2011年12月
今年は大波乱でした
昨年の12月31日に「今年も波乱」と書きましたが、
昨年までの波乱は波乱と言えば波乱という認識に今年はなりました。
それは多くの日本人が経験したことです。
干し芋のタツマもこれまでに経験したことがないことの毎日でした。
けれどそれは、これまでやらなければならない
先送りにしていた甘えが露呈しただけなのかもしれません。
黒船が来て開国したように、
一段高いレベルでお客様に接することができるようにとの心がけを
やることを迫られたのでしょう。
干し芋やお米、菊姫をご購入の皆様今年もお世話になりました。
良い年をお迎えください。
【いもたつLife】
年越し蕎麦も薪で
信義さんの見事な手打ち蕎麦を頂きました。
そば粉は信義さんの奥さんの実家のもの。
それを手打ちの打ちたて、茹でたてで。
最高の年越し蕎麦です。
薪ふかし干し芋の信義さんですから、
蕎麦も薪で茹でます。
とても美味しかったです。
【芋日記】
有機安納干し芋
干し芋作りは、蒸かしをはじめ、日々の手入れが大事です。
けれどそれ以前の原料芋が大本になります。
もちろん美味しい干し芋になるサツマイモを育てることが基本ですが、
収穫した後の熟成・糖化も大事です。
今回の宮崎産有機安納芋は、収穫後の熟成が出来ませんでしたが、
元々の出来が良いのかまずまずの美味しさでした。
【芋日記】
紫いも干し芋
干し芋は蒸かしたて=乾かしはじめと、仕上がりでは、
かなり色が変わります。
その後もだんだん色合いが変化して、白い粉が吹き始めます。
ところが、
この紫いも干し芋は、乾かしはじめから、仕上がりまで、
このままの色です。
かなり強い色素です。
(ポリフェノールの一種アントシアニンが豊富に含まれています)
仕上がり後も色はほとんど変わりませんが、
白い粉が吹くのは他の干し芋と同じです。
★甘みはないので、ご購入の際にはご注意を!
【芋日記】
今年も元気に薪ふかしやってます
新年第一弾のタツマ特製干し芋セットは、
毎年薪ふかし干し芋です。
今年も信義さんが「いずみ」を担当して元気に作っています。
平干し芋が順調に仕上がってきて、
年明けに向けての丸干し芋をそろそろ手がけて、
年内は終了になりそうです。
【芋日記】
有機安納芋の蒸かし・皮むき
大きいサツマイモは時間をかけて蒸かします。
この安納芋も2時間以上蒸気を入れて、
1時間以上おも(蒸らす)してみました。
よ~く蒸けていますが、もう少し寒にあてたら、もっと甘くなるサツマイモ
という感触です。
皮むきはすんなりと、良い感じです。
ただし、繊維が多いのが皮向きしていてわかります。
スライスと並べはどうなるか?です。
そして乾燥は?
預かりの有機安納芋なので、
慎重に作業します。
【芋日記】
有機安納芋(九州産)
有機農産物を扱っている取引先から、
有機安納芋が送られてきました。
大きく育ちすぎたので、干し芋にできるか試して欲しい
という依頼です。
安納芋は自社でも有機栽培で少しですが、生産しています。
ここまで大きく育たないので、
流石、九州は気候が違うと驚いています。
安納芋を干し芋にする場合の問題点は作業性です。
自社の有機安納芋は、身崩れしてしまうのが難点です。
さて、九州宮崎産の有機安納芋はどんな感じでしょうか。
【芋日記】
年末です
干し芋の出荷ピークは12月の今頃です。
今年は例年よりも少ない注文でしたが、
ここに来てバタバタです。
昨日はほしいも産地に行きましたが、とんぼ返りでした。
往復の新幹線は金曜日と重なってとても混雑。
大きいキャリーバッグも目立ちました。
そろそろ海外へ、ふるさとへ、ですね。
ほしいも農家及び関係者は、そんなのんびりする人達に
干し芋を届ける日々がもう少し続きます。
追伸
一昨日は「冬至」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「冬至」の直接ページはこちら
冬至
【いもたつLife】
干し場(平と丸)
すっかり冬の気候です。
干し場にも丸干し芋が目立つようになってきました。
丸干し芋をはじめタツマオリジナルの大判等
の特殊な、厳寒の時に加工する干し芋は冬本番の1月からですが、
それらを手がけ始めようかという感触の天候になってきています。
【芋日記】
キュアリング
サツマイモを摂氏30℃湿度100%の中に
60時間以上おくと、保存性がとても良くなります。
この作業のことを「キュアリング」といいます。
干し芋農家は、蒸かすためにボイラーがありますから、
それを活用して、庭先でキュアリングをする家が多いです。
サツマイモをつんでおいて、厚いシートをかぶせて行います。
本来キュアリングは、専用の建屋の中で行いますが、
庭先でシートをかけて行うので、
「簡易キュアリング」と呼ばれています。
【芋日記】