いもたつLife
河
1951年のアメリカ映画ですが、インドが舞台です。
変化があることと変化がないことがテーマでしょうか?
人は体と心が変化して行く、親兄弟友人との関係も変化してしまう。
そこには心の葛藤が生じます。それを乗り越えることは自分しかできません。
インドの大自然がその対比となっていました。
自然も変化しますが、それは変化というより、
不変の中にゆれているだけのようです。
1951年の作品ですが、
インドが背景となっている、
裕福なアメリカの家族が描く心の葛藤は、
現在の日本の多くの人が持つ心に似ているように感じました。
【いもたつLife】
映画好きの人たちとアンドレア・ボチェッリ
知り合いに年配の映画好きの方達がいます。
皆さんやたらたくさん映画を観ています。
そして昔のこともよく覚えていて話をしてくれます。
そんな方達と
「アンドレア・ボチェッリ/ライヴ・イン・トスカーナ」
のDVDを鑑賞しました。
たくさん映画を観てきた人達の感性は豊富です。
そして、若い。
こっちが引きずられて行きます。
良い機会に恵まれたと思います。
またひとつ新しい世界を知ることができました。
【いもたつLife】
大きなスイカ
東京は通り過ぎることがほとんどですが、
たまに都内をうろうろすることがあります。
その時は、「Suica」がないととても不便を感じます。
特に、他に「Suica」を持っている人と一緒にいる時です。
改札を通る前に常に待たせてしまいます。
普通の切符の改札の数も、どんどん減ってゆく感じです。
たぶん、もう、「Suica」が普通なのでしょう。
話は変わります。
干し芋農家が干し場だったハウスに、夏の野菜・果物を作るのが常です。
農家により好き好きや得意分野があります。
こちらは食べられる「スイカ」です。立派に育っています。
スイカと茎の付け根が枯れてくると、そろそろ食べごろです。
「来週とりに来い」と言われました。
【いもたつLife】
立川談志独演会
予想されたことですが、スケジュールが変更されました。
世の常ですが、何かがあると、今までの結果がでます。
お客様とどういう関係を築いていたかもわかりますね。
来ているほとんどが、談志が好きで来ているのがわかります。
「人は一度しか死ねない」そんなメッセージが談志の姿にありました。
どう生きるにしろ中途半端は嫌だと私も思いました。
【いもたつLife】
晩春
なんのことはない話なのに、
どんどんどんどん引き込まれてゆきます。
不思議な感覚で観ていました。
何がそうさせるのか?
結婚・離婚・再婚・父と子・友達・親戚
小さな小さな出来事をつなげているからなのか?
ゆったりと流れる時間からか?
時折日本文化を伝えるシーンがあるからか?
観ている者を引き付けている力
不思議な感じをだしているのは、
作り手の感性の成せる業だけではなく、
実はとても緻密に計算されて作り出されているのではないか・・・。
と思えました。
【いもたつLife】
バベル
加害者としても、被害者としても、
この後すぐに、この映画の当事者になる可能性は充分にあります。
悪いつもりはなかったや、こんなつもりではなかった、
それが原因でも報道や違う立場は許しません。
世界がとても複雑になっている様子は
上手に描かれていたと思います。
そして、精神的に重圧が普段からかかっていること、
きっと誰もが毎日知らず知らずのうちに、心に傷を負っているじゃないかと
考えさせられました。
しかし、失った先には希望があることが描かれていたことで、
勇気づけられました。
【いもたつLife】
アイアムレジェンド
孤独の恐怖
日常にも孤独を感じることは良くありますが、
完膚なき孤独は想像すらできません。
日常 孤独を感じるときは相対的だったんだ、と
気がつきました。
絶対的ではありません。
自ら感染してしまいたくなりそうです。
自分の行動や生き方には、
孤独を恐れていることが発端になっていることが、
思い当たることが多くありました。
【いもたつLife】
キングコング
コングの表情を観ていると造り手の執念が伝わってきます。
なみなみならぬ手間をかけて特撮を実行したことは充分伺えますが、
それ以上にその表情や動きは、
「人の身勝手さ」というこの映画のテーマを現しています。
1933年当時のアメリカを見ることができることにも価値があります。
そこに映るアメリカの繁栄・発展と“人の身勝手さ”の対比は、
環境破壊を単には否定できない警鐘とも受け取れます。
75年前の映画ですから、不可解を探すのは野暮です。
でもそれがあっても、
不可解でリアリティのなさから、どんどんこの映画に引き込まれます。
落語の世界に通じるものも感じました。
【いもたつLife】
サンセット大通り
サイレント映画時代の大女優、グロリア・スワンソンの演技に脱帽です。
脚本が脚本ですから、演技なのか、本気なのかが
観ていてわからなくなる程でした。
しかし、最後の衝撃のシーンでは映画と思わせるのですが・・・、
たくさんのパーツが積み上がり信じられない状況が出来上がります。
自分のためにとつくった環境が
自分を見失うことへ作用してゆきます。
主人公だけでなく関わる人々全員を巻き込みます。
そして、最悪の状況で最高に幸せな自分をまつりあげます。
この映画がリリースされて半世紀以上が経った今、
ごくごく普通の庶民が、インターネットを使って、
主人公と同じ世界を持てるようになりました。
【いもたつLife】
今年の茶摘み
恒例の芝川の茶摘みです。
一芯二葉を丁寧に手摘みしてゆきます。
が、
それが二時間ほどしか持ちません。
しかし、
一年に一度の茶摘みを自分に言い聞かせ、
終われば宴会と自分を励まして、
何とか収穫目標をクリアしました。
【いもたつLife】