無警戒
干し芋のタツマはお米も扱っています。
メインのお米は茨城県常陸太田市の里川沿いの田んぼのお米です。
稲刈もだいたい終わり、今年販売の玄米もそろいました。
倉庫で玄米整理をしているフォークリフトに、
作業中も全く動じない虫がいました。
作業中すっと乗っています。
しかもカメラを近づけても動きません。
怖いもの知らずは怖いですね。
【米探訪記】
干し芋のタツマはお米も扱っています。
メインのお米は茨城県常陸太田市の里川沿いの田んぼのお米です。
稲刈もだいたい終わり、今年販売の玄米もそろいました。
倉庫で玄米整理をしているフォークリフトに、
作業中も全く動じない虫がいました。
作業中すっと乗っています。
しかもカメラを近づけても動きません。
怖いもの知らずは怖いですね。
【米探訪記】
農家によって稲刈りを決める要因は違いますが、
一般的には、稲穂の色づきか穂を結ぶ茎の色合いで決めます。
年賀干し芋の塩崎さんは、稲穂に1割ほど、青い穂が残るあたりを、
稲刈りのサインとみています。
今年この後、米産地回りをしますので、
各農家の判断基準を聞きたいと思っています。
タツマがお付き合いしている米農家は、
どこも勉強熱心です。
この切り口から面白い話が聞けそうです。
【米探訪記】
全国的にコシヒカリ全盛時代になって久しいので、
契約栽培で「ひとめぼれ」を作付けしてもらっています。
コシヒカリよりも早い収穫、
回りはコシヒカリが多いので、
一足先に穂が実ると・・・、
スズメが集中してしまいます。
ほとんど農薬を使わないので余計に寄ってきます。
毎年のことで、全部食べられるわけではないと、
我慢しています。
【米探訪記】
梅雨の間は、曇りか雨の日々で、
今年は晴れ間が少なかったのですが、
この時期は曇りでも日に焼けます。
だから陽射しは強かったということです。
今年の梅雨の特徴は気温が高い日々でした。
ということでここ一ヶ月で、稲もグンと大きくなり、
サツマイモも育ち当初の遅れを挽回した形です。
ただし、副産物として、雑草の伸びも例年以上です。
梅雨明けで草取りもここからが正念場。
元気に生えそろっている田んぼや畑はこれからが勝負です。
【米探訪記】
右と左で緑の濃さが全然違います。
肉眼でははっきりとわかります。
左が濃い緑の稲です。
(多分濃い方が葉緑素が多い)
親しいほしいも農家のあきたこまちで、
粗植と言って、普通の株間よりも広い間隔で植えています。
日当たりと風通しが良くなります。
苗の本数は少なくなります。
それぞれの農家の考え方ですが、私は粗植は稲には良いと
思っています。
【米探訪記】
タツマは「お米屋」でもあります。
毎年年末は、お米屋の務めとして、「のしもち」を
頼まれたお客様の分つきます。
一日につける数量が限られますから、
例年12/27頃から始まり、明日がピーク。
9日もちでもかまわないお客様もいらっしゃるので、
今日もついてます。
【米探訪記】
タツマがお米を扱いはじめてからの
お客様の蕎麦屋さんから頂いた蕎麦です。
青みがかった蕎麦は茹でる前から
蕎麦の良い香りが漂います。
そして出来立てを食べると蕎麦の甘みが
口中に広がりました。
一緒に頂いたそばつゆがまた蕎麦の旨さを引き立ててくれます。
実はこの蕎麦はタツマのお米の主力産地の
茨城県常陸太田市の隣の町の
金砂郷町の蕎麦です。
全国的にも有名な産地です。
隣同士で特産品が異なります。
「お米は常陸太田」「蕎麦は金砂郷」です。
農産物はその産地の特産物ですね。
【米探訪記】
ほしいも 産地=茨城で稲を天日乾燥させることを
「おだがけ」と言います。
全国的には、「はざがけ」と言います。
東北地方では、棒を一本たてて天日干しする
「棒がけ」をします。
今では11月の稲刈りなんて、変わりものです。
しかし、ここから稲が乾燥され、脱穀され、来年まで大事に保管されます。
米農家は農閑期という忙しいやるべき仕事に入ります。
そして、今の暦で立春の頃、お正月を迎えます。
旧暦は農業暦なのが、自然農に携わると実感できます。
【米探訪記】
茶畑は秋の収穫が終わり、今紅葉が始まり、
その山は、今回の稲刈りの田んぼにせまる場所にあります。
近所では椎茸が育てられ、さつま芋掘りも今が掘り時という感じでした。
すっかり稲刈りが終わった田んぼは、
山あいの中のところどころの平地に、
段々に小さく佇んでいます。
日当たりの良い斜面には、
お墓もあります。
これは静岡と言っても私が哀愁の風景です。
【米探訪記】
自分と家族とほんの親しい人たちにしか
行き渡らないけれど、
米や麦や野菜を自然農で育てている
友人の稲刈りに行きました。
一般栽培とは当然、全然違う田んぼ。
有機栽培とも違う田んぼ。
強いて言えば、不耕起栽培に近い田んぼです。
手刈りの稲刈りなんて体験することはなかなかできません。
お膳立てしてもらってるからこそです。
「手伝ってくれてありがとう」と言われますが、
本当にありがたいのは、私の方で、
稲刈りさせてもらってありがとうでした。
【米探訪記】