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ブログ 今日のいもたつ

いもたつLife

文楽

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若い頃、歌舞伎に連れて行ってもらって、
ほとんど寝ていたことがありました。
ツアーだったので、会場に着いた時にはすでに出来上がり。(酒です)

幕間でも弁当を肴に飲んで、午後の部も睡眠。
なんて勿体なかったんだろう。

さすがに今回は違います。

何故、人形を使うようになったのだろう。
観ているとそんなことが浮かんできました。

今は会場に字幕がでます。昔はでなかったのだから、
文楽の方でお客様を選んでいたのがわかります。
実際にそれだけのレベルでしょう。
(私のレベルではわからないことが多かった)

あっという間に東京に来て、
日本の伝統芸能や文化に触れることができます。
そればかりでなく、
外国の素晴らしい文化、絵画や演劇等々にも、
ある程度の時間とお金で体験できます。
幸せで贅沢に生きています。

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【いもたつLife】

日時:2008年09月18日 09:04

素晴らしき放浪者

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生きることにさえ執着しない男だから、
何がなくても構わない。
金はもちろん衣食住も当然いらない。
驚くことに、人との信頼関係もいらない。
社会的なんてこととは無縁な男の映画です。

33年フランスの作品です。今ほど複雑ではない環境ですが、
現代社会や今の生き方を示唆していたように、
世の中に対する痛烈なパンチを主人公に託しているようでした。
そして、この男を通して社会での優等生の人生の価値にも
疑問符をつけます。

まあこんな男はありえないし、
いたら何て嫌な奴だと罵るし、
なりたくもないのですが、
心のどこかでは、この男の持つ開放の生き方に魅力を感じます。

人間が社会を形成する最初は、
こんな感じだったのかとも。と思いながら鑑賞しました。

【いもたつLife】

日時:2008年09月16日 06:59

MIB

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記憶のことがテーマの映画って多いのですが、
それらとは一線を引いているのか解かりませんが、
ちょっと路線が違う記憶の映画と思いました。

ドライでクールに記憶を扱っていて、
本論ではないのでしょうが、気になりました。

記憶があるほうが良いのか悪いのかなんて、
本人にはどうでも良いことで、
周りが自分の感情で悲しんでしまうのかもしれません。

本人も周りも「別に大したことじゃない」という感じで
あっさりと記憶を消してしまいます。
こういう表現はなかなかないなと思いました。

【いもたつLife】

日時:2008年09月15日 11:34

石岡の祭り

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盆や正月ではなく、
“祭りだから”の理由で帰省する人もいるだろうな。
そんな熱い祭りです。

仲間との一体感、達成感はひとりでは絶対に体験できません。
個が優先されがちな今は、特に貴重な場です。

私の中で祭りは“祭り”というよりも“お祭り”で、
何を買おうかと屋台を回る感覚です。
それはそれで楽しいけれど、
そのために帰省することはないでしょう。

日本全国に素晴らしい祭りがたくさんあります。
祭りに万歳!

(私の地元でもきっとあると思います、私がひねくれもので
参加していないのかも)

【いもたつLife】

日時:2008年09月14日 08:33

ぐるりのこと

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90年代を身近な出来事と大きな出来事で追う。
何を追ったのか?

私的な感覚ですが、「自分のことばっかり」という
怖い人の性を強く感じました。
人間は悪い面ばかりではありませんが、
その悪い性をそれとは気づかない会話や態度から強く感じました。

そして、「逃げる」もテーマです。
人々は何から逃げているのか?それとも
逃げずに踏ん張っているのか?

10年かけて次のステージに登って行く夫婦の姿勢に、
怖い人の性や逃げてゆく人間の悪い面ばかりではない面を、
みせてもらいました。

【いもたつLife】

日時:2008年09月09日 11:13

望郷

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“哀愁”と同じく絶妙な邦題です。
そして、舞台と人物設定が良いです。

カスバの中でのヒーローは、
カスバの人達と同じ足枷があるからヒーローとして
同調できています。

だけど自分がちっぽけなことを自分が一番感じています。
ペペは自分をぶっ壊すきっかけをずっと待っていたのかも。
私もそれを持っているかも。

映画としてのおもしろさもさることながら、
そういう教訓を得たと思うのは、
映画の観方が、ちょっとへそまがりのせいかもしれません。

【いもたつLife】

日時:2008年09月07日 16:42

インフェラ

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何十年と生きてきても知っていることは、
たかが知れているのですが、
まったくもって、「欧米以外のことは無知か!」と
反省するばかりです。

韓国映画を観たのが初めてで、
愛や恋を語るのは苦手で、
あらすじも乱暴かなと思っているので、
映画の感想は控えまして。

「モロッコ」や「カサブランカ」「知りすぎていた男」
を観たときのように、北アフリカ、サハラ砂漠に
行きたいと今回も思いました。

【いもたつLife】

日時:2008年08月26日 07:00

トラ・トラ・トラ

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戦争したら負けることがわかって奇襲したことが、
ジンジンと伝わってきます。

当初は、
どうやったら、戦争が防げるか。
開戦したとしたら、いつ戦争を収めるか。
それをどれだけ考えていたのではないかと、
改めて感じました。

この後の日米の軍の動きを、
史実に基づいて知りたいのですが、
勇気が要ります。

【いもたつLife】

日時:2008年08月25日 05:41

天使のくれた時間

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時間や記憶は、どこにもないのではないか。
年を重ねてきて、そんな少しむなしいことが、
頭につくようになってきました。

でも本当に大切なのは、他の人たちと一緒に過ごした時間と記憶です。

この映画はそれを語ってくれました。
私が確かめたかったから、そう感じたのかもしれませんが。

日常、生活している時に、ふっと、今よりも大切なものが他にあるかも、
と思ってしまうと、
今までの自分を否定してしまうことになります。

その時はなおさら、
自分の夢に突っ走って、自分を信じて来たものを
確固たるものにしたくて、
益々周りから認められるようにがんばります。

そんな主人公の姿とは、多かれ少なかれ重なる部分があります。

今の日本の社会の大半の人は、常に忙しくしています。
その中で時折、
ちょっと気楽に生きてみようか、と思うことがあります。
そう思う時の自分を後押ししてくれる物語でした。

【いもたつLife】

日時:2008年08月23日 06:06

川の音

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ここに来ると、絶えず水が流れる音を聞くことになる。

日本の川は滝のように流れが速い。
ということを聞いたことがあるが、
日本の川の支流は確かに急流が多いと思う。

川原に降りるとその音も大きくなる。
来る途中も、川と路の距離や
川の起伏、川の開口の具合や木々との関係で、
色々な音になる。

家にいても少し遠くから聞こえてくる。
とにかくいつも聴こえる。

ここにいるとしばし生きていることを
忘れるような感覚になる。

【いもたつLife】

日時:2008年08月17日 07:06