米産地へ0909 黒米
登熟=受粉してから実が実り、とれるまでが
普通のお米よりも速いことを知りました。
また、思っていた以上に背が高くないことも
知りました。
古代種なので、背が高いかと勝手に考えていました。
古代種だから、熟すのは速いのかと推測もしました。
ひとつの確認から、いろいろな思考が生まれる楽しさを感じます。
稲を見てまわり、ほんの少しの違いの裏側には、
たくさんの要素があることが少しずつわかってきたような
気がします。
【米探訪記】
登熟=受粉してから実が実り、とれるまでが
普通のお米よりも速いことを知りました。
また、思っていた以上に背が高くないことも
知りました。
古代種なので、背が高いかと勝手に考えていました。
古代種だから、熟すのは速いのかと推測もしました。
ひとつの確認から、いろいろな思考が生まれる楽しさを感じます。
稲を見てまわり、ほんの少しの違いの裏側には、
たくさんの要素があることが少しずつわかってきたような
気がします。
【米探訪記】
ササニシキが絶滅危惧種じゃないか位の昨今、
本場の宮城県でもその作付けがめずらしくなっています。
有機栽培となれば輪をかけて希少です。
ササニシキがひとめぼれに変わった理由は、
簡単に言えばつくりやすさです。
もうひとつは、等級検査です。
ふたつを同じようにつくった場合、
ササニシキは2等になる確率が、ひとめぼれをより高いという
品種特性があります。
お客様がササニシキを食べたいという希望があっても、
それが無視されます。
米の検査制度の弊害のひとつの現れですね。
【米探訪記】
ここに来て、稲作の話を聞くと、
何十年も有機栽培に手を尽くしていたことが、
話からにじみ出てきてわかります。
そして勉強になります。
化学肥料と農薬に頼らない稲作は大変ですが、
それ以上に、一般栽培している農家さんたちの意識を変えるのは、
相当の忍耐と、大丈夫と言う結果を出し続ける必要があります。
結果というのは、大変な労力に見合う
*おいしさであり
*収量であり
*それが続けられる証明であり
*出荷できる安心であり
*見合った価格 等々です
ここで話をしていると
有機で ほしいも をつくることを
大いに励まされます。
【米探訪記】
私が言うのはおこがましいのですが、
日本の大手ファミリーレストランの中にも、
骨がある企業があります。
お付き合いしている山形県川西町の生産組合が
生産している有機米を
積極的にメニューに取り組んでいる企業があります。
大手ファミレスと言えば、価格重視になってしまう中、
有機米をお客様にという精神に拍手です。
この企業もすばらしいですが、
その良さを訴える生産組合側にも拍手です。
ただその根底には、「雪みず田んぼ」のお米のよさがあるからでしょう。
その努力が大本ですね。
【米探訪記】
宗教の力強さを感じずにはいられません。
何を信じていたのかを推測できないのは、
ハングリーでない生活にいるからでしょうか。
恵まれていることを論ずるのは、
今感じている視点とは、ずれています。
親、祖父母、ご先祖さま、みんな
恵まれた環境に子孫をおきたかったからです。
そうではなく、日々の心の持ちようを、
振りかえりたいですね。
霧がかかっていたのは、幸いでした。
景色に満足しないで帰れたからです。
【いもたつLife】
有機栽培のネックは除草と病害虫です。
除草は努力との戦いですが、
病害虫は手の施しようがありません。
でも工夫はできます。
そのひとつが「適期に植えることです」
ただこの「適期」の見極めが難しい。
毎年 何月何日ころと決まっているわけではないからです。
気候は毎年違いますから。
経験と勘がものを言うのですが、
手引きもあります。
「旧暦」です。旧暦は農業暦です。
旧暦は先人が作り上げた芸術品だと私は思っています。
【米探訪記】
有機栽培のきゅうりです。
普通なら夏一杯で収穫を終えてしまうのですが、
少しすつですが、まだ実をつけるので、そのまま収穫しています。
(会津の有機農家のきゅうりです。お米もつくっています)
その味は、若いきゅうりは青甘いのですが、
このきゅうりはその青味が抜けた甘さでした。
これよりも年をとった老木きゅうりもありました。
初夏で収穫が終わるものです。
そちらはもっと甘くなっていましたが、
ほとんど収穫はできなさそうでした。
こういう年のとりかたをしたいものです。
【米探訪記】
大昔、山梨県の甲府市で、初めて「カツどん」と「煮カツどん」を
見た時は「へぇ~」でした。
ほしいも の仕事で茨城に行くようになり、
常陸太田で「ソースカツどん」を見て、「ここにもあるんだ」
と思うようになり、
会津では結構メジャーと知り、
実はカツどんのソースと卵とじは、
コーラのコカコーラとペプシコーラくらいの関係なのかと
思うようになりました。
ここにきたのは、「牛乳屋」という食堂に行く予定が、
観光客があふれていたためあきらめてこちらに来たのですが、
高速道1000円は今まで隠れていた地方の観光地を
表舞台に押し上げたように感じます。
地方の高速道で、普段とは考えられない混み具合に
それを確信しているこの頃です。
【いもたつLife】
ちょっと恥ずかしながら、小学生向けの本を読んだことを。
簡単に解説してくれているので、
私みたいな数学にも物理にも天文学にも
稚拙な人にはおすすめです。
昔 人々は星の動きを見てロマンを感じ、
想像力を働かせて、多大な時間をかけて観測しました。
星とのすばらしいが生きています。
今は当時と比べてはるかにたくさんの情報があります。
でもそれでも同じ未知の途中です。
だから今でも同じように宇宙にロマンを感じます。
そんな遊泳ができる本でした。
【いもたつLife】
友達のGさんがチケットもくれて、
会場40分前から並んで、正面前よりの特等席を取ってくれて、
(全席自由席だったので)
中入りの差し入れまでもらって、
(どうもありがとうございます!感謝します)
落語を楽しみました。
静岡銀行主催の静岡県講演(浜松市)ということで、
噺家の皆さんが、随所に“静岡銀行をよいしょ”するのも
地方寄席の楽しみで、
地元ネタを選んでくれる心も嬉しく、
静岡県出身の噺家も登場と、なかなかの盛り上がり。
落語が五席と色物一席+ミニ講演(カルチャー・フォーラムなので)
という盛りだくさんな内容でした。
ここのところ、新米と ほしいも で立て込んでいたので
ちょうど良い気分転換になりました。
【いもたつLife】