酒呑みのひとりごと
残暑のドイツビール(1)
エク28
日本のビールとはかなり違う系統のビールです。
一気に飲み干すタイプのビールではありません。
エキス分が高い=濃いので、ワインや日本酒のような感じで、食中酒にもなりえます。
アルコール度数も11度以上と日本のビールの2倍以上です。
麦汁のエキス分が濃いので、深いコクがあります。
ビールは世界中で造られていますので、
その国の気候風土を現す様々なタイプがあります。
このビールも印象に残る一本です。
「日本では生まれてこないだろうな」
エク28を呑むたびに思います。
【酒呑みのひとりごと】
真夏のドイツビール(2)
ヴェルデンブブルガー・フェヘヴァイスヘル
これがビール?という上品な甘みの中に、わずかに酸味を感じます。
それがより甘さを引き立てます。
このビールの美点はそこが際立っているところです。
香りを含めて、小麦ビールらしさが味わえます。
ビールを呑む注意点として、あまり冷やしすぎないことがよく上げられます。
ドイツは気候が冷涼だからですね。
それに比べて日本の夏は高温多湿なので、
どうしても冷えた一杯が呑みたくなります。
このビールは甘さが強いので、冷やしすぎでもその個性が味わえます。
最初に冷えた所を“ぐっ”と、そしてしばらくして、このビールの全体の旨さを味わう。
真夏はそんな呑み方をしています。
これも大好きな小麦ビールです。
【酒呑みのひとりごと】
真夏のドイツビール(1)
アンデックス・ヴァイスヘル
小麦も原料にしている小麦ビールです。
小麦は貴重な食料でしたから、
16世紀には密造された少量の小麦ビールは一部の人の口にしか入らず、
主に貴族だけが楽しめるビールでした。
たしかに大麦だけのビールとは味わいがかなり違います。
小麦ビールは相対的に甘く、香りもフルーティです。
また、白ビールと言われる通り淡い琥珀色です。
酵母入りのために、その中に少しにごりがあるのも特徴です。
このビールで、かなり小麦ビール好きになりました。
【酒呑みのひとりごと】
菊姫暖簾
詳細は聞いていませんが、
菊姫の柳社長が彫った版画が描かれています。
早速、店の壁掛けにしました。
暖簾は今回で二回目です。
この他にも年末には毎年、
兵庫県吉川町の菊姫自社栽培の田んぼで
収穫した稲=山田錦の稲藁で作った“注連縄”や
自社で漬けた梅干、加賀の漆・・・etc
を頂きます。
ごくごく小酒屋タツマに対していつも申し訳ないばかりです。
この場でも「御礼申し上げます」
【酒呑みのひとりごと】
0807菊姫頒布会
タツマは酒屋の顔も持っています。
(菊姫だけを扱っていますから、
菊姫屋といった方が正しい)
菊姫は銘柄がめちゃ多いので、
菊姫だけの頒布会を毎月やっています。
7月の菊姫頒布会は、
*姫
*8BY本仕込み純米
*山廃吟醸原酒(19BY)です。
今月の意図は・・・
夏はベーシックな姫をちょっと冷やして。
(冷やしすぎないように)
8BY本仕込み純米は、寝苦しい夜のナイトキャップ。
この酒を呑むとちょっと大人になれた気分です。
山廃吟醸原酒は、言うことなしです。
私は、6/1の蔵出しですぐに仕入れて、
一足早く“治作”でやりました。
【酒呑みのひとりごと】
BY大吟醸と治作の料理
贅沢した話題です。
誰もが一軒位は持っている、
「誰にも教えたくないお気に入りの店」
治作さんでのひとコマです。
お酒も奮発して、大好きな(菊姫)BY大吟醸です。
普段の晩酌よりもだいぶ豪華な食事です。
お酒も料理もとってもおいしかったです。
【酒呑みのひとりごと】
第5回菊姫会総会
全国の優良酒販店が集まる“菊姫会”の総会に
なぜか毎年出席します。
タツマは、干し芋屋であり、米屋であり、
酒屋(菊姫屋)でもあります。
雪の加賀温泉に毎年2日間集まって、
日本酒の勉強会を行います。
【酒呑みのひとりごと】
鶴の里Tシャツ
うちわでにぎわっています。
鶴の里チャンピオン記念の一品です。
ノリが良いですね。
貧富の差が問題にもなっていますが、
最低限の所得でも、
すごーーーく豊かなのが日本の現実です。
だから、訳があるものにニーズがあるのですが。
菊姫はそんな意図はなく、
こういう企画をします。
素直な気持ちでいられる証です。
自分は邪念が多いので見習おうとしていますが、なかなか。
ちょっとずつですね。
【酒呑みのひとりごと】
鶴の里18by
11/1に蔵出しされ、早速呑みました。
いち早く「鶴の里チャンピオンパーティー」で
味わっていましたが、家で思う存分もやっぱり良いです。
菊姫は、熟成させての蔵出しが基本です。
俗に言う「秋あがり」「冷やおろし」に位置するのは、
「鶴の里」だけというめずらしい蔵元です。
味ですが、ここのところ「鶴の里17by・16by」を
呑みつけていましたので、若さは感じるところです。
実は日本酒のおもしろさはここにもあります。
これがどう熟成してゆくか。
今の時点での自分の感覚と、実際に1年ごとの熟成感の確認。
そして、既に、序々に熟成された酒との呑みくらべ。
鶴の里のようなBY(醸造年度)ごとに蔵出しで、
しかも熟成がいのある酒は、
そこにも醪醍醐味があります。
【酒呑みのひとりごと】
かんすけ
ここのところ毎晩、
ちょっと贅沢に錫のチロリで
一杯(いっぱい)やってます。
もちろん菊姫を。
燗酒の季節ですねぇ~。
温度帯による燗酒の呼び名がたくさん
あります。(知っている方も多いでしょう)
日向燗、人肌燗、ぬる燗、ぬる燗、上燗、熱燗、飛びきり燗
このひとコマからも日本酒文化の素晴らしさが
垣間見れます。
今晩もどっぷりと、日本酒文化に浸ります。
【酒呑みのひとりごと】