常陸太田の稲
干し芋産地の近くの米どころと言えば、常陸太田です。
今年は平年よりも穂が出が早いようです。
早稲はもちろん、コシヒカリも出揃っていました。
干し芋産地では穂が出始めです。
ただし、畑の中にある陸稲(おかぼ)は穂はとっくに出ています。
【米探訪記】
干し芋産地の近くの米どころと言えば、常陸太田です。
今年は平年よりも穂が出が早いようです。
早稲はもちろん、コシヒカリも出揃っていました。
干し芋産地では穂が出始めです。
ただし、畑の中にある陸稲(おかぼ)は穂はとっくに出ています。
【米探訪記】
山形県は農業王国です。
川西町は稲作地帯ですが、周辺は果物が盛んに作られています。
その川西町は米沢盆地にあり、日較差が大きいことから、
高品質の稲作(農産物)が育つ気候です。
水は最上川から豊富に供給されますし、冬は雪深く
これらも美味しいお米ができる要因です。
その川西町の農家(川西産直センター)とも長くお付き合いしていて、
毎年米の視察に訪れます。
産直センターでは、
有機農業と3段階の特別(減農薬・減化学肥料)栽培を行っています。
稲穂が地面すれすれまでもたれている稲もあり、
今年も見事に実っていました。
【米探訪記】
有機稲作の及川さんのお米の視察に行きました。
及川さんの田んぼは、どこも綺麗です。
もちろん全く草がないわけではありませんが、
稲は草に負けずに育っています。
初期除草をしているからということですが、
工夫に工夫を重ねた除草機を見る限り、
かなり手間隙かけた結果だということが伺えます。
今年度も美味しい、有機ササニシキと有機ひとめぼれが、
収穫できそうです。
【米探訪記】
今年は全国的に記録的な猛暑でした。
滑川市も同じで、稲の高温障害対策として、
平年よりも田んぼに水を張っている期間を長く取りました。
すると、稲はいつも以上に伸びます。
そして、天気が良いことから、実入りが良く豊作傾向、
その状況で、雨が多いので、稲は倒れやすく、
しかも田んぼが乾く間がない状態でした。
そこで稲刈りは慎重に、慎重に、という感じです。
今年は農家泣かせの収穫が続いています。
【米探訪記】
上越市小泉地区で、篤農家の内山農産の稲刈りを視察しました。
地域活性のためにも熱心に稲作に励んでいる農家です。
有機栽培や特別栽培を中心に、環境保全の稲作に努めています。
また、農家高齢化で栽培放棄地が増えるのはこの地区も同じで、
それを防ぐことにも尽力しています。
上越市は、日本一の米どころ新潟県でも有数の地域で、
小泉地区はその中でもかなり恵まれた環境の田んぼです。
天候不順で収穫が遅れていましたが、
田んぼに入れる限り稲刈りをしていました。
品質は上々の様子でした。
【米探訪記】
9月のはじめは雨が多く、
どのお米産地も稲刈りをしたいけど出来ない状態でした。
常陸太田市でも同じで、刈り遅れがなかなか解消されません。
大きな観点から気候変動で、8月の猛暑、9月の多雨が今後も進むと考えると、
田植えを遅らせることと、晩生の品種にシフトしていくことを
一部の稲作農家では考えています。
ただし、兼業農家はこの日程が辛いところです。
ゴールデンウィークの田植え、
9月は連休が多いので稲刈り、
ちょうど良いスケジュールだからです。
異常気象は異常であってもらいたいのは、農家だけではありませんから、
気候変動が杞憂であれば良いのですが。
【米探訪記】
ほしいも産地と、そこから10kmほど離れた隣の
お米産地の常陸太田市では、
田植えの時期が違います。
常陸太田市は干し芋産地の北に位置しますが、
一早く連休から田植えです。
川崎さんの苗ももうすっかり田植えを待つばかりでした。
ほしいも産地では、連休の翌週の週末から田植えピークです。
【米探訪記】
川西町で一生懸命稲作に取り組んでいる農家を
取りまとめているのが、川西産直センターです。
かなり高品質のお米を、多く取り扱っています。
訪問している時に、山形テレビの取材がありました。
台湾の百貨店に輸出しているので、
台湾からのバイヤーさんが訪日していて、
その方を主にした番組作成の取材でした。
台湾で実際に稲作をしていたり、
川西町から台湾の百貨店に試食販売の農家が行ったりと、
交流も多いそうで、
バイヤーも日本びいきとのことで和やかな取材風景でした。
【米探訪記】
川西町は山形県の中でも有数の米どころです。
タツマの米の中でも支持されている産地・お米です。
ここでは、有機栽培と特別栽培で稲作をしています。
農薬は使わないか、使っても一度だけなので、
草取りをはじめ管理にはかなり苦労しているようで、
田んぼもそれを物語っていました。
今年は残暑の影響で、熟すのが早く、
そろそろ刈り時になっていました。
【米探訪記】