酒呑みのひとりごと
クローネンブルグ1664
不覚にも初呑みです。
フランスNO.1ビールとのことですが、
飲んでいなかったビールです。
そういえば、フランスのビールを意識したことがなかった!
ワインに固執し過ぎだったと反省です。
ということでこのビール、
飲みやすいマイルドなビールです。
ただ、正統派を感じます。
万人受けですが、NO.1だからあたりまえかな。
あまり言いたくはないけど、
日本にはビールがほとんどないから、こういうビールはありがたく、
きっとフランスのどこでもこれが飲めるのでしょう。
だととしたら、安心です。価格も安いし。
基本がさりげなくあたりまえに置かれていることって良いですよね。
【酒呑みのひとりごと】
ワイン3本
久々にワインを呑んだので感想です。
グレイス・シャルドネ 2007
国産白ワインです。
さわやかで飲みやすく、適度な酸味と甘みがありました。
頻繁に購入するのに負担のかからない位の価格で、
この美味しさは特筆ものです。
シャトー・ド・フューザル 1994
フランスボルドーの白ワインです。
栓を開けただけで良い香りが立ち上ってきました。
琥珀色に色づいた様子は、菊姫の8BY本仕込み純米を思わせました。
また、このヴィンテージは、菊姫6BY大吟醸と同じですので、比べてしまいます。
フルーティな心を浮かせるような香りはワインに軍配。
味は好みによりでしょう。
ラ・グラン・リュ 1999
フランスブルゴーニュの赤ワインです。
このワインは刻々とその姿に変化があるのに驚きました。
渋みの中にたくさんの味が隠れているのですが、
時間と共に、その中の誰かが、代わる代わる静かに主張を始めます。
【酒呑みのひとりごと】
山廃純米呑切原酒 20BY
今年も夏の菊姫恒例の蔵出し呑切が手元に届き、
早速のんだくれました。
12月に蔵出しされる山廃純米生原酒(無ろ過)を
一度だけの火入れで、半年間寝かせて、呑切の名を冠しての
蔵出しです。
半年間の熟成が確かめられます。
それは、この20BYの山廃純米が今後どうなるかの予想を
察せることにもなります。
生原酒はいつも以上に鮮烈な山廃純米でした。
それが、予想に反してのみくちが良い山廃純米になっていました。
「羊の皮をかぶった狼」のような酒です。
【酒呑みのひとりごと】
エビスビール 超長期熟成
国産ビールでは最も好きなビールが、
エビスブランドです。
ここのところ色々なバリエーションをリリースしているので嬉しい限りです。
これは長期熟成が謳い文句ですが、
それほど熟成は感じられませんが、
まろやかさは確かにあります。
コクも旨味も継承されていますので、エビスらしい味わいは堪能できます。
そして、アルコール度数が高めで醸造されていますので、
レギュラーのエビスとはまた違った味わいも楽しめます。
最近めっきりビールを飲まなくなってきましたが、
夏はビールですし、エビスの新銘柄は気になります。
夏前に味わってこの夏のビール三昧を想うのも楽しいものです。
【酒呑みのひとりごと】
治作 番外編(0905)
お客様が来たので、食事をご一緒にということで、
急遽治作へ。
いつもは家族で行くのですが、
私しか呑まないために、菊姫は4合一種類の注文のところを、
お客様が一緒ということで、4合二種類で意気揚々と臨みました。
(BY大吟醸と10BY本仕込み純米)
いつものように前菜、
お造りはアカイカ、アジ、初カツオ
この時期のカツオは落語が聞こえてきます。
そしてお椀(いつも思うけど日本料理の華です)
熱い一日でもあったので、「BY大吟醸の冷や」とでOK
このあたりからBY大吟醸に加えて「12BY本仕込み純米の熱燗」が登場
治作ではめずらしい、牛肉です。
そして、炊き合わせ
冷やと燗で気分最高!
デザートは今回も目が食べただけ。
結局ほとんど一人で呑むといういつもの展開で、
お客様も満足して頂けたかとは思うのですが、
酔っ払いが一人騒いでいました。
今回急遽治作番外編となりましたが、
治作はいつ行っても本当に美味しい!
貴重なお店です。
【酒呑みのひとりごと】
ハイネンアルト
アルトビアです。
アルトビアは、ドイツのデュッセルドルフの上面醗酵ビールです。
このビールと同じように、大麦だけを原料で造った下面醗酵よりも、
コクがあり苦味がきいています。
スモーキーな香りも楽しめます。
苦味の中のほのかな甘みが奥深さを与えています。
黄金色の綺麗なラガーやピルスナービールも良いですが、
ブロンズ色のアルトビールもその味わいを現す魅力的な輝きです。
【酒呑みのひとりごと】
タヒチビール
軽いタッチで素直な味です。
のどが渇いたから飲もう。すっと手が伸びてぐびっ、うまい!
夏の海辺を想像します。
原産国 タヒチ(フランス領ポリネシア)
と書かれています。
居ながらにして、世界のビールが飲めるのと、
タヒチと聞くとちょっと浮かれた気分になります。
そして、フランス領の文字で歴史も感じます。
誰が何故このビールを輸出しようとしているのかもちょっと気になります。
【酒呑みのひとりごと】
蔵見学
久しぶりの菊姫の蔵見学でした。
吟醸酒の仕込みは終了していましたが、
他の酒はまだ仕込み中でしたので、
米麹造りから、酒母、醪(もろみ)、搾りとひと通り見学できました。
おおまかな酒造りはわかっているつもりですが、
実際に見学すると、複雑な行程ながら、自然の流れの中で
日本酒が生まれてくることがよくわかります。
そして奥の深さも。
もっと勉強して、また、行きます。
【酒呑みのひとりごと】
加賀の露
菊姫から6月蔵元出し予定の新しい酒です。
“山田錦100%”の米焼酎です。
注目は、高級原料の米焼酎ながら、
リーズナブルな価格での提供の点です。
菊姫には、同じく山田錦だけが原料の焼酎「加州剣」がありますが、
こちらは焼酎というよりも、
それ自体の味わいを楽しむコニャックのような存在でした。
(アルコール度も41度です)
加賀の露はアルコール度25度で蔵出しです。
山田錦の旨さが乗っかっている焼酎です。
「香りが良くて、口当たりも優しい、まろやかな味わいです」
焼酎好きの晩酌用にもってこいです。
発売までもう少々お待ちを。
【酒呑みのひとりごと】
09年菊姫会総会
毎年2月に菊姫会の総会があります。
菊姫会とは、
伝統ある本物の日本酒を通して、素晴らしい日本文化を伝えよう
という全国の意欲ある優良酒販店の集いです。
(蔵元菊姫のバックアップがあります)
二日間の日程です。
一日目は勉強会です。
「醪と醪の管理」「利き酒」について学びました。
今回もとても良い勉強会でした。
日本酒は奥が深いので、復習し、より理解したいところです。
タツマも酒屋のはしくれです。
日本酒のすばらしさ
(菊姫の旨さ)をもっと伝えたいと思っています。
【酒呑みのひとりごと】