片付け
今シーズンの干し芋加工が終了の農家が増えてきました。
蒸かしが終わっても、干し場に仕掛かり中の干し芋は残りますから、
片付けは、干し場以外からになります。
割と備品が多いので、
数日かけて念入りに洗い、
今年の秋の芋掘り後まで、しまっておきます。
【芋日記】
今シーズンの干し芋加工が終了の農家が増えてきました。
蒸かしが終わっても、干し場に仕掛かり中の干し芋は残りますから、
片付けは、干し場以外からになります。
割と備品が多いので、
数日かけて念入りに洗い、
今年の秋の芋掘り後まで、しまっておきます。
【芋日記】
大きいサツマイモは、重いので、
皮むきもスライスも並べるのも重くて大変ですが、
それと同時に、取り扱いも注意です。
とにかく、とろとろに、
やわらかくなる程に蒸かすのが基本ですから、
大きいと半分に折れやすいのです。
ただし取り扱いの個数が少ない割りに
目方はきくという利点もあります。
【芋日記】
親しい農家の進さんです。
今年の冬は特に、例年にない厳しい寒さでしたので、
原料芋の保管は厳重にしました。
それでも寒さが通る(こちらではこう言います)
サツマイモはありました。
進さんもかなり気をつかったそうです。
昼間はなるべく暖めたり、
夜少しでも暖かさの足しになるだろうと、
電気をつけっぱなしにしたりと、
出来ることをやっていたようです。
お陰で、少々の傷みはありますが、
なんとか、順調に最後まで干し芋加工ができそうです。
【芋日記】
あと二日、うまくすれば一日で仕上がりそうです。
原料芋を見た時点で、製品率が悪そうだったのが、
蒸かした時点では、意外と大丈夫と判断しました。
仕上がり前の現段階では、
その中間位の製品率でしょう。
茨城産玉豊よりも3割位製品率が悪い印象です。
ただしかなり以前、25年くらい前でしょうか、
玉豊を静岡で育てたことがありますが、
その時よりも製品率は良いです。
品種特性は変わるものですが、
そのあたりを今回実感しました。
【芋日記】
一昨日から昨日にかけて、
もしかしたら大荒れの天気になるかもと心配だったので、
仕上がり途中の簾(すだれ)を、
雨よけハウスの真ん中に集めました。
幸いにも長雨にはなりましたが、
強い風が吹くこともなくよかったです。
今日からまた乾き始めます。
【芋日記】
立春を過ぎましたが、まだ寒い冬が続いています。
長泉産玉豊の委託での干し芋加工がこの時期だったので、
安心して仕上げることができてよかったです。
当初は11月の加工にして欲しいとの依頼で、
天候のことを考えると、
とてもとても受けることができませんでした。
この時期ならば原料芋の状態も、干し芋にして甘くなるし、
仕上がりも順調に進みます。
【芋日記】
左が玉豊、右が玉乙女です。
一番奥はそれぞれの丸ほしいもです。
蒸かしてすぐに並べたものと、
仕上がり途中では色もツヤも違いがでます。
また、玉豊と玉乙女はかなり色に違いがあります。
(ほしいもに仕上がると違いが少なくなります)
干し芋農家では、この色を見て、
玉豊を「白」、玉乙女を「黄色」とか「赤」といいます。
ちなみに、いずみは「黄色」です。
だから3品種作っている家は玉乙女は赤になります。
もう一つ付け加えると、
人参は真っ赤なので「赤」です。
けれど、タツマの有機農園以外では、4品種作っているところはありません。
(タツマの有機農園では色で呼んでいません)
追伸
昨日2月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月の干し芋」の直接ページはこちら
今月の干し芋
【芋日記】
委託加工されている長泉産の干し芋作りをしました。
前準備で洗ってビックリだったのは、
その大きさです。
片手では持てない位のビッグサイズが多いことです。
普段蒸かしているサイズよりも二まわりは大きいでしょうか。
蒸かしには細心の注意を払いました。
とにかく時間をかけなければ蒸けないだろう。
最初は強い蒸気で、
途中からかなり弱く、でも時間をかけて蒸かしました。
一番大きなサツマイモは約4時間かけました。
蒸け上がりは上々で、芯までしっかり蒸けていました。
【芋日記】
昨日の午後4時のテレビ東京の番組で、
干し芋セットが紹介されました。
「玉豊平ほしいも」と「いずみ平干し芋」のセットです。
立ち会ってください。
との依頼でスタジオに行ってきました。
とても念入りに詳しく、丁寧に扱っていただいて、
とても嬉しかったです。
どれ位の反響があるかは、まだわかりませんが、
たくさん注文が来て欲しいです。
【芋日記】
20年ほど前は、露天の干し場が普通でしたが、
今では雨よけのビニールハウスの下に干し場を作るのが主流です。
露天だと、日が暮れると簾(すだれ)を重ねて覆いをかぶせるか、
しまわなければなりません。
翌朝、その簾をまた干し場に並べます。
この作業は重労働です。
特に、乾く前の簾は重いので大変です。
ハウスの下で仕上げても甘みは変わりませんから、
どうしてもハウスの干し場にしてしまいます。
(仕上がった時の干し芋のツヤは露天にかないません)
お付き合いしている農家の中で、頑なに露天干ししている家が
3軒あります。
この3軒はそろって、絶品の干し芋を作ります。
その理由は、露天だからというのもありますが、
露天で仕上げる気概があるからだと思っています。
どこまでも良い物を造るという気持ちの現れが露天干しなのでしょう。
【芋日記】