2008年09月
不耕起はやはり深い
不耕起は田んぼを耕しません。
耕さない方が良いという考えからです。
もう少し突っ込めば、
耕す現代農業がナンセンスという理論です。
要約します。(3つあります)
1、 耕すと田んぼの表面しかその田んぼの力を引き出せない。
2、 化学肥料の投入は、草を育てることになりやすい。
本来の地力をよみがえらせると、稲が育つ田んぼになる。
だから循環型=不耕起にすると稲のためだけに田んぼの力が発揮しやすい。
3、 農業において最大のつき物が除草です。
雑草を抑えるためには、早い時期=草が生える前に、
田植えをすることも有力です。
田んぼで稲が「ここば~たっ」になることで、
草は片すみで「しょうがないか」となるようです。
いろいろと勉強になりました。
【米探訪記】
望郷
“哀愁”と同じく絶妙な邦題です。
そして、舞台と人物設定が良いです。
カスバの中でのヒーローは、
カスバの人達と同じ足枷があるからヒーローとして
同調できています。
だけど自分がちっぽけなことを自分が一番感じています。
ペペは自分をぶっ壊すきっかけをずっと待っていたのかも。
私もそれを持っているかも。
映画としてのおもしろさもさることながら、
そういう教訓を得たと思うのは、
映画の観方が、ちょっとへそまがりのせいかもしれません。
【いもたつLife】
とみた酒店
金沢の酒屋さんです。
私の友人です。
とっても良いお店です。
とみたさんの人柄が詰まっています。
私の筆不足で言葉ではその良さが伝えられません。
お店で二時間、その後近くの居酒屋で延々と
とみたさんと語りました。
生きている中で、こういうひとときが過ごせることに、
ただただ嬉しいばかりでした。
そんな人です。
【酒呑みのひとりごと】
たい肥から
もやしのような、きのこのような
醗酵中のたい肥から現れました。
いま作っているたい肥の塊は、
醗酵の真っ最中で、たい肥の一部は
醗酵熱で摂氏90度になっている箇所もあります。
この「?」が出てきた箇所は摂氏60度くらいの温度帯のところからです。
人間て賢いけれど、解かったことしか解かってなくて、
自然のことなんて、だいたいほとんどまだ解かっていないし、
まして私ごときの前には不思議なことは山ほど現れます。
これなんだろう?を楽しんでいます。
【芋日記】
北陸新幹線
ものごころついた時には、
東海道新幹線がありました。
半世紀前だから今以上に
田んぼを切りひらいたのでしょう。
富山県滑川の田園の中も突っ走ります。
新幹線ができるとどういう風景になるのでしょうか?
地元の人たちはどう変化するのでしょうか?
東海道新幹線の時とはその影響はだいぶ違うでしょうが、
やはり大きな変化があることでしょう。
いよいよ着工で、ここから完成まで数年かかるようです。
絶対的な変化が外であった時、
人たちがどう受け止めるか。
今回は身近に触れることができるな。
と、ひとごとですが感じました。
人の可能性を見ることができると思っています。
【米探訪記】
ミニイベント、天高く
今回のイベントは、3種類のお米食べ比べと
舞茸炊き込みご飯、ピリカラこんにゃくでした。
8月の終盤に全国各地で大雨があった影響で、
タツマでは新米入荷が遅れています。
もしかしたら今回のイベントで、
いつものお米の新米が、
いくつか間に合うかと思っていましたが適いませんでした。
しかし、レギュラーのお米ではない新米が、
有機コシヒカリの視察で手に入りました。
イベントでは間に合いませんでしたが早速試食です。
普段食べていないお米ですから、
今年の出来具合は評価できませんが、
さすがに新米。
その芳しさには心を奪われます。
しん生が落語「火炎太鼓」のまくらで、
「“命の元”みたいか」と大風呂敷を広げて
大勢の前で大盛りのご飯を披露する場面がありますが、
新米はそれを裏付けます。
これから続々と各地から新米が届く季節になりました。
【米探訪記】
今年の有機コシヒカリ
どんな様子かな?
今年も富山県滑川の有機コシヒカリを
見に行きました。
田んぼごとに稲の育ちが違います。
その年の環境と自然が絡む妙で、
同じ田んぼでも毎年違う顔をみせます。
作り手の意思も反映していますが。
きっとここでは大昔からその繰り返しだったのでしょう。
でも毎年稲が実ります。
そして食べてゆけます。
米は特別な農産物だとここに来るたびに思います。
有機栽培は今の農法ではやはりとても大変です。
今年も続けてくれてありがたいばかりです。
【米探訪記】
ひまわり
ひまわりの花は、
小さな花が集まっているそうです。
周りの花びらも、一枚が種にならない花のひとつ
このひまわりをみた瞬間、
変わっていると思いましたが、
ひとつひとつの花は変わっていないということです。
小学校の運動会で、最上級生が器械体操をやりました。
(私のときは)
それを思い出しました。
【芋日記】