芋日記
苗床の条件
苗を作る場所(ハウスの中の畑)も普通の畑と一緒で、
連作を避けたほうが良いので、
通常は干し場として使っている複数のハウスを
年ごとに変えます。
それに加えてもっと良いのは、
苗床にする場所=ハウスの下の畑の部分を、
「冬に雨や雪にさらすこと」
ということを聞きました。
あくまで教えてくれた農家の経験則です。
こういう経験則は割りと当ります。
しかも今回のように、実行しようとするのに、
結構面倒なことは特に当ります。
干し場を雨にさらすのは、かなり非効率です。
実際に実行するとしてもかなり考えてしまうことです。
【芋日記】
続・続・続・干し芋その後
お盆を過ぎれば二束三文になってしまうのが、
早掘りさつま芋の宿命です。
今年の春は大荒れで、
4月の上旬は台風のような雨風で、ハウスが飛ばされてしまい、
5月中旬は、干し芋の加工ができるくらいの寒い日が続きました。
2月早々から栽培をはじめている、
紅こうけい(さつま芋)です。
出荷したい時までは、後2ヶ月あまり、
平年ならつるが畝を覆っています。
この様子は、育ちが悪く心配です。
【芋日記】
定植
いよいよ干し芋用のさつま芋の定植がはじまりました。
5月中旬は時季としては寒い日があったので、
平年より遅れてのスタートです。
この畑はポリのビニールをかけて畝(うね)を立てました。
この方が大きく育ちます。
大きくならない品種、いずみと人参芋を植えています。
【芋日記】
続メロン 3
ハウスの間にも、周りの麦とハウスまでの間にも、
稲藁が敷き詰められています。
雑草を抑えるのが目的です。
それと、トンネルという低いハウスなので、
屈んでの農作業のためにも藁が重宝になります。
朝晩のハウスの開け閉めは日課ですが、
受粉後には摘果作業を行います。
このときは寝転んでの作業になります。
この日もハウスの片側だけが少しだけ開いていました。
根っこ側ではない方です。
温度調整ですが、根元を冷やしたくないためです。
気温が下がる夕方には閉めてしまいます。
【芋日記】
続メロン 2
今咲いている花は、自然にメロンになりません。
時季が早いからです。
子孫を残す一番良い条件になった時に咲いた花が実をつけます。
【芋日記】
続メロン 1
昨秋に蒔かれた麦がメロン畑を囲んでいます。
温度の確保が栽培のポイントなので、
ハウスの周りに風除けとして残してあります。
それ以外の麦は、メロンを植える前の土作りの時に
緑肥として鋤きこまれました。
メロンの収穫が終わると、ハウスの中の枯れたメロンも
残った養分もそして、もちろん周りの麦も、
次の農産物のための肥料になります。
【芋日記】
人参芋の苗
赤系のつると葉です。
このままの感じで伸びて行きます。
人参芋の場合その伸び方が半端じゃありません。
畑を覆いつくすを超えて、どんどん進出して行きます。
他のさつま芋では“つるぼけ”と言われる状態が、
人参芋では普通の状態です。
【芋日記】
紅東の苗
葉っぱの縁どりを見てください。
紅東の皮の色に縁どられています。
面影を感じます。
つるや葉が伸びるて来ると、
この縁どりの色が現れてきます。
【芋日記】
紫芋の苗
紫芋を干し芋にすると、そこらじゅう紫になります。
色素が強いからです。
収穫した紫芋を切ると、そこからもジワジワ色素が浮き出ます。
ところが、苗はそんなそぶりなしです。
【芋日記】
玉豊の苗
私としてはおなじみです。
種芋から、苗、草に負けず育つつるや葉、虫に食われるつるや葉
収穫された玉豊、干されて干し芋になるまで、
一年中注目しています。
【芋日記】