要望に応えて
有機安納芋の干し芋が好評なので、
作付けを増やしました。
シーズンスタートでまず作り、
暮れから年始、そして今までと、たくさん作っています。
追伸
1/10に、1月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。
今月のお宝ほしいもは、“芝川産兼六人参ほしいも”です。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
毎月お届けの「今月のお宝ほしいも」の直接ページはこちら
今月のお宝ほしいも
【芋日記】
有機安納芋の干し芋が好評なので、
作付けを増やしました。
シーズンスタートでまず作り、
暮れから年始、そして今までと、たくさん作っています。
追伸
1/10に、1月の「毎月お届け干し芋」出荷しました。
今月のお宝ほしいもは、“芝川産兼六人参ほしいも”です。
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今月のお宝ほしいも
【芋日記】
今年の新商品の「紅はるか大判」が仕上がりました。
年末に蒸かしたので、平ほしいもの約2倍の時間、2週間で仕上がりました。
厚切り芋との相性も良い紅はるかで、予想以上の出来栄えでした。
【芋日記】
親しい農家の庭先、干し場に設置してあるトレーラーです。
倉庫代わりに使っています。
箱自体は安いのですが、
思うところに設置するのが大変でお金も掛かったようです。
【芋日記】
干し芋農家の中でも一番生産量が多い業者の芋洗いです。
洗うところから大きさ別の選別まで全自動です。
当日分から翌日分まで一日中芋洗いしています。
【芋日記】
年始の挨拶を兼ねて、年末年始に仕上がった干し芋を
昨日から集荷をはじめました。
今日からは、蒸かす準備で、明日蒸かしはじめです。
干し場はお正月休みの間乾かしておける、
丸干し芋と厚切り芋が並んでいます。
【芋日記】
淡々と腕利きの殺し屋の仕事ぶりと、
それを追い詰める有能な警視を映します。
両者の、共に事に至るまでを丁寧に時間をかけて描写していて、
ロベール・ブレッソンのような雰囲気です。
用意周到、念入りに準備する殺し屋は、
イレギュラーにも対応出来て、
また人たらしの魅力も備えています。
サイコパス的な、女も男も惹きつける不気味さもあります。
対する警視も天晴れで、
任務のためなら政府の要人さえも利用、容赦ない仕事ぶりです。
二人の鍔迫り合いに魅入ります。
最後の最後に顔を合わせて決着が付きますが、世間には何もしれない現実を提示する所も好感です。
ちょっと話をなぞった感じや、
殺し屋の危機の落ち方が気になりましたが、
楽しめた映画でした。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】
明治末の日本の上流階級が舞台です。原作は夏目漱石です。
男が3名、女が3名、性格が全然違う者達の恋愛模様ですが、
時代が生んだ個性の違いを強調しています。
新しい時代を現す者と古い時代観のままの者が織り成す物語で、
普遍的な人間模様です。
女性3名の行方が気になる映画です。
先進的な考えの藤尾、美も教養もありますが支配したい性格で憎まれっ子役です。
健気な役の小夜子、自分は影で良いという古風な女性役です。
明るくて素直な糸子、小夜子ほど古風ではありませんが、
小夜子同様に幸せになって欲しいと思わせます。
この3人、悪役藤尾、と良い役の小夜子と糸子という構図で、
男3人とその他の登場人物も悪役、良い役に分かれています。
観る者は当然ですが、不幸になりかける良い役達が救われるかに注目します。
でも物語はあまりにも悪役に仕打ちをします。
(藤尾とその母で母も結構な曲者でした)
そこまで仕打ちされるほどの悪ではないだろう。という感覚ですし、
この悪役二人の次の悪(小野)はお咎めなしです。
そこまで断罪するのは、夏目漱石が、
表層ではない人間が持つ本心を嫌悪したからなのでしょう。
藤尾は美貌と教養と金があることで自分は特別な存在、優れていると酔っていました。
藤尾の母も、決して自分を汚さないで、人を操作して欲しいものを得るということに徹していました。
小野も同罪でしたが、悔い改めたことで断罪されません。
漱石は自分で作り出した人物を自分で断罪しました。
一人は救いました。
彼が見ていた当時の日本の姿で、彼が予測したその後の日本が描かれていたのかもしれないと思いながらの鑑賞でした。
男(私達)の願望を醒めた目で描いた作品のようです。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】
ブレがない映画です。
ロベール・ブレッソン独特の演技がない映画は、引き込まれます。
ワンシーンの意味を深く追ってしまいます。
物語は単純です。
一年前にパリのポンヌフで再会を約束したカップルがいて、
待つ女(マルト)も下に男が現れません。
マルトが自殺を決意した所に、通りがかったのが主人公ジャックです。
当然自殺を思いとどめます。
そこからのジャックの悲恋物語です。
ジャックの日々を語り、マルトの過去を語り、
二人が惹かれていく様を語るのですが、
そのすべてのシーンが思わせぶりです。
説明は最小限、観る者が汲み取るかです。
説明は最小限ですが、設定はわかりやすいので、
ミスリードされるようなことはありません。
それだけに、シーンの意味を探りたくなるのですが。
物語の骨子は、「古今東西、愚かな男が存在する」になり、
男として思い当たることが一杯ですが、
この映画は女心の表現が出色だと感じました。
マルトの仕草と台詞は一見単なる我侭娘ですが、
一線を越える越えないで揺れる彼女の心を映します。
ラスト、主人公は結局良い夢を見た。で終わるのですが、
打たれ強いのか、鈍感なのか、すぐに忘れてしまうのか、
日常に戻ります。
観客を映画から平常に戻すように。
【銀幕倶楽部の落ちこぼれ】