましく思います。
今年も来てよかったです。Sさんご夫妻お世話様でした。
ありがとうございました。

【いもたつLife】

日時:2009年09月20日 08:07

忌野清志郎 青山ロックン・ロール・ショー2009.5.9

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親戚や友人と久しぶりに会うのが、
結婚式と葬式というのがめずらしくないように、
このCDを聴きました。

クルマでの遠くへの出張が多いのに、
ずっと聴くことなく過ごしていたそれは何十年もです。
今回往復8時間ずっと自分なりに追悼しました。

若い頃清志郎に出会い、たくさんの曲を繰り返し体に感じたことが、
どんなに人生で励みになっていたことか。
と改めて感謝しました。

【いもたつLife】

日時:2009年09月19日 07:08

ラブソングができるまで 2007米 マーク・ローレンス

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ラストはわかっているけど、みてしまい、
そのラストを期待している、素直なよい子でいれた
時間でした。

人は自分がかわいいから、大事な人でも自分の都合で、
簡単に情け容赦なく残酷までに人を傷つけてしまう。
それが自分では全くわからない。

過ぎ去って、失くしてわかるのだけど、
わかるのは一握りなんだろうな。
と感じずにはいられない展開でした。

主人公はそこに直面して、新たな人生をものにするのですが、
あっさりとその大事な過程を流したところは、
返って「人が殻を破る心情」を
推測させる効果があって、
私としては映画に重みができて良かったと思います。

【いもたつLife】

日時:2009年09月13日 08:15