落し物
早々に干し芋作りが終わった農家の落し物に違いありません。
干し芋の片付けは結構手間取るので、
畑の準備になっているということは、
かなり早く干し芋作りが終了しています。
今シーズンの象徴ですね。
【芋日記】
早々に干し芋作りが終わった農家の落し物に違いありません。
干し芋の片付けは結構手間取るので、
畑の準備になっているということは、
かなり早く干し芋作りが終了しています。
今シーズンの象徴ですね。
【芋日記】
薪ふかしの信義さんも今シーズンの蒸かしが無事終了です。
釜が塞がれ、釜が倒されていました。
この釜の下の薪で今年も体を温めてもらいました。
あの芯から温まる火と、薪が燃える香りは、
また今年の12月です。
【芋日記】
酒呑みだと言うことがバレている干し芋農家からの
差し入れは、おかづにもおつまみにもなる差し入れでした。
この農家からはダイレクトにお酒をもらうこともあります。
そして行く度に色々頂きます。
お礼しなくちゃ。
【芋日記】
有機干し芋の作業場では、選別機付きの芋洗い機があります。
機械プラス高圧洗浄機です。
この農家は、それがないので、
選別した原料芋を耐熱コンテナに入れて、
その後洗います。
プールに入れるのが一番綺麗になるので、
プール、高圧洗浄機、細かいところを水洗いの順序です。
大きい干し芋農家になると、
プールの段階から全自動というところもあります。
この段階で原料芋を綺麗にしておくと、
最後まで、綺麗な状態に仕上がります。
【芋日記】
昔ながらの薪ふかしで干し芋を作っている農家が、
お付き合いしている農家の中で、4軒だけあります。
その農家に行くと、かまどの前に行き体を温めます。
薪の火って良いものです。
芯から温まります。そして香りも良んですね。
それを言ったら、「クヌギ」だからと言われました。
【芋日記】
仕上がった干し芋を入れる箱を、干し芋農家に届けるのですが、
この農家では、結び目を一方向に揃えて置いてきます。
なぜならば、
結び目ギリギリに切って、紐として再利用するからです。
こういう心掛けは大事だと思います。
【芋日記】
干し場の干し芋も凍るほどの冷え込みです。
ボイラーの凍結も心配になります。
毎日蒸かしていれば問題ないのですが、一日休みがあると凍結します。
空焚きが必要です。
薪ふかしの農家も、
一日休むと通常よりも蒸かすのに時間がかかると言います。
しかし、この寒さがサツマイモを糖化させて干し芋をおいしくします。
ちょっと間違えれば、原料芋は寒さで傷んでしまいますが、
そのギリギリのところが良い干し芋に仕上がる分岐点です。
【芋日記】
タツマの長砂農園を囲むように、
マラソンコースが設定されています。
ですから、午後の早い時間は交通規制があり、
陸の孤島になります。
親しい農家のお孫さんが、高校生活最後の記念にと、
フルマラソンに挑戦したそうです。
(女の子です)
その農家も、マラソンコースの一部なので、
かぶりつきで応援していました。
【芋日記】
耐熱コンテナの取っ手に木を加えて補強しています。
一番壊れやすいのが、長側面・短側面の真ん中の
取っ手の部分でえすから、補強するのですが、
こういうふうに、物を大切にする干し芋農家の
干し芋はまず間違いなく高品質です。
【芋日記】
この農家に限らず、今月で干し芋作り終了の農家が多いのが、
今シーズンの特長です。
原料芋が不作なので仕方ないですが、平年よりも1ヶ月近く早い終了です。
今年は寒い冬で、干し芋加工には、適しているので、
なおさら不作をうらみたくなります。
今年の夏は雨が降って欲しいのが、干し芋産地全体の願いです。
【芋日記】