いもたつLife
ビッグウェンズデー
映画に写しだされるシーンはいつもドラマです。
生きる上では、平凡な日常の方が圧倒的に多いのですが。
実際の自分の人生にもあてはまります。
(結婚式と葬式だけが主役になれる、なんて言います)
この映画では、日常を感じさせながら、ドラマが描かれていました。
時とともに変わってゆくものと、変わらないもの。
人なんて年とともに変わってゆくもののひとつなのか、
自分は自分で変わらないものなのか。
自分の中には両方があって、それがわかっていると、
もっと豊かに生きることができるのかな?
そんなことを考えました。
【いもたつLife】
映画講座3
日本の古い映画のロケシーンは、懐かしいし、
歴史を知る・歴史観を裏付ける、貴重な財産でもあります。
昭和30年代の初め日本は、今とは違う国を思わせる程です。
今生きている世界は、すでに未来都市です。
先人に頭を下げなければと感じます。
そして、今の私より確実に大人が大人だったのでしょう。
そして、濃い人生を生きています。
そして、ユーモアもありです。
映画からは、たくさんのことがもらえます。
【いもたつLife】
映画講座2
アメリカ映画を語る上で、西部劇ははずせません。
西部劇の良否はおいておき、
影響力があったから、
人によってその存在は大きいものです。
アメリカ映画全盛を支えた大スターは、ほぼ全員なんらかの
西部劇に出演していることからも、西部劇の凄さが伺えます。
栄枯盛衰。
そんな西部劇も1960年頃から、上映がされなくなります。
しかし、違う形で表現されます。
60年後半から確立されていった刑事映画は、
西部劇のある一部の精神を引きついだ映画です。
そして、やはり現在大スターと言われる多くの人が、
何かしらの刑事映画に参加しているのも、
それを感じさせます。
はでなアクション化した刑事映画はすでに過渡期かもしれません。
【いもたつLife】
映画講座1
日本映画全盛の昭和30年代には、
「歌遥映画」というジャンルがあった。
即席でできた映画が多い感もあるけれど、
時代がつくった一分野でもあった。
時代を知るツールのひとつとしておもしろいし、
観ていて“ほのぼの”としてくるし、
なにか素直な時代を感じる。
顔ぶれは大御所ばかりだが、
可愛さが目立つ。
今が幸せだという勘違い。を感じるひとときだった。
【いもたつLife】
陽のあたる場所
自分を正当化してしまう人間の性が描かれていました。
「人は弱い」そこをスタートにしておかないと
いつのまにか、自分が自分でなくなります。
ささいなボタンの掛け違いが、大きなことを巻き起こすこと。
この物語ほどではないにしても、
日常ありがちな生活からでも起こりうる展開は、
怖さも感じました。
とても豊かな当時のアメリカでの、貧富の差や
宗教・考え方の問題、栽培についての見解・・・。
前面ではありませんが、それらも語られていました。
カメラワークも、長回しやアップを効果的に使っていますし、
微妙な表情もよく撮れています。
アメリカ映画全盛の凄さが実感できました。
【いもたつLife】
東京ミッドタウン 急
なんだかんだ言っても、
みて回るのが楽しいだけだけど、
ウロウロ飽きないでいる自分にびっくりです。
他のところでは、すぐに飽きてビール呑み始めてしまうのに。
アトラクションみたいに、
「楽しいだろ」と言われて(脅迫されて)
楽しいな ではない、楽しさ。
が気にいっています。
【いもたつLife】
東京ミッドタウン 破
意図は何かな?
郷愁って次に進むためにも必要なことかな?
何てことを、柄にもなく考えます。
子供の頃、さんざん欧米が素晴らしいと教育されてきて、
ちょっと前から、そこから自由になろうと気がついた。
(たぶん自分だけだけど)ここに、
その“におい”感じて好きなのかもしれません。
【いもたつLife】
東京ミッドタウン 序
だいぶ気に入っています。
“どこが”とか“なんで”と聞かれると答えられないのですが、
感覚とマッチするという感じです。
実験的なところも好きです。
常識とは、自分が持つ観念かな。
と確認できます。
【いもたつLife】
喜びも悲しみも幾歳月
「四苦八苦」して生きてゆくのが人間です。
一見なんのドラマもない日常ですが、
実は、様々なドラマがあり、直面します。
それは受け入れる事しかできない、
運命でもあるし、
自分が生きてきたから訪れた出来事でもあります。
極普通の人生かもしれませんが、
夫婦・生き方・家族の理想像かもしれません。
淡々と描かれた中に、
勇気を受け取りました。
映画としての出来のよさにも感心しました。
映像の綺麗さはもとより、風景の美しさと撮る視点、
主人公が年齢を重ねたことを自然に溶け込ませるメイク、
多くを語らず、映像で語る上手さ。
(それを表現する役者さん達に拍手)
当時(1957年)の映画レベルの高さにも感嘆です。
最後にひとつ。
日本は大急ぎで時代を走ってきました。
映画の中には、たった50年前ですが今とは違う世界が、
そのままにさりげなく映っています。
大事な映像です。
【いもたつLife】
ジャンヌ・ダーク
う~ん。
イングリッド・バーグマンのファンだから・・・、
というのが、ひとことめになります。
日本では、昭和25年に公開されて、
その年のNo.3の人気映画だったそうです。
イングリッド・バーグマンの魅力は流石です。
裁判シーンを観ていると、
ヨーロッパと日本の違いがよくわかります。
日本びいきと言われそうですが、
日本が培ってきた知恵は、”良くできているな”と
逆を見せられるとよ~くわかります。
ただし、最近のニュースは、
それらが継承されていないことを示しています。
ゴーイング・コンサーンも同じです。
それは、自分にとって切実な課題です。
【いもたつLife】