藍美ライブ2010
アルソア化粧品の専門学校の卒業生が、
披露する卒業ライブです。
思えばもう想い出せないくらい過去に、
高校卒業のあの、仲間ともう少しいたい、
けれどそれはただの甘さとわかっていた。
そして、卒業前に築いた学園祭の、
もしかしたら初めて仲間と成した仕事。
それを想わせてくれるライブでした。
純粋な心が生む感動を体験しました。
【いもたつLife】
アルソア化粧品の専門学校の卒業生が、
披露する卒業ライブです。
思えばもう想い出せないくらい過去に、
高校卒業のあの、仲間ともう少しいたい、
けれどそれはただの甘さとわかっていた。
そして、卒業前に築いた学園祭の、
もしかしたら初めて仲間と成した仕事。
それを想わせてくれるライブでした。
純粋な心が生む感動を体験しました。
【いもたつLife】
大恐慌がアメリカを台風のように襲う。
その渦中には、今までとは違うアメリカがありました。
この映画でもそれが汲み取れます。
二人は大恐慌が生んだちょっとしたヒーローでした。
踊らされてもいました。
だから被害者なのかもしれません。
やってしまったことは決して許されない事ですが。
二人とその仲間を、フラットな立ち位置で語っています。
心情を伝えます。
何故こんなことをするのかを物語の進行とともに考えます。
だからこの時代が気になります。
大多数の人は貧しくもまじめに働いていました。
この二人はあまりにも短絡に、楽を考えていました。
しかし、その行為が象徴かもしれません。
今もこの頃と同じ大不況を、この映画の新聞社のように
マスコミは伝えています。
誰もがそれらの一因です。
それを痛切に受け止めずに入られない映画でした。
だって、二人を知りながら、二人に心を開く人たちも、
二人を追い込みただただ復讐をする人もいます。
どちらも私自身の分身のようで、震えを覚えるラストでした。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】
人間の本性を描いているようです。
主人公を通して、周りの人物と絡めて。
本性なんて”これだ”というものは実はない。
けれどそれらしいものはある。
最近自分が多重人格の気があるような気がするのですが、
これってそれが自然なのかもしれません。
主人公が妻と暮らす前、暮らしているとき、
妻が亡くなって子供たちと暮らしているとき、
そして、この映画での変化。
全部ひとりの男そのもので、
多重人格かもしれません。
悔いても悔いても、嫌な自分がいます。
そんな生きる性が描かれていました。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】
キャサリン・ヘップバーンは大女優です。
若い頃のこの作品でもそれを感じます。
この作品の良いところは、彼女は目立っていますが、
他の3人の女優も主張があるところです。
それは作品のテーマですから、味噌でもありますし、
おもしろいところです。
1949年版でも同じく、四姉妹の個性を楽しめます。
でも表現方法はだいぶ違います。
同じ原作、違う作成時期という対比は、
そこから女優の移り変わりが垣間見ることができます。
33年版と49年版=16年の時は、
世代が違う女優を映し出します。
これも映画の魅力です。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】
多様なテーマを盛り込みながら、
そのどの主張も伝わってくる、
なかなか他では味わえない作品です。
1932年当時のアメリカの差別を訴える
アメリカの良心とも言える陪審員制度に疑問を投げかける
ひとり父親となった時の教育を考える
子供たちの横のつながりと冒険
子供たちの成長物語
隣人を介したちょっとしたミステリー
先進的で、骨太な思想がラストで現されます。
作品の8割が子供たちの視点です。
ここを介することで、伝わせたいことが、
ぐっとプラス、深く伝わります。
とてもうまい構成だと思います。
裁判シーンでの長まわしも中締めを感じ、
前後の子供中心の展開とは違う独立した主張があります。
ともすればあれもこれもとなりがちなところを、
随所に力が入るほど見入ってしまう様に仕上げています。
役者はもちろん脚本、演出、音楽と総合力で組み立てられた映画でした。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】
街の映画館とその裏方達と街の人にとっての映画館の役割
それを劇中に色々な映画を挟まれ語られます。
なぜここにこの映画を挟むのか?
きっと深く頷くマニアの方もいるでしょう。
映画の中の映画は、造り手の意図を探る楽しさがあります。
映画ってとてもたくさんのジャンルがあり、
人によっての解釈があります。
だから、
普段の生活を映画で語ることもできます。
そして、それが共通言語になっている人と話すと
とても楽しいものです。
世の中の流れと、映画の結びつきを
映画を観ればみるほど知りたくなるし、
そこに映画が持つ魅力と価値を感じます。
何年か後にもう一度観てみたい映画です。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】
主人公の感情のあり方が切ないほど伝わってきます。
不安があり、ほっとし、喜びを妻と分かち合い、仕事にゆうゆうと。
どんでん返しからは、
後悔、あせり、不安、苦しみ、心配と心配かけたくない想い、
家族愛を感じ、責任感、父子の立場と自覚、家族の担い手としての責任・・・。
どうしようもない閉塞感では人はどうなるのか、
どういう心理なのか。
それを生み出した社会と関連づけて表現している、
みたくないものを、やわらかく表現して、
どっしりと感じさせる作品になっていると思いました。
救われないままに、人ごみに親子は、ラストまぎれます。
冒頭よりもマイナスからのスタートです。
ここにもこの作品が訴えたい、現実が現れていて、
「受け止めようよ」
それが心に残りました。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】
酒のみ(日本酒党)なら、山田錦といえば、
日本一の酒米とすぐにピンとくるでしょう。
では、日本一の山田錦は?
菊姫が使う山田錦は、兵庫県吉川町の山田錦です。
その理由は、もちろん日本一の酒米だからです。
そして、その山田錦達は幸せです。
なぜなら、自社で丁寧に酒になるために磨かれるからです。
大吟醸にする山田錦は、50%、40%まで精米されます。
100時間もの時間をかけて、丁寧に丁寧に磨かれます。
【酒呑みのひとりごと】
お金を出しても買えないものはたくさんあります。
ここには速醸仕込み中の純米酒のタンクが
ずらりと並んでいました。
仕込み始めもあれば、真っ盛りもあれば、
明日搾るというものまで。
その明日搾るタンクから直接「もろみ」を
すくって試飲しました。
この時季にここにこなければ
味わえません。
味は?
菊姫の純米酒を想わせるのですが、
その酒が今しか持たない鮮烈な旨みがありました。
【酒呑みのひとりごと】
日本酒の世界も奥が深く、
蔵にくる度に、そのすごさを目の当たりにします。
この時季は仕込みがほとんど終了していますが、
蔵の中には、その残り香を感じます。
その香りは、文字通りの酒の香り、
もうひとつこの時季ならではの、
蔵人たちの、
ひとつの大仕事をやってのけた充実感を感じる
残り香です。
菊姫の酒たちは、今から少なくとも3年寝かせて、
世にデビューするものが多く、
銘柄によっては10年後のデビューもあります。
その酒たちが寝ている
「八幡貯蔵場」は雪が似合います。
【酒呑みのひとりごと】