続・続・ほしいもの次は 1
ほしいも農家が、春夏の仕事として育てている
“こうけい”というさつま芋の苗です。
2ヶ月かかりやっともう少しで一人前の苗になりそうです。
伏せ込んだ時には、まだほしいも作りをしていました。
寒い時季なので、たっぷり2ヶ月以上の時間がかかります。
ちなみに、今頃伏せ込むほしいも用のさつま芋の苗は、
1ヶ月余りでしっかりとした苗になります。
【芋日記】
ほしいも農家が、春夏の仕事として育てている
“こうけい”というさつま芋の苗です。
2ヶ月かかりやっともう少しで一人前の苗になりそうです。
伏せ込んだ時には、まだほしいも作りをしていました。
寒い時季なので、たっぷり2ヶ月以上の時間がかかります。
ちなみに、今頃伏せ込むほしいも用のさつま芋の苗は、
1ヶ月余りでしっかりとした苗になります。
【芋日記】
干しいも用のさつま芋の収穫の後に、麦を蒔きます。
冬から早春までは、畑で申し訳なさそうに芽を出してる程度ですが、
桜が咲くころ暖かくなりはじめると、
桜が咲くように、一気に活発になります。
“あっ”という間に、伸びて、穂まで出てきました。
農業に携わっていると、自然との関係を目の当たりに感じることがよくあります。
【芋日記】
さつま芋の苗を作るために、
種芋を植えることを、
「伏せこむ」と言います。
そこで、苗作りのこと自体を「伏せこみ」と言います。
干しいも用のさつま芋の苗を畑に植えるのは、
5月の後半からです。
干しいも用のさつま芋は露地栽培ですので、
畑の地温が上がり、苗が育つ環境になるのが、
この頃だからです。
それに合わせて苗を作るので、
逆算すると4月初旬が干しいも用の品種、
玉豊やいずみの「伏せこみ」のピークになります。
【芋日記】
ほしいも農家のさつま芋「こうけい」の苗です。
芽が出るまでに約一ヶ月、
芽が出てから約一ヶ月の状態です。
このほしいも農家は、ほしいもの後も、さつま芋です。
8月のお盆前からの収穫のために2月初旬から
準備しここまできました。
茨城の気候はさつま芋にとってつらいので、
早掘りのためにはこの後も、露地ではなく、
ハウス栽培になります。
【芋日記】
干しいも農家が春夏の仕事として
栽培しているメロンです。
種を蒔いて十日程経って芽が出てきたところです。
メロンに限ったことではありませんが、
この子供の小指程度の芽が、四ヶ月後には、
甘くて大きいメロンになります。
太陽は偉大です。
【芋日記】
日本の農業の大規模化を進めたい考えを
ちらほら聞きます。
良い悪いは別にして、干しいも農家の畑は各農家ごとに
小さい畑が細かく分かれているのが現状です。
まとまった大きい畑を耕作する方が、もちろん効率的です。
小さい畑ながら、近くにあるのも、実は効率的です。
しかし、それだと広い面積の農業はできませんが。
農業は(農業も)、自分はどういう農業を目指すか。
規模や作り方売り方。
そこがスタートラインで、他に影響されないことを、
頑なに守ることです。
【芋日記】
秘密なので、写真はヒントになる
遠目の写真です。
今年のほしいも作りの最後で試してみました。
良い感触がありますが、重要なことは食べてみてです。
そして、作業性や商品化の行程を検討して、
最終的に新しいほしいもとしてデビューするかを決めます。
お楽しみに。
【芋日記】
早堀りのさつま芋(こうけい)の苗の芽が
ほんの少しですがでてきました。
種芋からこの小さな芽がでるまでに、三週間以上経っています。
ここのほしいも農家では、
ほしいも用のさつま芋の収穫前に、
こうけい、紅あずま、紅まさりを出荷します。
こうけいは、8月のお盆前に収穫・出荷するので、
2月の上旬からほしいも作りと並行して準備してきました。
早堀りのさつま芋、稲、ほしいもの順で、栽培・収穫・出荷を
してゆきます。
米をはさんで、さつま芋と付き合う一年のスタートです。
【芋日記】
ほしいもが干し上がると早々に片付けがはじまります。
準備と違い意外に早く片付けは進みます。
農家のほしいも作りが終わると、
私の仕事も必然的に減ってゆきます。
お祭り騒ぎのようだった今シーズンの3ヶ月も間もなく終了です。
一年の中でメリハリがあるので、
無精者の私には合っている仕事です。
【芋日記】
干し芋農家はどこも自家で種芋を保管します。
種や苗を購入するのがあたりまえの農産物も
めずらしくありません。
もちろん干し芋用のさつま芋の苗を購入することも
できます。
昔は種を絶やすことは、
生存の危機でしたので、種芋を自家で継承することは、
良い習慣だと思っています。
【芋日記】