俊和さんのいずみ
ほしいも用のサツマイモも品種ごとに育ち方が違います。
葉の色・形状・大きさ
つるの太さ・伸び具合
それぞれです。
いずみ種はつるも葉もあまり大きくならないサツマイモですが、
この畑のいずみ種は大きく生長しています。
俊和さんは毎年、いずみ栽培が上手く、
立派ないずみを育てます。
【芋日記】
ほしいも用のサツマイモも品種ごとに育ち方が違います。
葉の色・形状・大きさ
つるの太さ・伸び具合
それぞれです。
いずみ種はつるも葉もあまり大きくならないサツマイモですが、
この畑のいずみ種は大きく生長しています。
俊和さんは毎年、いずみ栽培が上手く、
立派ないずみを育てます。
【芋日記】
有機ほしいもの有機畑では、畑の地力を保つことが重要です。
その対応として連作しない、休耕して麦や緑肥作物で輪作する。
それが基本です。
農薬や化学肥料が使えない限り、これしかないのですが、
昨年この畑はあまりにも品質が良い干し芋用のサツマイモが収穫できたので、
連作しました。
そうしたら案の定の結果、今年は失敗です。
【芋日記】
この畑は緑肥作物のソルゴと麦で畑の周囲をぐるりと囲みました。
今年は芋虫の発生自体が少ないのですが、
この畑はその被害が皆無です。
隣の畑はいくらか虫喰いの被害があるので、障壁が有効のようです。
【芋日記】
休耕畑には土壌改善のために緑肥作物のソルゴを育てて、
畑に鋤き込みます。
ソルゴは生命力が強く、一度鋤き込んでも根を張ります。
まだ気温が高いので、そこから大きくなってきます。
あと2~3回は鋤き込みが必要です。
今は、ソルゴを粉砕しながら鋤き込む機械もありますので、
それを使えば一度の作業で終わります。
その方が楽なのですが、
一度鋤きこんで、もう一度ソルゴが根を張り育つ。
それを畑に入れる方がより土壌改善になり地力が上がります。
先進の機械を使う方が楽なのですが、
敢えて古い方法でやっています。
【芋日記】
10月から本格的な干し芋シーズンに突入します。
芋掘り準備、つる狩り、収穫、
その後は干し芋加工の準備、そして、ほしいもスタートです。
10月までは、先取りできる農作業をやっていきます。
育苗ハウスを片付けしておくのもそのひとつです。
追伸
9/23は「秋分」です。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「秋分」の直接ページはこちら
秋分
【芋日記】
ほしいも用のサツマイモのつると葉が伸びるよりも速く、
上に伸びるので、苗は日陰になり枯れてしまいます。
茎には棘があり草取りもままなりません。
今まではハクザという草に悩まされていましたが、
この草はもっと厄介です。
今のところ限られた畑にしか出ていないので助かっていますが、
広がるようだと本格的な対策を講じなければなりません。
【芋日記】
10月に入ると芋収穫の準備です。
中旬には芋掘りです。
今草取りしても収穫量は変わりませんが、
花が咲いている草をそのままにはしておけないので、
(近隣農家の畑に種を蒔くことになるので)
草取りをしています。
【芋日記】
ほしいも産地全体で今年は芋虫が少ない年です。
地域・地区により発生している度合いは違いますが、
総じて少ない年です。
干し芋産地も記録的な暑さの夏でした。
芋虫の親の蛾にも厳しい環境だったようです。
【芋日記】
EMぼかし肥料を使って栽培実験している畑のサツマイモです。
草が生い茂っていて育ちが悪かったのですが、
草取りしてやると、一気につるが伸びて畑を覆いました。
連作しても大丈夫ですし、
EM農法は干し芋用のサツマイモにも有効な感触があります。
【芋日記】
8月終わりから9月にかけて、芋虫が大発生する年があります。
数種類の芋虫のうち、
一番暴食なのが、ハスモンヨトウという芋虫。
“ヨトウ=夜盗”というだけあって、
一晩で畑をつんつるてんにしてしまいます。
今年は猛暑の影響か、
蝶(蛾)が卵を生めなかったのか、
芋虫が少ない年です。
【芋日記】