芋日記
野生化したスイカ
たかおさんの庭に自然にでてくるスイカですが、
毎年実も付けます。
ただでさえ芝の間からよく芽をだすと歓心するのですが、
ちゃんと実を付けます。
そして、こうやって自然にでてくるものは、
もちろん肥料はやらなくても育ちますし、
病害虫でダメになることはありません。
この環境の中で、スイカの実があった方が良いから、
出てきていることがわかります。
有機栽培をしていて苦労している畑は、
きっとかなり無理をしているのではないか。
とこのスイカを見ると感じます。
【芋日記】
草が根付いてしまいました
抑草のために黒マルチ(ビニール)をサツマイモの畝(うね)に
張ってあるのですが、雹で穴があいてしまい、
そこから草が生えてきています。
中々手がまわらないうちに、しっかりと根付いてしまいました。
しかしこれを取らないと、
これ以上サツマイモはつるも葉も伸びることができません。
【芋日記】
EMぼかし肥料栽培その後
EM菌と米ヌカでぼかし肥料を作り、
畑の表面の土に鋤きこみ、
ビニールで覆って熱を加えて、
草を抑えるという栽培を試していましたが、
草を抑えることはできませんでした。
一度草取りをして、サツマイモを植えてみて、
EMぼかし肥料がサツマイモに「どう効くか」は、
この後試しますが、
抑草するのには、もうひと手間かける必要がありそうです。
【芋日記】
ビンボウグサ
たかおさんの庭先の芝生はいつも綺麗なのですが、
秘密があります。
たかおさんの奥さんが暇を見ては、
ビンボウグサ(と呼んでいる?)草の芽を抜いているからです。
毎日手入れしていも、どこからか種が舞ってくるそうで、
とってもとっても出てくるそうです。
この地味な作業をしているからこそ、
いつも寝転びたくなる庭になっています。
【芋日記】
初スイカ
今年も黒沢進さんは頑張ってメロン作りをしています。
その様子を見に行ってスイカをご馳走になりました。
スイカを作っている農家は多いですが、
一番早いスイカでした。(とても甘かった)
「メロンがとれると誰も(スイカ)を食べなくなるから」
メロン前に収穫できるように、
ビニールハウス内で早めに育てているそうです。
【芋日記】
メロンとスイカの被害
たかおさんのメロン畑は、大雨と大風で、
メロンの被害はありませんでしたが、
メロンとスイカ用のハウスがところどころ被害がありました。
自然災害に備える場合、
施設を使っている農家では、
農産物を守るか、施設を守るかの選択に迫られます。
(畑は見守るしかありません)
中々決断できないことです。
【芋日記】
6月の天候
5月下旬から6月中旬が、ほしいも産地での
サツマイモ苗の定植の適期です。
植えた後の雨は歓迎なのですが、
今年は降りすぎました。
おまけに台風もきました。
台風前は警戒して苗は植えませんでしたが、
抑草の麦が倒れました。
収穫用の麦ではないのは幸いです。
苗もしっかり根付いていないと大雨・大風で流されてしまいます。
【芋日記】
農園スタッフのおかげで楽しめます
台風一過の晴れでしたが、
予想よりも暑くはなりませんでした。
これが6月の台風なのかという体験でした。
有機農園のスタッフは今日は畑を点検しながら仕事に励んでいます。
農作業は大変ですが、(台風等の一次災害をもろに受けます)
元々、自然に触れることや、畑いじりや草花が好きなスタッフばかりです。
その好きが農園前にも現れていて、
植物園といえるほど、草花が充実しています。
今年も色とりどり花が盛りを迎えています。
【芋日記】
耕運こまめ
家庭菜園用の耕運機ですが、
十分に活躍しているのが耕運こまめです。
サツマイモの畝(うね)間に生えた雑草を、かき回して除草します。
小回りが利くので重宝しています。
ただし、畝に生えている雑草は手取りで除草しなければなりません。
苗が伸びて畝を覆うまでそれは続きます。
【芋日記】
えん麦のおかげで好調です
有機栽培の表面的な一番のネックが除草です。
次がイモムシに食われることです。
目に見えない部分では病気です。
それらは、畑がサツマイモだけの環境になることで大きな弊害になる。
という考えも下、
この畑では、麦をサツマイモの間に植えて、
マメ科の緑肥作物を畑回りに植えています。
2年目の試みで、数箇所の畑で試しています。
上手く行くところと、今ひとつ効果が現れない畑がありますが、
この畑は好調に推移しています。
【芋日記】