2012年01月
出張でした
先週末から今週初めは、干し芋産地でした。
そしてすぐに、神戸・淡路島へ出張。
その間、干し芋産地の天気が良いのと、
今が生産ピークなので、
「干し芋できたよ」の干し芋農家からのラブコールがたくさんきて、
産地へとんぼ返り。
忙しく農家回りした翌日は雨。
淡路島で撮った写真をみると、
今週とは思えません。
めまぐるしい1週間でした。
追伸
今日は「大寒」です。二十四節気更新しました。
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干し芋のタツマ
二十四節気「大寒」の直接ページはこちら
大寒
【いもたつLife】
ひさびさの雨
12月の初旬に確か降って以来の
ほしいも産地での雨です。
今朝の気温が高いために雪ではありませんでした。
時折風も強く、
大荒れにならなければ良いのですが。
雨が欲しい欲しいと思っていたので、
ほしいも農家は今回の雨は歓迎です。
そして、12月からの干し芋作業でだいぶ疲れているので、
ここいらで骨休みです。
【芋日記】
茨城は広い
ほしいも産地に通っていて思うことの一つは、広いことです。
ほしいも農家の住まいがまず広い。
そしてスーパーやコンビニの駐車場も。
JR水戸駅よりも上野よりに内原駅がありますが、
ここから“どでかいショッピングセンター”が見えます。
機会がありちょっと立ち寄りました。
とにかく広い。
今回は映画を観に寄っただけですが、
一度一回りしてみたいと思っています。
一日がかりでしょう。
【いもたつLife】
アパートの鍵貸します 1960米 ビリー・ワイルダー
ラストはハッピーエンドだろうという流れですが、
最後の最後までひっぱります。
多くの小道具や伏線と練られた脚本で、
最後まで惹き付けてくれます。
名作のカンバンは伊達ではありません。
基本はラブコメディですが、
サラリーマン社会へに風刺や、
安易な生き方への皮肉も込められています。
主演二人は不器用です。
その二人が成長して終わります。
娯楽映画の王道でした。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】
エンディングノート 2011日 砂田麻美
皮肉にも、定年になり、
これから夫婦が楽しめるということになった途端に、
末期がんの宣告をされた主人公のドキュメンタリーです。
撮影、編集、監督が主人公の次女で、
かなり前からたくさん、常に家族を撮影していた、
そして主人公自らも、かなり古くからフィルムを残していたので、
その膨大な時間の流れの記録がちりばめられた
素晴らしいドキュメンタリーです。
映画の骨子は、
末期がんの発見から葬儀までの半年を追っていくというものです。
重いテーマですが、淡々とユーモアを交えて進みます。
そこには、高度成長を支えていたサラリーマンの姿や、
それを支える家族像があります。
そして監督は(娘である以上に)
主人公のキャラクターを観察、わかっていて、
映画としてみせる仕上がりにしています。
ドキュメンタリーならではの味わいが深く、自然に描かれた映画です。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】
戦争は終わった 1966仏/瑞 アラン・レネ
スペイン内戦の終了後25年経っても、
革命活動をしているのが主人公です。
活動の場面があるわけでもなく、
25年活動を続けた男の内面が描かれています。
主人公は革命に疲れてしまった男です。
また、彼の妻も同じ様子です。
それと対比するかのように、若い革命家達も登場します。
きっと彼らは主人公の25年前なのでしょう。
この若者達も同じ道を歩むのか。
そして彼はこのままなのか。
そんなことをイメージさせる映画です。
一人の男の行動を静かに追うドキュメンタリーのようです。
野心はあるけれど閉塞してしまっている状況と、気持ちを、
イブ・モンタンが渋い演技で現します。
彼の妻と、若い革命家の女性とのラブロマンスがありますが、
それも革命という絆があるからです。
特殊な環境に身をおく人達ですが、
題名が示すように一度起きた戦争は終わりがなく、
見えないところで広がることを暗示させます。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】
パカ
サツマイモのデンプンが糖に変わった甘さが
干し芋の甘さです。
だから糖に変わってから蒸かせば甘い干し芋に仕上がるのですが、
サツマイモ個々によって糖に変わりやすい、変わりづらい、
があるので厄介です。
今蒸かしているのは、糖に変わりづらいサツマイモ
だったので、製品にならないものができてしまっています。
写真の白い部分です。
干し芋産地では「パカ」と呼んでいます。
【芋日記】
薪ふかし玉乙女
昨日から、今年の「薪ふかし干し芋」の出荷がはじまりました。
その薪ふかし農家の信義さんが、
めずらしく、玉乙女を蒸かしています。
ここ数日玉乙女をやっていたので、
干し場に並んでいました。
追伸
前述しましたが昨日、「薪ふかし干し芋」販売開始しました。
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薪ふかし干し芋2012
【芋日記】
EMモチ杵つき
親しい干し芋農家で、EM農法で稲作をしている農家があります。
コシヒカリとマンゲツモチを作っています。
タツマのお客様から大絶賛されているのが、
マンゲツモチの「のし餅」で、
年末はたくさんのご注文を毎年頂きます。
今回は、その生産している農家が杵つきで搗いた餅をもらいました。
餅っこでもキメが細かい伸びる餅になりますが、
杵つきはそれ以上にキメ細かい、綺麗な餅でした。
【芋日記】
畑によって
同じ苗で、同じ時期に植えて、
同じように除草して、
収穫前に同じように芋虫に葉っぱを食われても、
ぜんぜん違うサツマイモが育ちます。
畑によって。
ここが農業の難しいところです。
今回も畑が変わると、保管中の傷み具合が全く違います。
この畑は傷みが早いサツマイモでした。
干し芋加工も加味して、今シーズンの春からの作付けを決めていきます。
【芋日記】