雪です
静かな朝になりました。
晴れが続かないことと共に、
ここのところ、朝になると鳥の声が
聞こえるようになってきていて、
そこでも季節の変化を感じていたのですが、
今朝はお休みです。
だいぶ干し芋の蒸かしが終わっているのですが、
まだ蒸かすサツマイモが残っている農家は、
今日からしばらく雪(雨)・曇りが続く天候は、
恨めしいばかりです。
【芋日記】
静かな朝になりました。
晴れが続かないことと共に、
ここのところ、朝になると鳥の声が
聞こえるようになってきていて、
そこでも季節の変化を感じていたのですが、
今朝はお休みです。
だいぶ干し芋の蒸かしが終わっているのですが、
まだ蒸かすサツマイモが残っている農家は、
今日からしばらく雪(雨)・曇りが続く天候は、
恨めしいばかりです。
【芋日記】
「この綺麗な赤いバラの花は何故咲いているのだろう?」
という何故の丘から始まり、
何故の丘に一回りして終わります。
人は目の前に起こる事象にその訳を知りたがります。
だから進歩したのですが、
何故知りたいのかは、わからないことを恐怖と感じるからです。
一回りした時、
赤いバラだけではなく、すべての存在を実感します。
名もない、何を成しえたわけではない人達への
エールでもありました。
たくさんの見どころがある演劇です。
劇中劇は可笑しく、
悪役の継母は、他人事とは思えない役です。
「少女と悪魔と風車小屋」と同じくモノクロと、
光と闇の演出で、真っ赤なバラは真っ白です。
大きさも変わります。
観客が色付けして、性格付けして観ることを促すようです。
一度だけでは味わえない奥が深い、
凝った演劇です。
【いもたつLife】
父は弱くて優柔不断、
母は疑心、
娘は強さと希望、
王は?庭師は?
悪魔は潜んでいる心です。
子供に聞かせる時は、
正直にや良き心でや、
人を恨んではいけません。
になるのでしょうが、
それを頭で知る大人は(私は)
娘の姿をもっと真摯に受け止める必要がありそうです。
演劇の進行は闇と光です。
幕間のように闇が訪れます。
闇の長さと音楽は、娘の憂鬱の程度を現します。
娘はたとえ悪魔が引き金であっても、
両親にも夫にも捨てられます。
両手がないまま孤独の森にほとんど生きることになります。
たった一人で解決する姿が印象的です。
人生は孤独。この上に愛する人や
家族がもしかしたら支えてくれる。
これが健全ということなのです。
【いもたつLife】
定温倉庫には、ほしいも加工用のサツマイモと、
種芋が保管してあります。
有機認証での重要事項のひとつに、
区分管理という考えがあります。
有機品と一般品を明確に区分するということです。
自社の有機農園では、
有機加工用のサツマイモはコンテナに、
種芋は米の紙袋で保管することで明確に区分しています。
(米の紙袋は有機玄米の空き袋です)
定温倉庫にはコンテナはありません。
最後の加工用の有機サツマイモは、
有機干し芋加工場に持ち出しました。
それを蒸かせば(仕上げれば)
今シーズンの加工は終了です。
【芋日記】
最後の丸干し芋が雨よけの
ビニールハウス下に並んでいるだけです。
その回りの干し場はすっかり片付きました。
この農家はほとんど「いずみ種」を作っている農家です。
今シーズンも美味しい
いずみ干し芋をタツマのために作ってくれました。
ありがとうございました。
【芋日記】
手造り自家製味噌を造っていますが、
今年は、タツマのお米の仕入先の
山形県東置賜郡川西町産の有機大豆を使いました。
この大豆もとても美味しい良い大豆ですが、
大豆も自家製にしてみたいとも考えています。
田んぼで自然農の稲作を今年から試すのですが、
大豆も作ってみようと思っています。
農業の先生であり友人に相談したところ、
自然農で大豆を作るのなら、
その土地で採った種が良いとのこと。
環境にあった優良な品種になるようです。
話は変わりますが、
有機干し芋の種芋も、一般の干し芋農家も
自家種を継承しています。
それによって昔よりも、
甘みが強い干し芋にあったサツマイモになってきていると、
高齢の農家が言っていたことを思い出しました。
【新農耕民族の挑戦】
私の農業の先生で、友人でもある方が、
自然農をやっているのですが、
空いた田んぼで自然農をやってみない?
と誘われています。
とりあえず数人でこの田んぼを春から栽培します。
どんなお米ができるでしょうか。
【新農耕民族の挑戦】
茨城県ひたちなか市のJRの駅は、
ひたちなか市駅ではなく勝田駅です。
合併前のままの名称です。
その勝田駅から海へ向けて、干し芋産地に向かっているのが、
ひたち海浜鉄道湊線です。
海沿いの駅から、干し芋産地沿いに海岸線を北上します。
この鉄道が走るところは、主に田んぼです。
その田んぼから高い所が干し芋のサツマイモ畑です。
産地内を通っているので、
毎日毎日、この線路を何度も横切ります。
【芋日記】
ほしいも加工の一番最初は、
保管庫から出してきたサツマイモの、
洗浄と選別です。
選別は、傷みがあるものを取り除きながら、
大、中、小に分けていきます。
色々な方法がありますが、
極めつけはこれ。
ベルトでサツマイモを上げて、
洗浄した後、大、中、小に選別してくれます。
【芋日記】
夫婦二人の、小さな干し芋農家とのお付き合いも多いですが、
数人の人を雇って、企業的に干し芋の加工をしている農家もあります。
タツマの有機農園もそのタイプですが、
ベテラン農家は、一日の加工量が格段に多いです。
ひとつひとつの作業が、鮮やかです。
(夫婦二人の農家もそうですが)
何十年という積み重ねを目の当たりにします。
【芋日記】