いずみ丸干し芋
親しい農家がサツマイモの栽培ができなくなり、
けれど少しでも良いから干し芋作りはしたいということで、
原料のいずみをその農家にもって行きました。
隣近所で干し芋作りをしているのと、
やっぱり長年やってきた仕事ですから、
少しでも携わっていたいのでしょう。
なかなか高品質のいずみ丸干し芋が干してありました。
【芋日記】
親しい農家がサツマイモの栽培ができなくなり、
けれど少しでも良いから干し芋作りはしたいということで、
原料のいずみをその農家にもって行きました。
隣近所で干し芋作りをしているのと、
やっぱり長年やってきた仕事ですから、
少しでも携わっていたいのでしょう。
なかなか高品質のいずみ丸干し芋が干してありました。
【芋日記】
長泉町から依頼がありました。
それは長泉町の農家が作った玉豊を干し芋にして欲しい
という依頼です。
詳しく話を聞いてみると、
町長が長泉産の干し芋を作りたいというところから、
話が持ち上がったそうです。
とりあえず、昨春、長泉町の数軒の農家が、
茨城から玉豊の苗を取り寄せて、
作付けしたようです。
しかし、干し芋加工ができないために、
タツマに加工依頼の話がきました。
他の産地の玉豊は興味がありますから、
勉強も兼ねて依頼を受けました。
どんなサツマイモか、干し芋に仕上がるか、
楽しみです。
【芋日記】
ここの農家とも仲良くさせてもらっています。
一時期病気で干し芋作りを休んでいましたが、
復帰しました。
それ以来健康管理に余念がありません。
午後4時までには干し芋作業を終えて、
お風呂に入り、食事をして、散歩を1時間近く毎日続けます。
食事前の散歩だと食事を摂りすぎてしまうから、
食事後の散歩とのことです。
自宅から少し離れた畑が散歩コースで、
タツマの自社農園の畑の近くも散歩コースなので、
有機サツマイモの栽培のときは、
時々畑で行き会います。
【芋日記】
先日今シーズンの干し芋作りが終わった、
薪ふかしの“ぎんさん”の家です。
カマドの掃除をしていました。
日本酒造りの甑倒しのようだと思いました。
蒸かし自体は、1週間ほど前に終わっていましたが、
その後の雨で骨休み、また、蒸かしが終わっても、
干し場には仕上がる干し芋が並んでいますから、
片付けは少しずつといった感じで進んでいました。
始める時とは違い、
終わってしまえば急ぐこともないですしね。
【芋日記】
大きく育ちすぎた有機安納芋を、
有機干し芋の原料に使えるか?
という依頼を受けて、年末に一度加工しました。
品質も上々で、加工も問題なしの返答をしたのですが、
今回は、前回よりも、原料としては二級品で試してみて、
との依頼でした。
結論から言えば、
使えないことはないけれど、
製品率はかなり落ちる結果です。
原料段階、加工段階、仕上がった後、
どの段階でも製品にならないものがでてきます。
大雑把な感覚でも、1回目の原料の半分しか製品になりませんでした。
当たり前といえばそれまでですが、
自社の有機干し芋も原料が良いものは、
最終段階でも、物が違う仕上がりになりますから。
【芋日記】
年明けの20日すぎあたりは干し芋農家のほしいもが
そろって仕入れする時期です。
ただこの時期になると、
そろそろ干し芋作りが終わる農家が出てきます。
しかし生産が終了しても、1週間は干し場に干し芋があります。
だから、この時期が農家回りの最盛期になります。
回る軒数が多いと貰い物も多いということで、
今回も、
和菓子、洋菓子、果物、ビールと、
満遍なく色々なものを頂きました。
【芋日記】
干し芋作りは、普通の農家からすると農閑期にできる仕事です。
昔の話、多分戦後間もない頃の話だと、
干し芋農家ではない農家が農閑期の仕事として
干し芋作りを望んだそうです。
その後、農業従事者が減り、それはなくなりました。
今は、近所の主婦の方等がパートやアルバイトで
干し芋作り応援をみかけるようになっています。
【芋日記】
晴天続きから一転雨が続いて、
最後は雪でした。
それが天候回復の合図で、
今朝からまた晴れが続きそうです。
幸い大雪にはなりませんでしたから、
干し場回りの雪さえ融ければ、
干し芋は乾きはじめます。
【芋日記】
昨日に引き続き信義さんの庭先です。
近くに漬物樽に水が張ってあり、
そこにできた厚い氷でした。
その水は薪ふかしの釜に足す水です。
その脇では明日蒸かすための蒔き割りをしていました。
ボイラーと違い、色々とやることがあるのが、薪ふかしです。
【芋日記】
一昨日薪ふかしのぎんさんが、
今シーズンの干し芋作り終了。
もう一軒の薪ふかしの信義さんに
「残りは」と尋ねたら、
「あと少し」とのこと。
とは言いながら、信義さんのあと少しはあてになりません。
原料芋の保管場所を見ると、
1月中は蒸かす芋がありそうです。
【芋日記】