2008年03月
捜索者
箱の中に住んでいると、箱の中の常識に染まる。
なんてことは言い尽くされています。
この映画もそういう目で観てしまいます。
人種差別・偏見・征服・支配・欲望etc
ただし、映画になった時点で視点は箱の外なのでしょう。
当時の観客はそれをどう感じたのかを知りたいです。
監督が先だったのか?そういう流れだったのか?
映画はその背景にある多くのことを
シグナルとして送ってくれます。
話は変わります。映画の感想です。
おもしろかったです。
ジョン・ウェインはかっこよかったし、
ナタリー・ウッドも綺麗だったし、
展開もよかったし・・・その他色々。
西部劇として、雪のシーンが何回かあったのが印象的でした。
【いもたつLife】
メロン
干しいも農家が春夏の仕事として
栽培しているメロンです。
種を蒔いて十日程経って芽が出てきたところです。
メロンに限ったことではありませんが、
この子供の小指程度の芽が、四ヶ月後には、
甘くて大きいメロンになります。
太陽は偉大です。
【芋日記】
おおるり
鳥に詳しい人に笑われてしまいそうなことです。
鳥といえばカラスやハトを連想するせいか、
”この鳥は大きい「るり」なんだろうけど小さいな”
と最初に名前を聞いた時に思いました。
当然「こるり」もいるだろうと聞いてみるといるそうです。
ただし、とても弱い鳥(環境になれないということでしょうか)
だそうで、「ころり」となってしまうそうです。
実は数年前からこの鳥を見ています。
子鳥の時からです。
大人になるととても綺麗な瑠璃色になる。
と聞かされていました。まもなく写真のように
とても綺麗な鳥になりました。
(この色になるのは雄だけだそうです)
大きさも綺麗さももちろん理由があるでしょう。
今は、疑問を感じると“さっさと”ネットで調べることができます。
昔だったら、何か疑問を持ってもすぐに答えてくれる環境がなかったので、
きっと時間をかけて自然の中で、自分の体験からその答えらしきものを
探したことでしょう。
疑問を持ち続ける。
その答えを時間をかけて、探す・推測してゆく。
頭のキレや予見力、推測して検証する能力は、
昔の人の方がはるかに高かったことでしょう。
【いもたつLife】
すぐ近くに畑があります
日本の農業の大規模化を進めたい考えを
ちらほら聞きます。
良い悪いは別にして、干しいも農家の畑は各農家ごとに
小さい畑が細かく分かれているのが現状です。
まとまった大きい畑を耕作する方が、もちろん効率的です。
小さい畑ながら、近くにあるのも、実は効率的です。
しかし、それだと広い面積の農業はできませんが。
農業は(農業も)、自分はどういう農業を目指すか。
規模や作り方売り方。
そこがスタートラインで、他に影響されないことを、
頑なに守ることです。
【芋日記】
JONA総会
タツマが有機JAS認証を依頼している認定機関
JONA(日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会)の
総会に出席しました。
啓蟄の頃の虫のように、
干しいもに夢中で、冬の間産地に篭りっきりだったのが、
この時季は方々に出歩きだします。
これからのための模索と試しと充電の時間です。
それと、今までのやり残しと、
浦島太郎的な頭を戻す時でもあります。
【いもたつLife】
新しいほしいも
秘密なので、写真はヒントになる
遠目の写真です。
今年のほしいも作りの最後で試してみました。
良い感触がありますが、重要なことは食べてみてです。
そして、作業性や商品化の行程を検討して、
最終的に新しいほしいもとしてデビューするかを決めます。
お楽しみに。
【芋日記】
フーデックス2008
毎年行きます。規模や人数に圧倒されます。
一年ごとにその年の特徴があるので、時の流れも感じます。
また、本当に色々考えているメーカーがたくさんあるなぁ。
と感心することも毎年です。
でも、そこからほんの一握りがヒット商品になります。
ヒットを飛ばす苦労は並大抵ではないでしょう。
でもだから、やるのでしょう。
人とはそういうものを持っています。
【いもたつLife】
大列車強盗 1973米 バート・ケネディ
映画の歴史の流れの中で、
西部劇から刑事ものへとシフトして行ったという
見方ができます。
この映画はそのターニングポイントに位置します。
刑事もののきっかけとなった「ダーティーハリー」の
2年後の作品です。
西部劇のおもしろさが充分に出ているというのが、感想です。
ですから、西部劇という一時代が終焉を迎えたのは何故か?は、
くみとれませんでした。
ですがそこから、その時代を推測することもおもしろいことです。
総合力が必要ですが。
どうしても刑事ものと比べてしまうのですが、
人間味を西部劇には感じます。
今の日本にぜひ蘇ってもらいたい空気が溢れています。
パワーアップした西部劇が復活しても
おかしくないような気が,
なんとなく、けれど強く、気がします。
願望が多分に含まれていますが。
【いもたつLife】
ほしいもの次は
早堀りのさつま芋(こうけい)の苗の芽が
ほんの少しですがでてきました。
種芋からこの小さな芽がでるまでに、三週間以上経っています。
ここのほしいも農家では、
ほしいも用のさつま芋の収穫前に、
こうけい、紅あずま、紅まさりを出荷します。
こうけいは、8月のお盆前に収穫・出荷するので、
2月の上旬からほしいも作りと並行して準備してきました。
早堀りのさつま芋、稲、ほしいもの順で、栽培・収穫・出荷を
してゆきます。
米をはさんで、さつま芋と付き合う一年のスタートです。
【芋日記】
片付け
ほしいもが干し上がると早々に片付けがはじまります。
準備と違い意外に早く片付けは進みます。
農家のほしいも作りが終わると、
私の仕事も必然的に減ってゆきます。
お祭り騒ぎのようだった今シーズンの3ヶ月も間もなく終了です。
一年の中でメリハリがあるので、
無精者の私には合っている仕事です。
【芋日記】