いもたつLife
ボードゲーム:カタン
ルールを把握する(思い出す)のに頭の準備が要ります。
一年ぶりでしょうか?
たまにむしょうにやりたくなった時と、
家族のスケジュール(ゲームのメンバー)とこのゲームをやる体調が整うと
ゲームができます。
複雑ながら楽しい、よくできたゲームとやるたびに感心。
欠点は、他の人にルールを説明するのが、とってもめんどくさいことか。
だから、身近でこのゲームができるのは家族のみ。
今更ながら、よくルールを理解したものだと、自分たちに感心。
生むときの湧き出てくるエネルギーって大事ですよね。
今仕事では、ほしいも加工の立ち上げなのですが、
生むときのエネルギーを実感します。
この上昇気流にならない手はないですね。
【いもたつLife】
08年11月の治作
おいしいものを食べた自己満足な話です、
それをご承知で。
今回のメインはかも鍋です。
私には先住民の血が混じっているのか、
野性っぽい肉が好きです。
今回のかもはそれほど野生っぽくはなかったのですが、
もちろん!おいしかったです。
いつも思うのですが、
そのメインに至るまでに、満足しています。
それに加えてメインで感動が治作のすごい所です。
菊姫鶴の里と、ひらめ・アカイカ・マグロのお造り
酒呑みは最初から最後までこれでもOKです。
デザートもおなか一パイなのに、感動もののおいしさが
(あるようです。酒呑みは目で楽しみます)。
【いもたつLife】
群衆
記事の捏造がこの物語の発端ですから、
今がタイムリーかもしれません。
捏造が良い悪いの前に、こういう物語があることを
知ることは大切かなと思いました。
映画ですが、「傑作」の評価が頷ける内容です。
テーマが普遍的ですし、真っ向う勝負という内容です。
マスコミ、大衆、一部の上層階級、情報操作、自己利益、利他の心
それらを自分の中に落とし込んで考えるようになっています。
私は、“社会はどうやって作られてゆくのか?”
そんな流れを強く感じながら鑑賞しました。
タイトルについてですが、
原題の「Meet John Doe」も素晴らしいタイトルですが、
邦題の「群衆」まさに。というタイトルです。
ふたつのタイトルに感心しました。日本人でちょっと得したなという感覚です。
この映画をはじめ本当に、邦題をつけるセンスの良さを今回も感じました。
【いもたつLife】
オリヴァ ツイスト(1948)
カラーではないのですが、照明をうまく使って、
モノクロであっても強弱や、登場人物のスポット、重要シーンを
うまく表現しています。
今と比べて当然使える技術は限られていますが、工夫が凝らされて、
今でも遜色ない表現を観ることができます。
また、19世紀のロンドンの様子が、想像ですが、
これも見事に表現されています。
階級による光と影を現す映画の意図を捕らえていました。
ストーリーは、凄く切ないのですが、
最後は水戸黄門的で、胸をなでおろしました。
それと、ひとりひとりの立場の表現に感心です。
大人たちも良いのですが、
子供達は、その立場になりきっているようでした。
弱者の存在感です。
同じように脇役の“犬”もとても良い演技をしていました。
【いもたつLife】
コンスタンティン
“四苦八苦”
生きることにつきまといます。
死を考えると怖さや無念さや悲しみが起こります。
死ぬことが出来ないとしたら・・・。
もう一度生きなければならない二人はこの後、
どう生きるのでしょう。
心の奥で気づいているそんな気持ちが湧き上がりました。
映画はそんなテーマとは別に、
細かい設定が粋なところで楽しめます。
また、
古い映画を観ると、タバコをくゆらすシーンがめずらしくなく、
カッコ良く描かれていますが、
現代では真反対です。
たかだか数十年で人々が持つ価値観なんて
すぐに変わってしまいます。
今自分が信じている正義やもろもろの常識なんて
本当にもろいものです。
【いもたつLife】
ディスクロージャー
三つ感想を。
ひとつ目
友人なんて、時や立場や状況で、ころっと裏切られちゃう。
本来ならこれは友人ではない、けど、
なにか心あたりがある真実で、暗くなりました。
ふたつ目
努力精進して、経済力や地位や権力を持つことになります。
あたりまえですが、謙虚はそれらよりも前にないと。
災いは謙虚欠乏から自分が引き起こすことかも。
みっつ目
94年当時の最先端のハイテクとセクハラの考えが、
10年ちょっとでかなりの進化変化も目の当たりに。
贅沢や便利や快楽の追求の進み具合に、
精神がぜんぜんついていっていないように感じました。
【いもたつLife】
容疑者Xの献身
人は人のために生きることが、願いだしそれが自分の幸せにもなります。
直面している現実で、それをするのが難しいのも真実です。
男が母子のために尽くし願うことが、母子の願いのはずなのに、
母子も本当はそうだとわかっているのに、でもできません。
ただ、私としては、母子はそれをまっとうするのが、男のために尽くすことです。
それができないのは、良心なのでしょうか、エゴなのでしょうか。
男も母子に尽くしたのは、エゴだったのかもしれません。
結局正々堂々でなかったことがこの結末と言ってしまえば・・・
それまでですが、
ごくごく普通に生きている中での出来事です。
単に推理で終わることがない、完成度が高い映画でした。
切ない映画でありました。
主人公がおせっかいと思った人も多いでしょう。
そんな演出が、その心が、この映画の完成度を高めたのでしょう。
【いもたつLife】
さらば仮面ライダー電王
最近の仮面ライダーはおもしろい!
といううわさを聞きつけて久しく、
観たい観たいということを知っていた家内から、
映画に誘われて、いそいそとついて行きました。
私の年代なら当然のこと、初代ライダーからの
熱烈ファンが何十年ぶりに観た仮面ライダーは、
バッタの趣はないものの、変身するし、馬にも乗るが
バイクにも乗って、ライダーキックがあることに感動していました。
何十年もの隔世を感じたのは、シナリオです。
へたな映画のストーリーよりも哲学的で、
時間・タイムスリップや死生観を描いている内容に
驚くばかりでした。
登場人物の設定も、とっても凝っていて、
一大ドラマを感じずには要られませんでした。
親子で充分に楽しめる進化した姿に感涙でした。
最後に、
原作者名が、「石の森章太郎」と一番にクレジットに出ました。
まず最初、それだけで実はこの映画にはまってしまった私がいました。
【いもたつLife】
映画好きの人たち
知り合いに年配の映画好きの方達がいます。
私が好きな古い映画を、
リアルタイムで観た人たちです。
やたら、色々なことを知っています。
そして、何人かでわいわいひとつの古い映画の話をすると、
一人一人の断片の記憶や知識が、
たくさん集まってくると、
「へぇーそんなことがあったんだ」
と大きく頷きたくなることが聞けます。
久しぶりにその宴会に参加しました。
今回は「市川雷蔵と嵐勘十郎とその時代の時代劇」の話を興味深く聞き入りました。
【いもたつLife】
レッド・クリフ
どこまで忠実かは別にして、
映像化されることで、自分が抱いていたイメージとは
違ったリアリティを実感できます。それはこれまでの
自分の歴史観が確認できるし、甘さも考えさせられます。
今後歴史を想い馳せるにもこの映画を観た意義があります。
ただ、気をつけたいのが時間の流れでした。
私たちが過ごす時間は、地理的な移動では、史上最速です。
時の流れは加味して感じたいと思いました。
しかし、たぶんこの時期の戦士達の移動は、
他の一般の生活者の概念では考えられないスピードであったでしょうから、
それはその凄さを、掛け値なしで味わいたいところです。
これは同じ中国の元の時代や日本の戦国時代等にも通じることですし、
産業革命後でのスピード感も映画を通して観て行きたいことだと、
この映画で教えてもらいました。
そして確かに大作でした。
きっと選び抜かれた登場人物には、
それぞれたくさんのファンがいることでしょう。
(まあ、三国志ですから)
満遍なく活躍シーンがあり、
これもこの作品を語っていたと思いました。
【いもたつLife】