稲の育苗
米を買ったことなんてない。
ほしいも農家はだいたいそうですが、今年は買うことになる農家もあります。
田植えができるかどうか、解らない田んぼも多く、
なんとか田植えができる田んぼに合わせて、
稲の種をまき、育苗しています。
ほしいも産地では、逆算で考えると、
もうそろそろこのあたりで育苗していないと間に合いません。
【芋日記】
米を買ったことなんてない。
ほしいも農家はだいたいそうですが、今年は買うことになる農家もあります。
田植えができるかどうか、解らない田んぼも多く、
なんとか田植えができる田んぼに合わせて、
稲の種をまき、育苗しています。
ほしいも産地では、逆算で考えると、
もうそろそろこのあたりで育苗していないと間に合いません。
【芋日記】
朝晩最低2回はハウスの開け閉めが、
メロン栽培にはつきものです。
急な雨そして晴れなどになれば、さらに2回プラスされます。
農作業はかがむ仕事が多いので、少しでも負担を軽くする工夫をします。
この農家ではメロン専用・特性の杖を使います。
先には、ハウスのビニールを傷つけないように、
ビニールに負荷がかかるように、
タオルが巻かれています。
そして開け閉めの手際の良さといったら、
まさしく名人芸です。
熟練50年の技です。
【芋日記】
メロン栽培で欠かせないのが、温度管理です。
畑の中で温度を管理するのは、ビニールハウスの開け閉めしかありません。
それだけですが、ノウハウはたくさんあります。
ますは、天候を予測して早めに手を打つ。
これに限るのですが、
どれ位あけるか、メロンの株に対して何株ごとにあけるか、
風向きを考慮してどちら側をあけるか
それらは経験の賜物です。
【芋日記】
6月の田植えに合わせて稲の苗を田んぼの一角で育てます。
念入りに苗床を作り(これが大変)種籾を一粒ずつ置いて行き、
ふるいにかけたサラサラの土をかぶせ(この土作り大変)、
モミガラをのせて、モグラよけの溝を掘り、
鳥よけのネットを被せて完成です。
現代農業の対極です。が、農業の原点です。
【新農耕民族の挑戦】
干し芋産地の4月は寒い日が多かったのですが、
終盤から気温も上がりました。
その頃から、キジやウグイスの鳴き声が多きくなるのですが、
いよいよ姿も見せ始めました。
キジは雑食なので、畑を荒らされることがあります。
そして飛べない分、足が速いので、中々写真もとれません。
【芋日記】
犬も歩けばのごとく、干し芋農家を回ると野菜をもらうのですが、
大根菜をもらいました。
そいうえばそろそろそんな時期なのだと、ふと気づくと5月です。
序々に色々な野菜を、夏にかけて頂きます。
とれたて野菜をわざわざとってくれて、それをすぐに食べることができる。
嬉しいことです。
【芋日記】
風が強い日が多く風をせき止めるところに、土がたまります。
自社の有機農園でも土がたまる畑があり、
そこでは、作っていた畝(うね)が埋まるほどになりました。
このままではどうしようもないので、
掘り返して、マルチ(黒いビニール)を剥がして畝を作り直します。
自然相手は何が起こるかわかりません。
これも教訓にします。
【芋日記】
“ほしきらり”という干し芋用に新品種があります。
沢畑たかおさんが知り合いから取り寄せたのですが、
予想外にも、干し芋産地ではまだ植える時期にならないのに、
送られてきました。
そのままにはしておけない。けれど植えるには気温も地温も低すぎます。
そこで、早掘りのサツマイモ同様に、
畝(うね)にマルチを張り、トンネル(小さいビニールハウス)を立てました。
流石たかおさんです。イレギュラーでも難なく、すぐに対応していました。
【芋日記】
朝は苗が一番呼吸するのでしょう。
育苗ハウスの中はもやっています。
スギナに朝露が、今年はなぜか苗場にスギナが多く生えています。
こんなに遅れている苗作りも初めてですが、
こんなにスギナが出ている苗場も初めてです。
【芋日記】
昨年は育苗ハウス一杯になっていたのですが、今年は芽もでていない、
自社の有機農園の苗場です。
かぶせてあるモミガラをどけてみると、
ほんの少し芽がでています。ガンバレ!
【芋日記】