芋日記
メロンの地味な作業

干し芋作り同様メロンも地味な農作業の繰り返しです。
この時期は、花を摘みます。
根元に花が咲いているので、それを摘むのですが、
実が付くのがまだ早いこと、実の数を調整すること(この作業はしばらく続きます)
根元ではなくつるの先に実を付けた方が美味しいこと等からです。
それと、つるを固定させる作業も同時に行います。
これらは中々大変で、この作業をやっているところに行くと、
「来年はもう(メロン栽培)やめようかな」と言うので、
「頑張って!」と励まします。それでもだんだん減ってきてしまいます。

【芋日記】
ようやっと定植がはじまりました

一般栽培でもいえることですが、農業は天候に左右されますし、
生き物を扱っているので、何が起こるかわかりません。
有機栽培では、農薬等でコントロールできないので尚更です。
今年は種芋の保存状態が良くなかったのか、
苗の出来が悪く、ようやっと定植がはじまりました。
スタートダッシュとはいきませんでしたが、長丁場なのでコツコツ頑張ります。
【芋日記】
ゴクラクチョウ花

毎年のことですが、見事に咲いています。
そして、新物のきゅうりの漬物ももらいました。
初夏を感じます。
この後サツマイモの定植が本格的になり、梅雨を迎えて、夏になります。
【お知らせ】
昨日は二十四節気「小満」でした。ページの更新しました。
こちらからです。
二十四節気考
【芋日記】
おばちゃん

自社農園で借りている畑のひとつに、
このおばちゃんの畑があります。
おばちゃんの住まいの目の前なので、畑に行くといつも会います。
そして、除草の手が回らないと、手伝ってくれます。
こういう畑を借りることができるととても幸せです。
【芋日記】
サツマイモの育苗ハウス

干し芋の育苗ハウスも有機農園では無農薬ですから、
手で除草です。
稲わらで、保温プラス抑草していますが、
草も必死ですから、生えてきます。
一ハウスの除草となると二人がかりで一日では終わりません。
苗が伸びるまで、チョコチョコ草取りが続きます。
【芋日記】
水遣りのタイミング

苗作りも奥が深く、ただ伸ばしても、畑の環境に負けてしまいます。
育苗ハウスよりも条件は厳しいですから。
ある程度大きくなったら、強い苗にするのがポイントです。
【芋日記】
稲の育苗

米を買ったことなんてない。
ほしいも農家はだいたいそうですが、今年は買うことになる農家もあります。
田植えができるかどうか、解らない田んぼも多く、
なんとか田植えができる田んぼに合わせて、
稲の種をまき、育苗しています。
ほしいも産地では、逆算で考えると、
もうそろそろこのあたりで育苗していないと間に合いません。
【芋日記】
名人芸

朝晩最低2回はハウスの開け閉めが、
メロン栽培にはつきものです。
急な雨そして晴れなどになれば、さらに2回プラスされます。
農作業はかがむ仕事が多いので、少しでも負担を軽くする工夫をします。
この農家ではメロン専用・特性の杖を使います。
先には、ハウスのビニールを傷つけないように、
ビニールに負荷がかかるように、
タオルが巻かれています。
そして開け閉めの手際の良さといったら、
まさしく名人芸です。
熟練50年の技です。
【芋日記】
判断

メロン栽培で欠かせないのが、温度管理です。
畑の中で温度を管理するのは、ビニールハウスの開け閉めしかありません。
それだけですが、ノウハウはたくさんあります。
ますは、天候を予測して早めに手を打つ。
これに限るのですが、
どれ位あけるか、メロンの株に対して何株ごとにあけるか、
風向きを考慮してどちら側をあけるか
それらは経験の賜物です。
【芋日記】
姿がみえました

干し芋産地の4月は寒い日が多かったのですが、
終盤から気温も上がりました。
その頃から、キジやウグイスの鳴き声が多きくなるのですが、
いよいよ姿も見せ始めました。
キジは雑食なので、畑を荒らされることがあります。
そして飛べない分、足が速いので、中々写真もとれません。
【芋日記】